Twitterデータ活用ビジネス拡大のため日立とのパートナーシップ契約を締結

サービスインフォメーション

2019年7月23日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、Twitterデータを利用したシステムインテグレーション(SI)事業の市場拡大を加速させるため、株式会社日立製作所(以下:日立)とパートナーシップ契約を締結しました。2018年の日本電気株式会社(以下:NEC)に続き、2社目のパートナーとなります。

NTTデータの提供するTwitter全量データおよび言語解析技術を、日立とのパートナーシップに基づき、より広いお客さまに提供することができるようになります。さらに、Twitterデータに日立の言語解析技術や画像認識技術などを組み合わせることで、より付加価値の高いシステム構築やサービスを提供することが可能となります。

また、Twitter社の無償提供のAPIが廃止される方向性を踏まえ、NTTデータは公式かつ商用利用に適したデータの提供により、健全性の高いデータ活用の促進、市場の拡大を目指します。

今後NTTデータは、より多くのパートナーの獲得および商用利用に適したTwitterデータ利用を促進することでデータ活用の市場を拡大し、お客さまの企業活動に貢献するシステムやソリューションを提供していきます。

背景および概要

近年、Twitterをはじめとするソーシャルメディア分析・活用の需要は拡大を続けています。NTTデータは国内におけるTwitterデータ活用の市場を広げるため、2017年11月より「SIerパートナーシップ制度」注1を開始しました。この制度は、パートナー企業から、お客さまの要件や案件の特性に合わせてTwitterデータを組み込んだサービスを構築し、提供できる仕組みです。2018年10月には、パートナー企業としてNECとの契約を締結し注2、今回市場のさらなる拡大を目指し2社目となるパートナー企業として日立との契約を締結しました。

日立との取り組みについて

日立は、2018年10月より、SNSなどのメディア情報やブログ・口コミ情報などから、企業や商品に対して抱かれている感情を高精度に分析する「感性分析サービス」注3を提供開始するなど、SNSデータを活用して企業のビジネスに貢献するサービスの検討・開発を進めています。今回のNTTデータとのパートナーシップ契約により、Twitterデータ取得から分析まで、トータルでサポートできます注4。感性分析サービスなどの日立が持つ言語処理技術と画像解析技術に、Twitterデータを組み合わせて、さまざまな業種・業態のお客さまへサービス・ソリューションとして新たな価値を提供することで、お客さまの企業活動にタイムリーに対応していきます。

図:パートナーシップイメージ

今後について

今後、NTTデータは、商用利用に適したTwitterデータを活用する市場のさらなる拡大、およびより多くのパートナーを獲得することで、お客さまの企業活動に貢献できるシステムやソリューションの開発を推進し、関連ソリューションを含めて、2020年度末までに累計50億円の売り上げを目指します。

注釈

  • 本取り組みにおいて活用の対象となるTwitter全量データは、Twitterアカウントの所有者が個人の意思で公開している情報のみが取得可能であり、それ以上の情報は取得・分析できません。また、あらゆる分析、データの提供に際しても、個人の特定や、個人情報を紐づけるための追加の情報収集・解析、および個人を特定できるような形でのデータ追跡などは、一切行うことはできません。
  • 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
ITサービス・ペイメント事業本部
SDDX事業部
マーケティングデザイン統括部
デジタルマーケティング担当
尾崎、伊東
TEL:050-5546-9092