生命保険業界向けデジタルオファリング「GIDP™」を北米・欧州地域向けに提供
2021年9月30日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は生命保険業界向けの新しいグローバルデジタルオファリング「GIDP™」(Global Insurance Digital Platform)を北米、欧州地域向けに提供します。GIDPでは、NTTデータが生命保険業界の企業にDigital BPaaS(Business Process as a Service)の導入から運用までを支援します。お客さまに最適なさまざまな機能・サービス・ソリューションを組み合わせ、コンサルティングからデジタルプラットフォームの導入、BPO移行・運用までを一貫して提供します。利用企業は顧客満足度の向上や業務自動化、コスト削減などさまざまな課題を解決できます。
背景
保険業界では長期的に低金利と資本規制強化が続き、クローズドブロック(売り止め保険商品)売買が広がりを見せています。生命保険業界向けBPO市場は継続的な規模の拡大が見込まれており、先行する米国と英国からヨーロッパへのサービスの展開が期待されています。
NTTデータでは、2018年に設置したデジタル専門組織「DSO(Digital Strategy Office)」が重点領域への積極的な投資によりグローバルでソリューションやサービスを作り出しています。その重点領域の1つである保険領域では、新たな取り組みの一つとして、生命保険業界向けBPOで実績を持つ北米でのノウハウや自社・サードパーティーアセットによるクラウドベースのデジタルプラットフォームを組み合わせて、グローバルデジタルオファリング「GIDP」を展開していきます。
概要(特長)
「GIDP」は、生保業界向けの新しいグローバルデジタルオファリングです。主に北米、欧州地域向けに、Digital BPaaSを提供します。BPaaSとは、一般的に、BPOによる業務オペレーションとSaaS(Software as a Service)によるシステム導入・運用を一緒に提供するサービスのことです。
GIDPでは、NTTデータがお客さまに最適なさまざまな機能・サービス・ソリューションを組み合わせ、コンサルティングからデジタルプラットフォームの導入、BPO移行・運用まで一貫して提供します。企業は顧客満足度の向上や業務自動化、コスト削減など、さまざまな課題を解決できます。デジタルプラットフォームを導入することで、レガシーモダナイゼーションができるほか、データアナリティクスの導入、移行リスクの低減などが可能になります。
図:GIDPのイメージ
NTTデータがグローバルや各地域のパートナーとエコシステムを構築することにより、企業のバリューチェーン全体に対し、各地域でさまざまなカスタマイズができるソリューションを提供し、お客さまのデジタル変革とUXの向上を支援します。
ウェブサイトは以下のリンクを参照ください。
GIDP(英語サイト):https://us.nttdata.com/en/industries/insurance/digital-platforms-for-life-and-annuity
NTT DATA’s Global Insurance(英語サイト):https://insurance.nttdata.com/
今後について
NTTデータは「GIDP」を、現在のターゲットである北米や欧州だけでなく、南米などのその他地域に対しても提供を予定しています。お客さまのデジタル変革をサポートし、ビジネスチャンスの多様化やビジネスサイクルの迅速化が進む市場環境におけるお客さまの競争優位性の確保を支援します。
注釈
- 「GIDP」およびロゴ画像は株式会社NTTデータの商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
グローバルマーケティング本部
グローバルアカウント&インダストリー担当
田淵、宮西
E-mail:global-marketing@kits.nttdata.co.jp