共同利用型県税クラウドサービスの岩手県への導入が決定

サービスインフォメーション

2022年3月16日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が提供する、共同利用型の県税クラウドサービス「pre’xco®」(読み:プレコ、以下:pre’xco)の岩手県への導入が決定し、2024年10月より利用開始予定です。
pre’xcoは、自動車税などの県向け税務業務におけるトータルコスト削減、業務標準化などを実現するノンカスタマイズで導入可能なクラウドサービスです。2022年1月に徳島県でサービス提供を開始しているほか、愛媛県、高知県、熊本県、茨城県が導入を決定しています注1。今回、pre’xcoによるシステム共同利用や最適な税務事務フローの提供等が、岩手県の税務業務の向上に寄与するとして導入が決定しました。
今後もNTTデータは、県向け税務業務の負担削減とデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進を目指し、pre’xcoのさらなる展開とサービスの拡充を進めます。

背景

岩手県では、40年近く個別に構築した県税システムの運用を行っていましたが、度重なる制度改正に伴うシステム改修により、システム全体が複雑化・肥大化し、手作業による事務処理の煩雑化が課題となっていました。また、岩手県は、令和2年に総務省によって策定された自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画注2を踏まえ、自治体情報システムや業務プロセスの標準化、事務の効率化を進めています。
NTTデータのpre’xcoによるシステム共同利用や業務プロセスの標準化、最適な税務事務フローの提供等による事務の効率化、職員の負担軽減の実現が、岩手県の方針に合致していること、また県税システムの抱える課題解決に寄与していることが評価され、本サービスが採用されることとなりました。

pre’xcoについて

pre’xcoは、自動車税などの県向け税務業務におけるトータルコスト削減、業務標準化などを実現する、ノンカスタマイズで導入可能なクラウドサービスです。デジタルガバメントの潮流を踏まえた本サービスを共同利用型で提供することで、導入、運用保守、および毎年の税制改正にかかるコストが低減されます。また、最新技術の適用や外部サービスとの連携により、段階的にサービスの拡張を行っていきます。さらに、本サービスの利用者同士のコミュニティー(情報共有や相互支援の場)を形成することで、日々の業務での課題などを共有・解決できるような仕組みも提供します。
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/prefectural_tax_cloud_service/

サービス利用団体

2022年1月より、徳島県でサービス提供を開始しています。

県名サービス提供開始時期
徳島県2022年1月

サービス利用開始時期

愛媛県、高知県、熊本県、茨城県、岩手県で、導入を決定しています。

県名サービス提供開始時期
愛媛県2022年10月
高知県2023年1月
熊本県2023年1月
茨城県2024年10月
岩手県2024年10月

今後について

NTTデータは今後、pre’xcoの利用団体数を増やし、県向け税務業務のDXを推進することで、スマート行政の実現に貢献していきます。

注釈

  • 「pre’xco」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
社会基盤ソリューション事業本部
デジタルコミュニティ事業部
第一ビジネス統括部
第一営業担当
木下、標、松本
TEL:050-5546-9738

- NTTデータは、「これから」を描き、その実現に向け進み続けます -