新入社員育成の取り組みが、厚生労働省後援の日本の人事部「HRアワード2023」に入賞

トピックス

2023年7月10日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)の新入社員育成の取り組みが、日本の人事部「HRアワード」運営委員会が主催する「HRアワード2023」の企業人事部門に入賞しました。このアワードは厚労省が後援しているもので、人と組織の取り組みを評価する表彰制度では日本で最も権威ある賞の一つです。今回、NTTデータの法人分野における新入社員育成の取り組み『Z世代の才能を引き出す「共創型OJT」』が評価され入賞に至りました。

入賞の詳細:https://jinjibu.jp/hr-award/prize.php#1-3

日本の人事部「HRアワード」とは

人・組織に関する取り組みを対象にした表彰制度です。優れた取り組みを表彰することによって人事パーソンに新たな知見やノウハウを共有し、全国の企業の発展につなげていくことを目指しています。最優秀賞・優秀賞は、全国の『日本の人事部』正会員による投票で決定します。2023年で12回目を迎え、公正な運営方法と人事パーソンが選考に携わる納得感から、日本においてHR関連で最も権威ある賞の一つとして、多くの人事に支持されています。
「HRアワード」公式サイト:https://jinjibu.jp/hr-award/

『Z世代の才能を引き出す「共創型OJT」』による新入社員育成とは

「共創型OJT」は、社会やお客さまに対して新たな価値を創造できる人材の育成を目指し、新入社員が主体的アプローチで課題に取り組むプログラムです。マイクロマネジメントをせずに、新入社員たちがWhat(何をするか)からHow(やり方)までを自分たちで考え、実現に必要な知識やスキルを適宜自学自習し、試行錯誤しながら形にしていくという育成スタイルで、以下2つの育成プログラムを実施しています。

(1)DX人材の早期育成を実現する育成プログラム「デジタル特区」

アジャイルエンジニアとサービスデザイナーを早期育成する2年間の育成プログラムとして2020年に開始しました。「デジタル特区」は既存の社員や組織とは切り離された新入社員のみのチームで構成され、新入社員チームが経験を通じて学習することを基本としています。
また、一流のアジャイルエンジニアやDX領域のコンサルタントと共創するというプロフェッショナルからの学習機会も設けています。

(2)主体性とキャリア自律を育む「e2e(エンドツーエンド)価値創出プログラム」(2022年までは「本部内インターンシップ」として実施)

新入社員チームが、各組織で用意されたジョブ(業務ミッション)に取り組んでいく1年間の育成プログラムで、2021年に開始しました。複数の組織を渡り歩いてさまざまな経験をすることで、幅広い視点で自身のキャリア観を醸成し、キャリア自律の入り口に立つことをねらいとしています。
各組織で用意するジョブは「顧客理解」「チームワーク」「主体性」を育める性質のものをデザインしています。
1年間のプログラムを通じて自分のやりたい仕事が見えてきた2年目に、本人の希望や特性を鑑みたうえで、基本的には希望通りの配属を行っています。

共創型OJTにより、「金銭」や「安定」よりも「挑戦」や「創造」をモチベーションリソース(仕事を行う上での原動力)とする若手社員が増加したうえ、仕事のスキル・マインド共に従前に比べ良好な結果となりました。実験的に30人規模で開始した施策でしたが、2023年度は100人規模に拡大しています。

参考

2023年7月10日より「HRアワード」公式サイトにて、最優秀賞・優秀賞候補を選出する投票受け付けが始まりました。『Z世代の才能を引き出す「共創型OJT」による新入社員育成』を応援いただける方は、ぜひご投票ください。
投票はこちら:https://jinjibu.jp/gfrm/eventEnquete/award-23-0001/form/
取り組み詳細:https://jinjibu.jp/hr-award/prize.php#1-3

お問い合わせ先

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HR担当:矢野忠則
E-mail:tadanori.yano@nttdata.com