金融X非金融の事業領域を開拓し、金融機関のスマートフォンアプリの提供価値を高める「ミニアプリプラットフォーム™」を提供

背景

多くの金融機関では、非対面サービス強化の一環で金融機関アプリの機能を充実させています。これにより利用者は順調に増えてきており、次のステップとして日常的な利用を目指した取り組みを進めています。NTTデータは、従来型の金融機関の枠を超えた地方創生や利用者の生活を豊かにするサービスを金融機関アプリ上で提供することが方策のひとつになると考え、ミニアプリプラットフォームの提供を開始します。

概要・特長

ミニアプリとは、スマートフォンアプリ内で動作するスマートフォンアプリ本体の機能から独立した小規模なアプリケーションです。
ミニアプリプラットフォームは、ミニアプリの特性を利用して、金融機関が既存機能の安全性を確保したまま、利用者の生活に寄り添った新しいサービスをこれまでより迅速に届けられる基盤サービスです。スマートフォンアプリ本体開発とは切り離された環境で開発・配信する仕組みを備えることで、既存機能への影響を最小限にしつつ新たな機能の拡張がしやすくなります。周辺金融や非金融などのさまざまな事業者がサービスをミニアプリとして開発して金融機関アプリで提供することが可能であり、金融機関は新たな事業領域の開拓が実現しやすくなります。
また、NTTデータが共同利用型のプラットフォームとしてミニアプリを開発する仕組みを提供することで、従来よりもコストを抑えて導入することが可能です。将来的には、金融機関が内製したミニアプリを他の金融機関アプリへ提供することにより金融機関の新たな収益源の獲得にも貢献します。

図：金融機関（自社）から見た「ミニアプリプラットフォーム™」の価値

今後について

今後、NTTデータはMy PalleteなどNTTデータが提供する各種アプリをはじめ、金融機関が提供するスマホアプリにも本プラットフォームを提供することで、5年で100億円のミニアプリプラットフォーム経済圏の形成を目指すとともに、日本の金融×非金融サービス領域での価値創出を支援します。