沖縄市と「引越し手続きのワンストップ化の推進に関する協定」を締結

背景

沖縄市では、多様なライフスタイルへの対応や市民サービスの向上を目的に、官民連携による引越し手続オンラインサービスの沖縄エリアでの活用について検討してきました。

NTTデータは、パーソナルデータ流通プラットフォーム「BizMINT」^注2と、マイナンバーカードで本人確認・電子署名を行う「BizPICO^®」^注3を活用し、引越しポータルサイトで入力された情報を提携する民間事業者へ連携、同時にマイナポータル^注4のAPIを通じて自治体とも連携することで引越し手続きの簡略化を実現する「BizMINT引越」を提供しています。
沖縄エリアにおいては、かねてよりNTTデータ九州が主体となり、沖縄市との協業および本サービスの普及促進に向けた取り組みを進めてきました。

2024年7月19日、市民の利便性向上のため、沖縄市におけるマイナンバーカード活用のファーストユースケースとして、沖縄エリアでの引越し手続オンラインサービスの実現を企図する沖縄市、NTTデータ、NTTデータ九州の三者で「引越し手続きのワンストップ化の推進に関する協定」を締結しました。

サービス概要

本サービスを介してマイナポータルとの連携が可能となるため、申請者は引越しポータルサイトに住所などの情報を入力することで、自治体への申請（転出届、転入・転居予定の連絡）と同時に、「BizMINT」と提携する民間の受け手事業者への申請が可能となります。
申請データの連携にあたっては、必ず利用者本人から同意を取得し、また、本人確認サービス「BizPICO」を用いて、公的個人認証サービス^注5を活用した厳格な本人確認を行うため、受け手事業者へ真正性の高い情報を提供します。

図：「BizMINT引越」サービス概要

サービスの特長

今後について

NTTデータとNTTデータ九州は、沖縄エリアにおける引越し手続オンラインサービスの展開に向けて、沖縄市と連携して受け手事業者向けの共同検討会を開催し、2024年中にサービスを開始する予定です。また将来的には、引越し手続きに限らず、マイナンバーカードを活用した新たなユースケースの検討も行います^注6。