日本損害保険協会に損保一般試験の教育テキストデジタル化サービスを提供開始

~受験者の利便性向上やペーパーレス化を推進~

トピックス

2024年7月30日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、2024年7月23日より一般社団法人日本損害保険協会(以下、日本損害保険協会)に対し、損害保険募集人一般試験(以下、損保一般試験)の受験者向け教育テキストのデジタル化サービスの提供を開始しました。本サービスでは、NTTデータがデジタル化したテキストの閲覧環境(以下、デジタルテキスト)の構築・運用を行い、コンテンツの制作については大日本印刷株式会社が行っています。
これまでの損保一般試験では、紙冊子の教育テキストを全受験者(2022年度実績 約130万人)が利用してきましたが、2024年度は紙冊子とデジタルテキストの並行運用期間とし、2025年度から原則としてすべての受験者がデジタルテキストで学習することとなります。
本サービスによって、受験者の利便性・学習効果の向上に加え、年間約1,300トンの紙資源の削減が見込まれるため、環境負荷の軽減への効果も期待できます。
NTTデータは本サービスのさらなる利便性の向上を図り、日本損害保険協会とともに、募集人教育の一層の充実に貢献していきます。

背景

現在の紙冊子には、モノクロ印刷かつ文字数が多いためポイントがわかりづらいといった受験者の利便性に関する課題や、印刷・発送・保管など紙冊子特有のコストの問題があり、さらに年間約1,300トンにのぼる紙資源を使用しているため、環境への負荷も懸念されます。
これらの課題を解決するため、PC・スマートフォン・タブレットで閲覧可能な教育テキストのデジタル化を実現しました。

サービス概要・特長

本サービスは、受験者が日本損害保険協会の学習サイトからデジタルテキスト提供サイトにアクセスすることで、利用可能となります。
紙冊子のデジタル化により、以下の効果を想定しています。

  • 見やすさやわかりやすさの向上
  • 携帯性の向上(学習機会の確保)
  • 印刷・運送にかかるコストおよび事務ロードの削減
  • ペーパーレスの推進による環境負荷の削減
図:サービス提供イメージ

図:サービス提供イメージ

今後について

NTTデータは本サービスのさらなる利便性の向上を図り、日本損害保険協会とともに、募集人教育の一層の充実に貢献していきます。また、同様の課題を抱える企業・団体などに対し、紙冊子のデジタルテキスト化による課題解決の提案を行っていきます。

注釈

  • 文章中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第三金融事業本部
保険ITサービス事業部
保険ネット担当
高橋、板倉、川端
E-mail:hoken_ncounter@hml.nttdata.co.jp