ひろぎんホールディングスの全社的なデータ利活用推進を支援

背景・目的

ひろぎんホールディングスでは、「中期計画2024」において“グループ・お客さま・地域における変革への取り組み”について、DXを“戦略のドライバー”の一つとし、DXを推進するために必要な構造変革の一つに、“データ利活用”への取り組みを掲げています。「データ利活用の全社的推進および意思決定への活用」を実現するための施策として2024年6月に広島銀行において、「Tableau」を導入しました。
NTTデータはTableauパートナーとして、「Partner of the Year」（日本）を5年連続受賞しており、Tableau活用における数多くの実績の中で蓄積してきたスキルやノウハウを生かして、ひろぎんホールディングスのデータ利活用の推進を支援しました。

図：Tableauによる業務効率化と業務高度化のイメージ

Tableauを用いたデータ利活用の推進により、複数のデータをかけ合わせたさまざまな切り口でのデータの可視化や共有ができるようになります。同時に、データに基づく意思決定や判断が可能となることで、データを活用した新たな価値創造が期待できます。

取り組み内容

NTTデータはデータ利活用に関する以下3つの点の支援を行いました。2024年6月の運用開始以降安定稼働を続けており、既存システムである収益関連帳票等をTableauへ移行して経営・営業店・本店部の多くのユーザーが利用しています。

今後の取り組み方針

NTTデータは今後も、データ利活用の高度化を各種戦略の実現を支えるコア原動力として位置づけたひろぎんホールディングスが目指す姿の実現に向け、「データ利活用の全社的推進および意思決定への活用」の取り組みに加え、データ整備や人財育成、体制の構築、運営ルールの策定等の整備において支援を継続していきます。
また、デジタルサクセスプログラムおよびその一環として、Tableau技術者育成の推進や組織的なデータの分析と活用のためのコンサルティングやダッシュボードの開発、分析基盤の構築を展開することで、お客さまのデータ活用の成功を支援していきます。

NTTデータのTableau関連ビジネスとデジタルサクセスについて

NTTデータは2014年度にTableauとのパートナー契約を締結し、自社の経営ダッシュボード基盤への採用や独自のコンピテンシーセンターの設置などの取り組みを進めてきました。さらに2019年度にはSalesforceとワンストップでのサービスを提供開始するなど、積極的にビジネスを展開しています。これまでPartner of the Year, Japanを5年連続で受賞しており、2021年にはアジア太平洋地域で最もビジネスに貢献したパートナーとして表彰されました。
また、2020年度からは、Tableauを活用したデータ活用促進のコンサルティングや導入サービスの他、AI活用やデータマネジメント整備など、お客さまの企業全体のデータ活用民主化を成功させるためのノウハウ・方法論を体系化した「デジタルサクセス」プログラムを提供開始しています。