サイバーセキュリティ人材の育成貢献に対して愛知県警察より感謝状を受領

トピックス

2025年2月13日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、2025年2月12日に、愛知県警察より感謝状を贈呈されました。2014年からの当社サイバーセキュリティ部門と愛知県警察の共同研究および人材交流により、愛知県警察職員の技術力向上に大きく貢献したことによるものです。
NTTデータと愛知県警察は今後も共同研究や人材交流を続けると同時に、愛知県警察からのフィードバックを研究成果や共同研究プログラム内容の改善につなげて貢献度を高め、より安心・安全な社会の実現に寄与してまいります。

背景

NTTデータでは、2014年より愛知県警察職員を研究生として受け入れ、NTTデータ社員と共同で行う研究開発プログラム(以下、本共同研究)を実施しています。愛知県警察のサイバー犯罪捜査能力の向上や警察業務の改善を目指し、技術支援を行うことを目的としており、これまでの10年間で25名の職員を受け入れてきました。
本共同研究では、愛知県警察職員とNTTデータ社員が一体となり、研究テーマの選定、当社の有識者との意見交換、成果物の開発、検証活動などに取り組んでいます。NTTデータが培ってきた知見や技術の提供だけでなく、警察側からのインプットも取り入れ、実環境への適用を念頭に置いた相互協力を進めています。

概要

感謝状は、愛知県警察よりNTTデータに対して贈呈されました。共同研究により得られた高度な知見や技術が、警察業務へ多大な貢献をもたらしていることが感謝状の贈呈につながりました。例えば、生成AIを活用した捜査向けの業務システムに関する共同研究を行うなど、実際の捜査進展や業務環境の改善につながっています。
さらに共同研究の成果は、愛知県警察のみならず、愛知県警察を通して他の都道府県警察へも展開・活用されているものもあり、警察業務全般に広く貢献しています。また、この協力体制が10年という長期間にわたり継続していることに対しても、改めて謝意が示されました。

今後について

これまでは、研究終了後、共同研究で得られた知識、研究成果、および成果物を、愛知県警察の職員である研究生が警察内部に持ち帰り、活用するのみにとどまっていました。今後は、さらに研究成果や成果物の価値を高めるため、警察内部への適用状況や展開結果について愛知県警察からフィードバックを受け、それらを基に協力体制やテーマやプログラム内容の改善を進めていきます。
NTTデータは、セキュリティ支援で培った豊富な技術と知見を活用し、社会全体に還元することで、安心・安全な社会の実現に寄与してまいります。

注釈

  • 本プログラムは2014年5月より株式会社NTTデータ 基盤システム事業本部 セキュリティビジネス推進室にて開始し、2023年7月からはNTTデータグループの3社体制移行に伴い、株式会社NTTデータグループ 技術革新統括本部 サイバーセキュリティ技術部にて実施、2024年6月からは事業再編に伴い、株式会社NTTデータ セキュリティ&ネットワーク事業部 サイバーセキュリティ統括部にて実施している。
  • 文章中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ソリューション事業本部
セキュリティ&ネットワーク事業部
サイバーセキュリティ統括部
大串、清水、村井
E-mail:security-contact@kits.nttdata.co.jp