米シネマナウ社が持つ1,200本を越える映画の国内におけるコンテンツ配信事業の推進 〜日本におけるコンテンツ配信権をもつMDI社との間で契約締結〜
ニュースリリース/NTTデータ
2003年1月16日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータは、CinemaNow, Inc.(米国カリフォルニア州、CEO:Curt Marvis、以下シネマナウ)の映画コンテンツのインターネット配信事業について、同コンテンツの日本国内における配信権を取得しているMedia Design Institute, Inc.(米国カリフォルニア州、CEO:菅野冬樹、以下MDI)、およびNTTデータの子会社でデジタルコンテンツビジネス支援事業を行う(株)ソリッド・エクスチェンジと協力して日本国内で展開していきます。
NTTデータとMDIは、平成14年12月にMDIが持つシネマナウのコンテンツ配信権の使用を含む、国内での事業展開に関する基本契約を締結しており、シネマナウの持つコンテンツを利用したISP事業者向けのブロードバンド高品質VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス事業として、平成15年度上期の事業開始を目指します。
【事業の概要】
シネマナウの持つ1,200本を超すハリウッド映画を中心とした映画コンテンツを配信するブロードバンド高品質VODサービスとして、ISP事業者などのアクセスライン事業者に向け、ブロードバンドに対応した魅力あるサービスとして提供する予定です。MDIのサポートを元にNTTデータが事業フレームを構築し、ISP事業者向けのサービス提供・運営をソリッド・エクスチェンジが行います。
ISP事業者などは本サービスを利用することにより、国内の映画ファンをメインターゲットとしたコンシューマ向けのブロードバンド環境に適した高品質で魅力的なサービスを提供することが可能となります。
【サービスのイメージ】
・映画コンテンツのインターネット上での配信サービス
シネマナウは、ハリウッド映画を中心にインディペンデント系、インディーズ系、などの国内未公開作品からメジャー映画まで、1,200本を超す長編映画のインターネット上でのVODサービスを平成11年より米国で開始しています。同社のサービスは平成14年12月現在で会員数100万人、一ヶ月で250万以上の配信を行うなど、同様のサービスでは米国内最大規模で展開しています。
日本国内での事業開始にあたっては、シネマナウが保有するセレクションから、日本国内の映画ファンをターゲットに数百タイトルを厳選し、ADSLやFTTHなどブロードバンド回線に接続されたPCやSTB(セットトップボックス)を持つコンシューマを対象としたVODサービスとして、ソリッド・エクチェンジよりISP事業者などに対して提供を行う予定です。また、日本国内配信向けに日本語、英語対応の字幕も提供の予定です。
国内向けコンテンツのセレクションは、映画祭や批評家から高い評価を得た作品、著名俳優や監督の隠れた名作、インディーズ系スマッシュヒット作品など映画マニア垂涎の国内未公開映画を中心に、メジャー映画まで幅広いジャンルから選び抜かれたラインナップから構成される予定です。
サービス提供にあたってはISP事業者などアクセスライン事業者と連携する事で高品質な映像サービスを安定したネットワーク環境で提供する方針です。
【各社の位置付け】
ブロードバンドの普及により、インターネット上でのデジタルコンテンツ流通ビジネスは平成18年度には数千億円規模に達すると予測されています。NTTデータは、今回の事業をブロードバンド時代における魅力的なコンテンツサービスと捉えており、MDIやソリッド・エクスチェンジと協力して、コンシューマへのサービス提供を行うISP事業者などのアクセスライン事業者を獲得し、平成15年度上期でのサービスの開始を目指します。
CinemaNow, Inc.について
IP配信を利用したVODサービス企業。会員数は100万人、月に250万以上のトラフィックと全米最大の規模を誇る。映画をIP配信を利用したVODサービス企業。会員数は100万人、月に250万以上のトラフィックと全米最大の規模を誇る。映画を中心にスポーツや音楽など1000以上のコンテンツを保有し、常時400以上のコンテンツをインターネット上で提供している。 親会社であるLion's Gate社からのコンテンツを中心に、インディペンデント系映画会社多数のコンテンツ配信を1999年より開始し、2002年にはメジャー映画会社6社のコンテンツも試験配信を開始。
サービスの提供は同社のコンテンツ配信プラットフォーム「Patchbay」システムを利用。同システムはビジネスルールエンジン、ログ収集・分析、配信リージョン管理(国別アクセス制限機能)、広告挿入管理、デジタル・ライツ・マネージメントシステムなどのコンポーネントから構成される統合コンテンツ配信プラットフォーム。強固なDRM(デジタル権利保護)技術を誇り、シネマナウにおける配信実績からハリウッド業界でも公認のシステムとなっている。 http://www.cinemanow.com/(日本国内からはアクセス国制限機能により、閲覧不可能)
Media Design Institute, Inc.について
全米映画製作者連盟の加盟するスタッフを駆使し、広く人的なネットワークを形成する。日本では初のハリウッドと日本を繋ぐゲートウェイ企業としての位置を確立する。本事業では、シネマナウの日本国内配信権を取得し、日本の映画ファンに対し、最適なコンテンツの選定、権利処理、日本語対応処理などを行う。
ソリッド・エクスチェンジについて
ソリッド・エクスチェンジは、本格的なブロードバンドコンテンツ・サービスの到来に対応した「映像とIT業界を知り尽くしたサービスカンパニー」を目指し、IMAGICAとNTTデータの共同出資で設立。両社のノウハウを集結して、コンテンツのデジタル化からコンテンツを安全に配信するための権利保護技術のワンストップサービス提供や、コンテンツホルダとISP事業者等のアクセスライン事業者の仲介等々、コンテンツを提供される皆様を全面的にサポートする。シネマナウ事業に関してはコンテンツの国内向けローカライズからアクセスライン事業者への連携による配信まで、サービスの運用を行う。
NTTデータとMDIは、平成14年12月にMDIが持つシネマナウのコンテンツ配信権の使用を含む、国内での事業展開に関する基本契約を締結しており、シネマナウの持つコンテンツを利用したISP事業者向けのブロードバンド高品質VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス事業として、平成15年度上期の事業開始を目指します。
【事業の概要】
シネマナウの持つ1,200本を超すハリウッド映画を中心とした映画コンテンツを配信するブロードバンド高品質VODサービスとして、ISP事業者などのアクセスライン事業者に向け、ブロードバンドに対応した魅力あるサービスとして提供する予定です。MDIのサポートを元にNTTデータが事業フレームを構築し、ISP事業者向けのサービス提供・運営をソリッド・エクスチェンジが行います。
ISP事業者などは本サービスを利用することにより、国内の映画ファンをメインターゲットとしたコンシューマ向けのブロードバンド環境に適した高品質で魅力的なサービスを提供することが可能となります。
【サービスのイメージ】
・映画コンテンツのインターネット上での配信サービス
シネマナウは、ハリウッド映画を中心にインディペンデント系、インディーズ系、などの国内未公開作品からメジャー映画まで、1,200本を超す長編映画のインターネット上でのVODサービスを平成11年より米国で開始しています。同社のサービスは平成14年12月現在で会員数100万人、一ヶ月で250万以上の配信を行うなど、同様のサービスでは米国内最大規模で展開しています。
日本国内での事業開始にあたっては、シネマナウが保有するセレクションから、日本国内の映画ファンをターゲットに数百タイトルを厳選し、ADSLやFTTHなどブロードバンド回線に接続されたPCやSTB(セットトップボックス)を持つコンシューマを対象としたVODサービスとして、ソリッド・エクチェンジよりISP事業者などに対して提供を行う予定です。また、日本国内配信向けに日本語、英語対応の字幕も提供の予定です。
国内向けコンテンツのセレクションは、映画祭や批評家から高い評価を得た作品、著名俳優や監督の隠れた名作、インディーズ系スマッシュヒット作品など映画マニア垂涎の国内未公開映画を中心に、メジャー映画まで幅広いジャンルから選び抜かれたラインナップから構成される予定です。
サービス提供にあたってはISP事業者などアクセスライン事業者と連携する事で高品質な映像サービスを安定したネットワーク環境で提供する方針です。
【各社の位置付け】
- NTTデータ
ネットワーク配信ノウハウ、権利処理ノウハウなど同社がこれまで培ってきたコンテンツ流通プラットフォーム技術を核に、事業フレーム構築全般を担当します。 - ソリッド・エクスチェンジ
アクセスライン事業者と提携し、コンテンツの整備・システム運用などシネマナウ事業の運営・実サービスの提供を行います。 - シネマナウ
コンテンツとコンテンツ配信プラットフォーム技術を供給します。 - MDI
シネマナウのコンテンツの日本におけるインターネット上での配信権をNTTデータおよびソリッド・エクスチェンジに提供するとともに、日本におけるコンテンツ配信サービスのサポートなどを行います。
ブロードバンドの普及により、インターネット上でのデジタルコンテンツ流通ビジネスは平成18年度には数千億円規模に達すると予測されています。NTTデータは、今回の事業をブロードバンド時代における魅力的なコンテンツサービスと捉えており、MDIやソリッド・エクスチェンジと協力して、コンシューマへのサービス提供を行うISP事業者などのアクセスライン事業者を獲得し、平成15年度上期でのサービスの開始を目指します。
CinemaNow, Inc.について
IP配信を利用したVODサービス企業。会員数は100万人、月に250万以上のトラフィックと全米最大の規模を誇る。映画をIP配信を利用したVODサービス企業。会員数は100万人、月に250万以上のトラフィックと全米最大の規模を誇る。映画を中心にスポーツや音楽など1000以上のコンテンツを保有し、常時400以上のコンテンツをインターネット上で提供している。 親会社であるLion's Gate社からのコンテンツを中心に、インディペンデント系映画会社多数のコンテンツ配信を1999年より開始し、2002年にはメジャー映画会社6社のコンテンツも試験配信を開始。
サービスの提供は同社のコンテンツ配信プラットフォーム「Patchbay」システムを利用。同システムはビジネスルールエンジン、ログ収集・分析、配信リージョン管理(国別アクセス制限機能)、広告挿入管理、デジタル・ライツ・マネージメントシステムなどのコンポーネントから構成される統合コンテンツ配信プラットフォーム。強固なDRM(デジタル権利保護)技術を誇り、シネマナウにおける配信実績からハリウッド業界でも公認のシステムとなっている。 http://www.cinemanow.com/(日本国内からはアクセス国制限機能により、閲覧不可能)
Media Design Institute, Inc.について
全米映画製作者連盟の加盟するスタッフを駆使し、広く人的なネットワークを形成する。日本では初のハリウッドと日本を繋ぐゲートウェイ企業としての位置を確立する。本事業では、シネマナウの日本国内配信権を取得し、日本の映画ファンに対し、最適なコンテンツの選定、権利処理、日本語対応処理などを行う。
ソリッド・エクスチェンジについて
ソリッド・エクスチェンジは、本格的なブロードバンドコンテンツ・サービスの到来に対応した「映像とIT業界を知り尽くしたサービスカンパニー」を目指し、IMAGICAとNTTデータの共同出資で設立。両社のノウハウを集結して、コンテンツのデジタル化からコンテンツを安全に配信するための権利保護技術のワンストップサービス提供や、コンテンツホルダとISP事業者等のアクセスライン事業者の仲介等々、コンテンツを提供される皆様を全面的にサポートする。シネマナウ事業に関してはコンテンツの国内向けローカライズからアクセスライン事業者への連携による配信まで、サービスの運用を行う。