第10回データ解析コンペティションを開催 〜学生部門、社会人部門の参加を募集〜
ニュースリリース/NTTデータ
2003年8月 4日
日本オペレーションズ・リサーチ学会
日本マーケティング・サイエンス学会
立教大学産業関係研究所
日本データベース学会
日本経営工学会
株式会社産業科学研究開発センター
株式会社NTTデータ
日本オペレーションズ・リサーチ学会[マーケティング・データ解析研究部会]、日本マーケティング・サイエンス学会[ID付POSデータ活用部会]、立教大学産業関係研究所[CRM研究会]、日本データベース学会[ビジネスインテリジェンス研究グループ]、日本経営工学会[マネジメント・サイエンスのニューフロンティア研究部会]、株式会社産業科学研究開発センター、株式会社NTTデータ[技術開発本部]はデータ解析コンペティション(第10回)を開催します。それに伴い、データ解析コンペティションの学生部門、社会人部門の一般参加を8月4日〜8月20日まで募集します。(詳細は募集要項参照)
データ解析コンペティションとは、産学から幅広く参加チームを募り、共通の実データを用いて、データ分析の新規性、研究およびビジネスの両側面での有効性を競うもので、今年度で開催10周年を迎えます。
今回解析するデータは「百貨店の個人単位の取引データ」「カスタマー・コミュニケーションズ株式会社のCCL-CAFE顧客ID付きPOSデータ」「世帯別の電力消費データ」の3種類の中から1種類選択し、消費者あるいは生活者の傾向・特徴などを世代別・ライフスタイル別に独自の視点から分析し、その新規性、有効性を競います。
【コンペティション概要】
データ解析コンペティションは、産官学が連携したデータ分析による社会貢献を目的として平成6年から開催されました。第1回データ解析コンペティションでは、ID付きPOSデータについて、産学よりエントリした5チームによって競われました。以降、家庭内購買履歴データ&メニュー・データや金融行動のアンケートデータをはじめ、スーパーや百貨店などのID付きPOSデータなど、さまざまな実データを用いて毎年開催されています。昨年度のコンペティションでは、参加チームは29チームにのぼるなど、年々その参加数は増加しています。
欧米の学会では、このようなデータ解析コンペティションが昔から盛んに行われており、研究/ビジネスの両側面からその成果が期待されています。
【コンペティションの流れ】
コンペティションの流れは、8月に募集要項や提供データの説明を行い、参加チームを募ります。参加は無料であり、共催にある学会の学会員であるか否かは参加の条件として問いません。参加を表明したチームにはデータを貸与し、10月〜翌年3月ごろ行われる3学会の研究部会にて、中間報告・最終報告にて解析結果を報告し、そこで予選を行います。予選を通過した優秀チームには、3月に開催する研究成果報告会にて発表を行い、その中から、共催の学会員、学識者などからなる審査員による厳正なる審査のもと、優秀チームを決定し表彰します。また優秀な解析結果は、翌年2月ごろ日本オペレーションズ・リサーチ学会の学会誌にその成果を掲載します。
【今年度のコンペティション】
今年度は、データ解析コンペティション10周年として、例年1種類である提供データを3種類に増やし「百貨店の個人単位の取引データ」「カスタマー・コミュニケーションズ株式会社のCCL-CAFE顧客ID付きPOSデータ」「世帯別の電力消費データ」の中から1種類選択することが可能となります。今回、電力消費データの提供を行うことで、コンペティションを昨年度までの産学連携から官庁を加えた産官学の連携に拡大されたデータ分析技術を研鑽する場への発展が期待されるとともに、マーケティングにおけるデータ分析技術をエネルギー問題などの社会的課題へ応用することにより得られる新たな知見の発見も期待されます。
また、今年度から参加チームを学生部門と社会人部門に分けそれぞれの部門で表彰を行います。学生部門については関西地区での予選も行う予定であり、よりコンペティションへ参加しやすい環境を提供していきます。
データ解析コンペティションは、共催となる学会にとっては研究成果について実データを用いて検証することのできる貴重な場として、またエントリしたプレーヤーにとっては実データに触れられる貴重な機会として自分自身の腕試し・自己研鑽の場として期待されています。またデータを提供した企業にとっては、産学多くのチームによってさまざまな切り口から行われた興味深いデータ分析結果が得られることにより、新しい視点での経営戦略などに役立てることができます。なお、データ提供に当たっては、個人情報保護はもちろん、提供元の企業の機密情報などに関しても十分配慮した上で参加チームに貸与し、コンペティション後のデータの回収まで責任を持って行っています。今後、データ分析における技術の蓄積や参加研究者との交流による学界ネットワークの深化などを図る場として、さまざまな学会や官公庁などへ共催を呼びかけ、さらに幅広い分野からのコンペティション参加を呼びかけていく予定です。
募集要項
データ解析コンペティションとは、産学から幅広く参加チームを募り、共通の実データを用いて、データ分析の新規性、研究およびビジネスの両側面での有効性を競うもので、今年度で開催10周年を迎えます。
今回解析するデータは「百貨店の個人単位の取引データ」「カスタマー・コミュニケーションズ株式会社のCCL-CAFE顧客ID付きPOSデータ」「世帯別の電力消費データ」の3種類の中から1種類選択し、消費者あるいは生活者の傾向・特徴などを世代別・ライフスタイル別に独自の視点から分析し、その新規性、有効性を競います。
【コンペティション概要】
データ解析コンペティションは、産官学が連携したデータ分析による社会貢献を目的として平成6年から開催されました。第1回データ解析コンペティションでは、ID付きPOSデータについて、産学よりエントリした5チームによって競われました。以降、家庭内購買履歴データ&メニュー・データや金融行動のアンケートデータをはじめ、スーパーや百貨店などのID付きPOSデータなど、さまざまな実データを用いて毎年開催されています。昨年度のコンペティションでは、参加チームは29チームにのぼるなど、年々その参加数は増加しています。
欧米の学会では、このようなデータ解析コンペティションが昔から盛んに行われており、研究/ビジネスの両側面からその成果が期待されています。
【コンペティションの流れ】
コンペティションの流れは、8月に募集要項や提供データの説明を行い、参加チームを募ります。参加は無料であり、共催にある学会の学会員であるか否かは参加の条件として問いません。参加を表明したチームにはデータを貸与し、10月〜翌年3月ごろ行われる3学会の研究部会にて、中間報告・最終報告にて解析結果を報告し、そこで予選を行います。予選を通過した優秀チームには、3月に開催する研究成果報告会にて発表を行い、その中から、共催の学会員、学識者などからなる審査員による厳正なる審査のもと、優秀チームを決定し表彰します。また優秀な解析結果は、翌年2月ごろ日本オペレーションズ・リサーチ学会の学会誌にその成果を掲載します。
【今年度のコンペティション】
今年度は、データ解析コンペティション10周年として、例年1種類である提供データを3種類に増やし「百貨店の個人単位の取引データ」「カスタマー・コミュニケーションズ株式会社のCCL-CAFE顧客ID付きPOSデータ」「世帯別の電力消費データ」の中から1種類選択することが可能となります。今回、電力消費データの提供を行うことで、コンペティションを昨年度までの産学連携から官庁を加えた産官学の連携に拡大されたデータ分析技術を研鑽する場への発展が期待されるとともに、マーケティングにおけるデータ分析技術をエネルギー問題などの社会的課題へ応用することにより得られる新たな知見の発見も期待されます。
また、今年度から参加チームを学生部門と社会人部門に分けそれぞれの部門で表彰を行います。学生部門については関西地区での予選も行う予定であり、よりコンペティションへ参加しやすい環境を提供していきます。
データ解析コンペティションは、共催となる学会にとっては研究成果について実データを用いて検証することのできる貴重な場として、またエントリしたプレーヤーにとっては実データに触れられる貴重な機会として自分自身の腕試し・自己研鑽の場として期待されています。またデータを提供した企業にとっては、産学多くのチームによってさまざまな切り口から行われた興味深いデータ分析結果が得られることにより、新しい視点での経営戦略などに役立てることができます。なお、データ提供に当たっては、個人情報保護はもちろん、提供元の企業の機密情報などに関しても十分配慮した上で参加チームに貸与し、コンペティション後のデータの回収まで責任を持って行っています。今後、データ分析における技術の蓄積や参加研究者との交流による学界ネットワークの深化などを図る場として、さまざまな学会や官公庁などへ共催を呼びかけ、さらに幅広い分野からのコンペティション参加を呼びかけていく予定です。
募集要項