医療・ヘルスケア分野、自動車・公共交通系分野の取り組みを強化 〜ライフサイエンスビジネス推進室、ITS事業推進室の設置〜
ニュースリリース/NTTデータ
2004年7月 1日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータは「新規ビジネスの推進」を強化するため平成16年4月1日にビジネスイノベーション本部を設立し、積極的な新商品・サービスの創造に取り組んでいます。
新事業領域の創造のため、全社として取り組むべき分野については、推進室を設置し全社横断的な活動を行っています。
これまで、社会インフラとしてのトレーサビリティに取り組む「トレーサビリティ推進室」、ICタグをはじめとした今後のユビキタス社会に必要なプラットフォーム構築に取り組む「ユビキタス推進室」、グリッド技術の活用によりPCの余剰能力を束ねるプラットフォームビジネスに取り組む「セルコンピューティングビジネス推進室」の3つの推進室を設置し、全社横断的な新事業領域の創造を推進してきました。
このたび、さらなる飛躍に向けた成長施策の1つである先進的ソリューション・サービスの開発を医療・ヘルスケア分野で強化するため「ライフサイエンスビジネス推進室」を、また、自動車・公共交通系分野で強化するため「ITS事業推進室」を平成16年7月1日に新たに設置します。
1. 「ライフサイエンスビジネス推進室」の設置
今後IT利用が進んでいくと見込まれる医療・ヘルスケア分野への取り組みの強化
高齢化社会、医療費増大、規制緩和などの社会情勢を背景に医療を取り巻く環境が大きく変わりつつある中で、情報を迅速・的確に処理することを支援するITシステムは、医療機関、健康関連事業者、患者、一般市民などあらゆる分野に密接な関係を持ち、今後さらに重要性が増していきます。
NTTデータは、この分野における事業強化、新規事業領域の創造を推進する全社横断的な組織として「ライフサイエンスビジネス推進室」を設置します。
【設置の目的、意義】
NTTデータでは、これまで医療、医薬品、保険、健康の分野のシステム開発、ITサービス提供に取り組んできました。ライフサイエンスビジネス推進室は、個別に実施してきたこれらの取り組みを統一してひとつのまとまった事業として取り組むこと、これまでの取り組みで蓄積された業務ノウハウを活かし新規事業を開拓することを目的とします。
【今後の展開】
ライフサイエンスビジネス推進室の設置により、既存の医療・ヘルスケア等分野のサービスのより一層の拡大を図るとともに、医療機関、関連事業者、行政機関などの様々なニーズに対応した新たなサービスの開拓や社会インフラの構築などを通じて、ビジネスの拡大を積極的に推進していきます。
健康・医療に関するデータ管理コストの削減を目的としたサービス、個人ごとの健康指導支援のための情報提供サービスなどを中心とし、あわせて医療の情報化に関する社会的コンセンサスの醸成、医療健康分野の規制緩和のための政策提言等に取り組んでいきます。
2. 「ITS事業推進室」の設置
ITを活用した自動車・公共交通分野における新しいサービスの開発と社会インフラの構築
ITS(Intelligent Transport Systems:高度交通システム)は、現在の自動車・道路、鉄道・バスといった交通手段が抱えているさまざまな問題点を、情報技術を用いた統合的なアプローチによって解決する手段として、要素技術やサービスの開発が各方面から行われてきました。すでにETCiで使用する車載器のセットアップ台数が300万台を超え、高速道路での利用率が18%に達するiiなど、一部のITS関連サービスは社会インフラとして欠かせないものになりつつあります。
ITSは「e-Japan重点計画」においても国家的プロジェクトとして位置づけられており、自動車交通にかかわるシステム化にとどまらず、鉄道やバスといった公共交通機関とも有機的に連携することにより、「移動」に伴うあらゆる局面をシームレスかつ広範にサポートする、新たな社会インフラとして、その重要性は今後ますます高まっていくものと想定されます。
NTTデータは、このような広範囲にわたるITS関連分野におけるビジネスの強化、新規事業領域の創造を全社横断的に推進する組織として「ITS事業推進室」を設置します。
【設置の目的、意義】
NTTデータでは、これまで自動車分野および公共交通分野におけるシステム開発や情報サービスの提供に取り組んできました。ITS事業推進室では、これらの事業により蓄積された技術・ビジネスのノウハウを集約し、ITS分野における新たな商品やサービスの企画・開発に取り組みます。また、決済、モバイル/ICカード、動体位置把握、CRM、大規模ネットワーク、セキュリティといったNTTデータが得意とする各種ソリューションを融合させることにより、分野横断的な新規事業を開拓することを目的とします。
【今後の展開】
ITS事業推進室の設置により、これまでNTTデータが提供してきたITS関連ビジネスのより一層の拡大を図るとともに、自動車メーカー、機器メーカー、交通事業者、金融決済事業者、コンテンツプロバイダー、関係官公庁、自治体など、ITS分野に関連するステークホルダーの様々なニーズに対応する新たな商品・サービスの企画・開発を行ないます。また、ITSに関する官民一体の取り組みに積極的に参画し、「移動」に伴う安全や環境といった問題解決への貢献と、新たなモビリティ社会の構築を目指します。
NTTデータでは、ITS関連ビジネスの立ち上げと新たな社会インフラの構築を積極的に実施していきます。
新事業領域の創造のため、全社として取り組むべき分野については、推進室を設置し全社横断的な活動を行っています。
これまで、社会インフラとしてのトレーサビリティに取り組む「トレーサビリティ推進室」、ICタグをはじめとした今後のユビキタス社会に必要なプラットフォーム構築に取り組む「ユビキタス推進室」、グリッド技術の活用によりPCの余剰能力を束ねるプラットフォームビジネスに取り組む「セルコンピューティングビジネス推進室」の3つの推進室を設置し、全社横断的な新事業領域の創造を推進してきました。
このたび、さらなる飛躍に向けた成長施策の1つである先進的ソリューション・サービスの開発を医療・ヘルスケア分野で強化するため「ライフサイエンスビジネス推進室」を、また、自動車・公共交通系分野で強化するため「ITS事業推進室」を平成16年7月1日に新たに設置します。
1. 「ライフサイエンスビジネス推進室」の設置
今後IT利用が進んでいくと見込まれる医療・ヘルスケア分野への取り組みの強化
高齢化社会、医療費増大、規制緩和などの社会情勢を背景に医療を取り巻く環境が大きく変わりつつある中で、情報を迅速・的確に処理することを支援するITシステムは、医療機関、健康関連事業者、患者、一般市民などあらゆる分野に密接な関係を持ち、今後さらに重要性が増していきます。
NTTデータは、この分野における事業強化、新規事業領域の創造を推進する全社横断的な組織として「ライフサイエンスビジネス推進室」を設置します。
【設置の目的、意義】
NTTデータでは、これまで医療、医薬品、保険、健康の分野のシステム開発、ITサービス提供に取り組んできました。ライフサイエンスビジネス推進室は、個別に実施してきたこれらの取り組みを統一してひとつのまとまった事業として取り組むこと、これまでの取り組みで蓄積された業務ノウハウを活かし新規事業を開拓することを目的とします。
【今後の展開】
ライフサイエンスビジネス推進室の設置により、既存の医療・ヘルスケア等分野のサービスのより一層の拡大を図るとともに、医療機関、関連事業者、行政機関などの様々なニーズに対応した新たなサービスの開拓や社会インフラの構築などを通じて、ビジネスの拡大を積極的に推進していきます。
健康・医療に関するデータ管理コストの削減を目的としたサービス、個人ごとの健康指導支援のための情報提供サービスなどを中心とし、あわせて医療の情報化に関する社会的コンセンサスの醸成、医療健康分野の規制緩和のための政策提言等に取り組んでいきます。
2. 「ITS事業推進室」の設置
ITを活用した自動車・公共交通分野における新しいサービスの開発と社会インフラの構築
ITS(Intelligent Transport Systems:高度交通システム)は、現在の自動車・道路、鉄道・バスといった交通手段が抱えているさまざまな問題点を、情報技術を用いた統合的なアプローチによって解決する手段として、要素技術やサービスの開発が各方面から行われてきました。すでにETCiで使用する車載器のセットアップ台数が300万台を超え、高速道路での利用率が18%に達するiiなど、一部のITS関連サービスは社会インフラとして欠かせないものになりつつあります。
ITSは「e-Japan重点計画」においても国家的プロジェクトとして位置づけられており、自動車交通にかかわるシステム化にとどまらず、鉄道やバスといった公共交通機関とも有機的に連携することにより、「移動」に伴うあらゆる局面をシームレスかつ広範にサポートする、新たな社会インフラとして、その重要性は今後ますます高まっていくものと想定されます。
NTTデータは、このような広範囲にわたるITS関連分野におけるビジネスの強化、新規事業領域の創造を全社横断的に推進する組織として「ITS事業推進室」を設置します。
【設置の目的、意義】
NTTデータでは、これまで自動車分野および公共交通分野におけるシステム開発や情報サービスの提供に取り組んできました。ITS事業推進室では、これらの事業により蓄積された技術・ビジネスのノウハウを集約し、ITS分野における新たな商品やサービスの企画・開発に取り組みます。また、決済、モバイル/ICカード、動体位置把握、CRM、大規模ネットワーク、セキュリティといったNTTデータが得意とする各種ソリューションを融合させることにより、分野横断的な新規事業を開拓することを目的とします。
【今後の展開】
ITS事業推進室の設置により、これまでNTTデータが提供してきたITS関連ビジネスのより一層の拡大を図るとともに、自動車メーカー、機器メーカー、交通事業者、金融決済事業者、コンテンツプロバイダー、関係官公庁、自治体など、ITS分野に関連するステークホルダーの様々なニーズに対応する新たな商品・サービスの企画・開発を行ないます。また、ITSに関する官民一体の取り組みに積極的に参画し、「移動」に伴う安全や環境といった問題解決への貢献と、新たなモビリティ社会の構築を目指します。
NTTデータでは、ITS関連ビジネスの立ち上げと新たな社会インフラの構築を積極的に実施していきます。
- ETC(Electronic Toll Collection System):車両に設置されたETC車載器にETCカード(ICカード)を挿入し、有料道路の料金所に設置された路側アンテナとの間の無線通信により、車両を停止することなく通行料金を支払うシステム。
- 財団法人 道路システム高度化推進機構(ORSE)調べ
http://www.orse.or.jp/monitor/040531press.html