東京三菱銀行へアグリゲーション機能を提供 〜東京三菱ダイレクトのお客様向け口座情報一覧管理・資産分析サービスに、 ASPサービスで提供開始〜
ニュースリリース/NTTデータ
2004年10月 4日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータは、株式会社東京三菱銀行(本社:東京都千代田区 頭取:畔柳信雄 以下、東京三菱銀行)に対し、アカウントアグリゲーション機能提供ASPサービスを本日より提供開始します。
東京三菱銀行のインターネットバンキングサービス「東京三菱ダイレクト」の利用者は、同行の提供する「MTFG NET PLAZA 口座一覧管理サービス」のサイト上で、東京三菱銀行、三菱証券、Meネット証券、DCカードなど大手金融機関の口座残高の同時閲覧が可能になります。アカウントアグリゲーション機能は、これまで証券会社、カード会社、ポータルサイトなどで採用が進んでいましたが、東京三菱銀行の本格採用は大手銀行では国内初のケースとなります。
NTTデータは本ASPサービスの提供を平成15年9月より開始しており、これまでUCカード株式会社などへの導入実績がありますが、今回東京三菱銀行への提供にあたって、口座残高の同時閲覧機能だけでなく、収集した残高情報などをパソコンに取り込むことにより、表現力豊かな資産状況分析、履歴分析などを体感できる資産分析ツール(次世代Web言語「Curl」※による開発)、及びアグリゲーションサービスにて収集した利用者の口座情報を、One to Oneマーケティングに活用するための収集情報還元機能を新たに提供します。
NTTデータは今後、銀行、カード会社、証券会社などのインターネットサービスの戦略的サービスとして広く本サービスの導入を呼びかけ、平成17年度までに10社への提供を目指します。
【アカウントアグリゲーションサービスについて】
アカウントアグリゲーションサービスとは、個人がインターネット上で利用しているクレジット会社や銀行、証券会社などのサイトへアクセスするIDとパスワードをサービス提供会社に事前に登録することにより、複数の口座情報を集約して、一覧表示をするサービスです。既に国内では、数社が導入しており、顧客利便性向上ツール、自社サービスとの連携ツールとして普及が進んでいます。
今回の東京三菱銀行でのアカウントアグリゲーションサービス開始は大手銀行としては国内初のケースであり、同行での採用を契機に、今後銀行業界での採用に拍車をかけていくものと予想されます。
【NTTデータのアカウントアグリゲーション機能の特徴】
NTTデータが東京三菱銀行に提供する、アカウントアグリゲーション機能の特徴は以下のとおりです。
【今後の展開】
NTTデータは、平成15年9月より本サービスを共同利用型のASPサービスとして提供しており、CAFIS、ANSER、マルチペイメントネットワークなどの決済関連ネットワークサービスおよび金融機関向けシステム構築の実績を踏まえ、アグリゲーションサービスをこれらのサービスを強化する戦略的インターネットサービスと位置付けるとともに、今後、各種決済サービスとの連携、CRM機能との連携、資産分析サービスとの融合など、サービスの向上を目指していきます。また本ASPサービスについては、平成17年度までに10社への提供を目指します。
※ Curl(カール) … 米国防省や米マサチューセッツ工科大学による共同研究から生まれたWebアプリケーションを開発・実行するための言語およびツール。Webアプリケーションのクライアント側の表現力、操作性、レスポンスなどの問題を解決するために開発され、次世代Web言語と期待されている。
* 「CAFIS」、「ANSER」は、(株)NTTデータの商標です。
その他、文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【システム概要】
【「MTFG NET PLAZA 口座一覧管理サービス」画面イメージ】
東京三菱銀行のインターネットバンキングサービス「東京三菱ダイレクト」の利用者は、同行の提供する「MTFG NET PLAZA 口座一覧管理サービス」のサイト上で、東京三菱銀行、三菱証券、Meネット証券、DCカードなど大手金融機関の口座残高の同時閲覧が可能になります。アカウントアグリゲーション機能は、これまで証券会社、カード会社、ポータルサイトなどで採用が進んでいましたが、東京三菱銀行の本格採用は大手銀行では国内初のケースとなります。
NTTデータは本ASPサービスの提供を平成15年9月より開始しており、これまでUCカード株式会社などへの導入実績がありますが、今回東京三菱銀行への提供にあたって、口座残高の同時閲覧機能だけでなく、収集した残高情報などをパソコンに取り込むことにより、表現力豊かな資産状況分析、履歴分析などを体感できる資産分析ツール(次世代Web言語「Curl」※による開発)、及びアグリゲーションサービスにて収集した利用者の口座情報を、One to Oneマーケティングに活用するための収集情報還元機能を新たに提供します。
NTTデータは今後、銀行、カード会社、証券会社などのインターネットサービスの戦略的サービスとして広く本サービスの導入を呼びかけ、平成17年度までに10社への提供を目指します。
【アカウントアグリゲーションサービスについて】
アカウントアグリゲーションサービスとは、個人がインターネット上で利用しているクレジット会社や銀行、証券会社などのサイトへアクセスするIDとパスワードをサービス提供会社に事前に登録することにより、複数の口座情報を集約して、一覧表示をするサービスです。既に国内では、数社が導入しており、顧客利便性向上ツール、自社サービスとの連携ツールとして普及が進んでいます。
今回の東京三菱銀行でのアカウントアグリゲーションサービス開始は大手銀行としては国内初のケースであり、同行での採用を契機に、今後銀行業界での採用に拍車をかけていくものと予想されます。
【NTTデータのアカウントアグリゲーション機能の特徴】
NTTデータが東京三菱銀行に提供する、アカウントアグリゲーション機能の特徴は以下のとおりです。
- 充実した機能の提供
アグリゲーションの基本機能に加えて下記の機能を備えています。
<シングルサインオン機能>
利用者が事前に登録した単一のID・パスワードで認証し、一覧表示をする複数のサイトへ遷移するシングルサインオン機能を備えています。この機能を活用することで、例えば認証が必要な証券会社のオンライントレードのページに直接つながるといった、他金融機関サイトと連携したサービスの実現が可能です。認証後の指定されたページまで遷移する機能は、NTTデータのアグリゲーションサービスの独自機能であり、サイト間連携の有力なツールになります。
<資産分析機能>
アグリゲーションサービスから利用者のパソコンにダウンロードした利用者の口座情報を取込む資産分析ツールをオプションサービスとして用意しています。
本機能により、利用者はクライアントパソコンにて財産区分毎/金融機関毎に分類したポートフォリオの確認、過去の資産履歴の確認、将来の資産状況のシミュレーションが可能になり、金融商品購入時の参考情報として活用できます。
資産分析ツールは次世代Web言語であるCurlを使用して実現することでクライアント側の表現力、操作性、レスポンスなどの向上させています。CurlのBtoC分野での大規模な活用は世界初となります。
<収集情報還元機能>
利用者の事前の同意を前提として、アグリゲーションサービスにて収集した利用者の口座情報をアグリゲーションサービス提供事業者に提供する仕組みを用意しています。
本機能によりアグリゲーションサービス提供事業者は、利用者の口座情報をもとに資産運用アドバイスなどの付加価値サービスの提供を行うことが可能になります - 高いセキュリティ環境でのサービス提供
アカウントアグリゲーションサービスを利用者に提供する金融機関や、実際にサービスを利用する利用者が安心して利用できるように、NTTデータがこれまで金融機関向けシステムにて培ってきたノウハウをもとに、生体認証による入退室管理や24時間365日監視体制など、金融機関の決済系システムで提供実績のある高いセキュリティを持ったデータセンタ環境内にシステムを構築しています。 - 導入・運用コストの低減
ASPサービスであるため、初期導入費用、運用コストが独自にシステム構築を行う場合と比較して10分の1以下(NTTデータ試算にもとづく)に抑えられます。また、利用企業は既存のシステムからNTTデータのアグリゲーションセンタへのリンク設定などの軽微な対応で利用可能であり、既存システムに影響を与えず容易に導入することが可能です。
【今後の展開】
NTTデータは、平成15年9月より本サービスを共同利用型のASPサービスとして提供しており、CAFIS、ANSER、マルチペイメントネットワークなどの決済関連ネットワークサービスおよび金融機関向けシステム構築の実績を踏まえ、アグリゲーションサービスをこれらのサービスを強化する戦略的インターネットサービスと位置付けるとともに、今後、各種決済サービスとの連携、CRM機能との連携、資産分析サービスとの融合など、サービスの向上を目指していきます。また本ASPサービスについては、平成17年度までに10社への提供を目指します。
※ Curl(カール) … 米国防省や米マサチューセッツ工科大学による共同研究から生まれたWebアプリケーションを開発・実行するための言語およびツール。Webアプリケーションのクライアント側の表現力、操作性、レスポンスなどの問題を解決するために開発され、次世代Web言語と期待されている。
* 「CAFIS」、「ANSER」は、(株)NTTデータの商標です。
その他、文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【システム概要】
【「MTFG NET PLAZA 口座一覧管理サービス」画面イメージ】