クレジットデータ伝送システムサービス「CDS®」ギフト券売上データ伝送サービス開始 〜株式会社阪急ファシリティーズで利用開始〜
ニュースリリース/NTTデータ
2004年10月28日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータは、クレジットカード会社・加盟店向けに提供しているクレジットデータ伝送システム「CDS®(Credit Data Transfer System、シーディーエス)」※の機能追加を行い、クレジットカード売上データなどのオンライン・ファイル転送サービスに加えて、新たにギフト券売上データ伝送サービス(仮称、以下「本サービス」)をギフトカードを取り扱う百貨店などに対して提供開始します。
本サービスは、平成16年11月1日より(株)阪急ファシリティーズ(本社：大阪市北区、代表取締役社長：山本 光一)にて利用開始されます。
NTTデータでは、現在CDSにて提供を行っているクレジット業務に付随するサービスに加え、ギフト券業務の電子化・一括伝送化へサービスを広げることで、加盟店に対するサービスの充実化を図っていきたいと考えています。
【背景】
クレジットカード会社が発行するギフトカードは、現在各カード会社の商品券として幅広く発行・利用されています。クレジットカード会社と加盟店との清算業務は、通常のクレジットカード決済の清算については電子化・一括伝送などのサービスが普及していますが、ギフトカードにおける清算業務については、ギフト券発行のカード会社ごとに金額などを各加盟店が手作業で仕分けを行い、ギフト券および集計票を各カード会社に郵送する手法、またはOCRでギフト券情報を読み取り電子化し、MTを媒体として郵送する手法が一般的です。
このため加盟店にとっては、ギフト券の仕分け作業やカード会社からのギフト券照会の際のギフト券検索が煩雑であり、事務コストもかかることから、ギフトカードにおける清算業務の電子化のニーズが顕在化していました。
【サービス概要・特徴】
阪急ファシリティーズは、運営する各ショッピングセンタ(阪急三番街、HEPナビオ、HEPファイブ、など)に本サービスに対応したOCRスキャナ付きギフト入金機を設置し、ギフトカード売上についてデータ化を行います。ギフト売上データは同装置より売上日の翌日、同社の本社に設置されたサーバに送信され、集中管理されます。
本社サーバで集中管理されたギフト売上データは各カード会社ごとに集計され、その翌日(売上日の翌々日)にCDSを利用して契約カード会社ごとにファイル転送されます。これによりカード会社では、売上日の翌々日には阪急ファシリティーズのショッピングセンタで売上のあったギフトカードの売上データを受信することが可能となります。
阪急ファシリティーズでは、本サービス導入により、クレジットカード取扱およびギフトカード取扱に関しての各種清算業務の効率化から、清算業務に関する事務コストが大幅に削減されます。
なお、今回のCDSギフトデータ伝送サービスの機能追加は、阪急ファシリティーズからのテナント管理における豊富な経験と実績を活かした運用知識の提供により実現したものです。また、各加盟店とCDSの接続用ソフトについては、東芝テック(株)が阪急ファシリティーズ向けに従来のCDS接続パッケージへ本サービス対応の機能追加を行いました。
【今後の展開】
NTTデータでは、CDSについて本サービスのような機能追加を行うなど、加盟店に対するサービスの充実化を図っていきます。
またNTTデータでは、カード決済総合ネットワーク「CAFIS®」、ICクレジットカード・デビットカード・赤外線クレジット決済・非接触ICカード決済など複数の決済サービスに対応する「INFOX-NET®」など、トータルな決済ソリューションを提供しています。カード決済総合ネットワーク「CAFIS」では、CDSやINFOXなどと連携し、カード会社や金融機関・加盟店向けにさらに価値の高いサービスを提供していくことにより、平成17年度にはオンライン・トランザクション数で前年度比20%増を目指します。
※ CDS … Credit Data Transfer Systemの略。加盟店とクレジットカード会社をオンラインで接続し、クレジット取引の売上データや、取引に関わる無効通知データ、有効性チェックデータなどの大量のデータ送受信を行うファイル転送システム。平成4年にサービスを開始し、平成16年3月現在でクレジットカード会社・加盟店合計で百数十社が利用しています。
＊ CDS®、CAFIS®、INFOX-NET®は(株)NTTデータの商標です。
【システム概要図】
本サービスは、平成16年11月1日より(株)阪急ファシリティーズ(本社：大阪市北区、代表取締役社長：山本 光一)にて利用開始されます。
NTTデータでは、現在CDSにて提供を行っているクレジット業務に付随するサービスに加え、ギフト券業務の電子化・一括伝送化へサービスを広げることで、加盟店に対するサービスの充実化を図っていきたいと考えています。
【背景】
クレジットカード会社が発行するギフトカードは、現在各カード会社の商品券として幅広く発行・利用されています。クレジットカード会社と加盟店との清算業務は、通常のクレジットカード決済の清算については電子化・一括伝送などのサービスが普及していますが、ギフトカードにおける清算業務については、ギフト券発行のカード会社ごとに金額などを各加盟店が手作業で仕分けを行い、ギフト券および集計票を各カード会社に郵送する手法、またはOCRでギフト券情報を読み取り電子化し、MTを媒体として郵送する手法が一般的です。
このため加盟店にとっては、ギフト券の仕分け作業やカード会社からのギフト券照会の際のギフト券検索が煩雑であり、事務コストもかかることから、ギフトカードにおける清算業務の電子化のニーズが顕在化していました。
【サービス概要・特徴】
阪急ファシリティーズは、運営する各ショッピングセンタ(阪急三番街、HEPナビオ、HEPファイブ、など)に本サービスに対応したOCRスキャナ付きギフト入金機を設置し、ギフトカード売上についてデータ化を行います。ギフト売上データは同装置より売上日の翌日、同社の本社に設置されたサーバに送信され、集中管理されます。
本社サーバで集中管理されたギフト売上データは各カード会社ごとに集計され、その翌日(売上日の翌々日)にCDSを利用して契約カード会社ごとにファイル転送されます。これによりカード会社では、売上日の翌々日には阪急ファシリティーズのショッピングセンタで売上のあったギフトカードの売上データを受信することが可能となります。
阪急ファシリティーズでは、本サービス導入により、クレジットカード取扱およびギフトカード取扱に関しての各種清算業務の効率化から、清算業務に関する事務コストが大幅に削減されます。
なお、今回のCDSギフトデータ伝送サービスの機能追加は、阪急ファシリティーズからのテナント管理における豊富な経験と実績を活かした運用知識の提供により実現したものです。また、各加盟店とCDSの接続用ソフトについては、東芝テック(株)が阪急ファシリティーズ向けに従来のCDS接続パッケージへ本サービス対応の機能追加を行いました。
【今後の展開】
NTTデータでは、CDSについて本サービスのような機能追加を行うなど、加盟店に対するサービスの充実化を図っていきます。
またNTTデータでは、カード決済総合ネットワーク「CAFIS®」、ICクレジットカード・デビットカード・赤外線クレジット決済・非接触ICカード決済など複数の決済サービスに対応する「INFOX-NET®」など、トータルな決済ソリューションを提供しています。カード決済総合ネットワーク「CAFIS」では、CDSやINFOXなどと連携し、カード会社や金融機関・加盟店向けにさらに価値の高いサービスを提供していくことにより、平成17年度にはオンライン・トランザクション数で前年度比20%増を目指します。
※ CDS … Credit Data Transfer Systemの略。加盟店とクレジットカード会社をオンラインで接続し、クレジット取引の売上データや、取引に関わる無効通知データ、有効性チェックデータなどの大量のデータ送受信を行うファイル転送システム。平成4年にサービスを開始し、平成16年3月現在でクレジットカード会社・加盟店合計で百数十社が利用しています。
＊ CDS®、CAFIS®、INFOX-NET®は(株)NTTデータの商標です。
【システム概要図】