「みんなでCGアニメを創ろう!/elecle@cell computing」プロジェクトを開始 〜"cell computing® βirth/セルコンピューティングバース" でのCGレンダリングによる、フルCGのTVアニメーション制作〜
ニュースリリース/NTTデータ
2005年3月 1日
株式会社白組
株式会社ビルドイン
株式会社NTTデータ
(株)白組(渋谷区 社長：島村達雄)、(株)ビルドイン(文京区 代表：橋本節夫)と(株)NTTデータ(江東区 社長：浜口 友一)は、3月1日より、フルCGのTVアニメーション「エレクルnico」のムービーを製作するプロジェクトをcell computing βirth/セルコンピューティングバース上で行っていきます。完成後はイベントでの上映やTV放送が予定されています。
【「エレクルnico」について】
いつか、大人になる子供たちへ。そして、かつて子供だった大人たちへ。家族みんなで楽しめる、大切なものが受けつがれた未来世界での物語。
いつかどこかで見たことのある風景。
だけど、機械と人間とが共存し、成長・変化していくのがとてもあたりまえな町。
・・・「エレクルnico」はそんな世界を舞台に繰り広げられるアニメーションです。
原作、キャラクターデザイン、アニメーション監督を(株)白組 河村友宏が担当するオリジナル作品です。
【cell computing βirth/セルコンピューティングバース について】
パソコンのCPU、メモリ、HDDをネットワーク上で統合協調利用し、仮想的なひとつのスーパーコンピュータとして利用することを可能にする cell computing®/セルコンピューティングで、インターネットを介し、一般の皆様に家庭にあるパソコンでご参加頂けるプロジェクトを2月16日より行っております。既に「ゲノムスーパーパワーを見つけよう!/自然免疫系遺伝子領域解明プロジェクト」、「ゲノムのパズルを解こう!/ヒトゲノム染色体間法則性解明プロジェクト」を開始しており、「みんなでCGアニメを創ろう!/elecle@cellcomputing」も今回加わります。
【プロジェクトの概要】
株式会社 白組 制作のフルCG テレビアニメーション「エレクルnico」の「レンダリング」を、ご参加頂いた一般の皆様のパソコンで行っていきます。
レンダリングとは、物体の形、材質の情報を入力して、光を当てたときに人間の目に映るであろう画像をコンピュータによる計算処理で作るものです。それは、光の挙動シミュレーションであるため、膨大な計算が必要となります。そのため、画像によっては、1枚作るのに数時間以上かかることがあります。また、今後普及していくハイビジョンのような高画質TV向けの映像に必要な画像では、さらに時間がかかることが予想されています。
そして、TVでの動画には、そのような画像が1秒間に30枚必要となるため、1分間分だけでも、30枚×60秒=1800枚の画像が必要となります。また、通常の場合には、そのような画像を複数枚重ねて、1枚の絵とするため、必要な画像はますます膨大なものになります。
今回は、ご参加頂いた一般の方々のパソコンで、ハイビジョン向けサイズの画像を、1枚1枚分担してレンダリングを行うことにより、高速なレンダリング処理を実現します。
また、ご参加頂いた皆様には、パソコン上にレンダリングしている画像が表示されますので、「エレクルnico」の製作を体験して頂けます。
「みんなでCGアニメを創ろう!/elecle@cell computing」は、これまで閉じられていたネットワーク、限られたコンピュータ資源で行われていたCGアニメ製作を、あえて一部を公開することで広告とし、そして無尽蔵なコンピュータ資源も利用できる新しいCGアニメ製作のしくみとなるものです。
【セルコミュニケーション】
限られた人だけが利用できる現在のグリッド・コンピューティングのほとんどとは異なり、cell computing/セルコンピューティングは個人がもつパソコン(将来はゲーム機、情報家電、IP電話機等の利用も検討)を利用するため、子供からお年寄りまで、たくさんの個人が関わって研究、商品開発を行うことを可能にします。そのため、企業、組織と個人が「発見」や「創造」で結ばれ、問題意識の共有、研究成果の利用そして商品購入への意識などが高まる新しいコミュニケーション、セルコミュニケーションが生まれます。
「みんなでCGアニメを創ろう!」プロジェクトでは、みんなで「創造」する楽しさと感動が生まれるセルコミュニケーションとなることを期待しています。
【レンダリングシステムについて】
cell computing βirth上で動作するように移植した
オープンソースのレンダリングソフトウェア"Aqsis"を利用しています。
【参加方法について】
http://www.cellcomputing.netにて、メンバソフトをダウンロードし、インストールし、登録するのみで参加することが可能です。なお、既に実施している「ゲノムスーパーパワーを見つけよう!/自然免疫系遺伝子領域解明プロジェクト」、「ゲノムのパズルを解こう!/ヒトゲノム染色体間法則性解明プロジェクト」と同時に参加することができます。
【株式会社白組について】
株式会社白組は創立32周年を迎える映像制作プロダクションで、2Dアニメ・CG・特撮などを得意とし、劇場用実写映画のVFX、テレビCM、ゲームムービーなどを多数手がけています。「エレクルnico」は、白組が 企画・制作する最初のオリジナルアニメーションです。
【イベント上映、TV放送について】
イベントでの上映の時期詳細ついては株式会社 ビルドインにより予定されています。
TV放送の詳細については公表可能な時点でWebページにてお伝えします。
*cell computing®は株式会社NTTデータの登録商標です。
*その他、文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。
図 (エレクルnico/セルコミュニケーション)
別紙
【「エレクルnico」について】
いつか、大人になる子供たちへ。そして、かつて子供だった大人たちへ。家族みんなで楽しめる、大切なものが受けつがれた未来世界での物語。
いつかどこかで見たことのある風景。
だけど、機械と人間とが共存し、成長・変化していくのがとてもあたりまえな町。
・・・「エレクルnico」はそんな世界を舞台に繰り広げられるアニメーションです。
原作、キャラクターデザイン、アニメーション監督を(株)白組 河村友宏が担当するオリジナル作品です。
【cell computing βirth/セルコンピューティングバース について】
パソコンのCPU、メモリ、HDDをネットワーク上で統合協調利用し、仮想的なひとつのスーパーコンピュータとして利用することを可能にする cell computing®/セルコンピューティングで、インターネットを介し、一般の皆様に家庭にあるパソコンでご参加頂けるプロジェクトを2月16日より行っております。既に「ゲノムスーパーパワーを見つけよう!/自然免疫系遺伝子領域解明プロジェクト」、「ゲノムのパズルを解こう!/ヒトゲノム染色体間法則性解明プロジェクト」を開始しており、「みんなでCGアニメを創ろう!/elecle@cellcomputing」も今回加わります。
【プロジェクトの概要】
株式会社 白組 制作のフルCG テレビアニメーション「エレクルnico」の「レンダリング」を、ご参加頂いた一般の皆様のパソコンで行っていきます。
レンダリングとは、物体の形、材質の情報を入力して、光を当てたときに人間の目に映るであろう画像をコンピュータによる計算処理で作るものです。それは、光の挙動シミュレーションであるため、膨大な計算が必要となります。そのため、画像によっては、1枚作るのに数時間以上かかることがあります。また、今後普及していくハイビジョンのような高画質TV向けの映像に必要な画像では、さらに時間がかかることが予想されています。
そして、TVでの動画には、そのような画像が1秒間に30枚必要となるため、1分間分だけでも、30枚×60秒=1800枚の画像が必要となります。また、通常の場合には、そのような画像を複数枚重ねて、1枚の絵とするため、必要な画像はますます膨大なものになります。
今回は、ご参加頂いた一般の方々のパソコンで、ハイビジョン向けサイズの画像を、1枚1枚分担してレンダリングを行うことにより、高速なレンダリング処理を実現します。
また、ご参加頂いた皆様には、パソコン上にレンダリングしている画像が表示されますので、「エレクルnico」の製作を体験して頂けます。
「みんなでCGアニメを創ろう!/elecle@cell computing」は、これまで閉じられていたネットワーク、限られたコンピュータ資源で行われていたCGアニメ製作を、あえて一部を公開することで広告とし、そして無尽蔵なコンピュータ資源も利用できる新しいCGアニメ製作のしくみとなるものです。
【セルコミュニケーション】
限られた人だけが利用できる現在のグリッド・コンピューティングのほとんどとは異なり、cell computing/セルコンピューティングは個人がもつパソコン(将来はゲーム機、情報家電、IP電話機等の利用も検討)を利用するため、子供からお年寄りまで、たくさんの個人が関わって研究、商品開発を行うことを可能にします。そのため、企業、組織と個人が「発見」や「創造」で結ばれ、問題意識の共有、研究成果の利用そして商品購入への意識などが高まる新しいコミュニケーション、セルコミュニケーションが生まれます。
「みんなでCGアニメを創ろう!」プロジェクトでは、みんなで「創造」する楽しさと感動が生まれるセルコミュニケーションとなることを期待しています。
【レンダリングシステムについて】
cell computing βirth上で動作するように移植した
オープンソースのレンダリングソフトウェア"Aqsis"を利用しています。
【参加方法について】
http://www.cellcomputing.netにて、メンバソフトをダウンロードし、インストールし、登録するのみで参加することが可能です。なお、既に実施している「ゲノムスーパーパワーを見つけよう!/自然免疫系遺伝子領域解明プロジェクト」、「ゲノムのパズルを解こう!/ヒトゲノム染色体間法則性解明プロジェクト」と同時に参加することができます。
【株式会社白組について】
株式会社白組は創立32周年を迎える映像制作プロダクションで、2Dアニメ・CG・特撮などを得意とし、劇場用実写映画のVFX、テレビCM、ゲームムービーなどを多数手がけています。「エレクルnico」は、白組が 企画・制作する最初のオリジナルアニメーションです。
【イベント上映、TV放送について】
イベントでの上映の時期詳細ついては株式会社 ビルドインにより予定されています。
TV放送の詳細については公表可能な時点でWebページにてお伝えします。
*cell computing®は株式会社NTTデータの登録商標です。
*その他、文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。
図 (エレクルnico/セルコミュニケーション)
別紙