NTTデータと鈴与グループによる新会社設立に関する基本合意について 〜物流ノウハウとITノウハウを融合させ高度なSCMソリューションを提供する「株式会社NTTデータベルSCMソリューションズ(仮称)」を7月に設立〜
ニュースリリース/NTTデータ
2005年4月28日
株式会社NTTデータ
鈴与株式会社
鈴与シンワート株式会社
株式会社NTTデータ(代表取締役社長:浜口 友一、本社:東京都江東区、以下NTTデータ)と、鈴与株式会社(代表取締役社長:鈴木 与平、本社:静岡市、以下鈴与)および、鈴与シンワート株式会社(代表取締役社長:武藤 昭二、本社:東京都港区、以下鈴与シンワート)は、SCM事業の共同推進を目指した新会社「株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ベルSCMソリューションズ(仮称)」を設立することで、本日(4/28)基本合意しました。
新会社には、鈴与グループの高度な物流コンサルティングおよびロジスティクスシステム構築スキル保有者と、NTTデータグループの高度なITスキル保有者を投入し、グローバルサプライチェーンの上流から下流にわたるSCMソリューションを、NTTデータグループ顧客および鈴与グループ顧客に対して提供していきます。
また両グループのパートナーシップの強化を図るため、NTTデータは鈴与シンワートの第三者割当増資に応じて6.9%の株式を取得し、両社グループの企業価値拡大に向けた協力体制を確立していきます。
【鈴与グループのねらい】
鈴与グループは物流事業をコアにグループ100余社で5千億円強の売上をあげる企業グループです。鈴与の創業は1801年の回漕業・播磨屋にまで遡り、清水港を起点として現在は静岡から全国にまで営業エリアが拡がっています。
鈴与グループのコアビジネスである物流事業にとってIT機能は必要不可欠な戦略機能・付加価値部分であり、独自物流管理システム「カーゴマスター」の開発を始めITスキルのレベルアップには最優先課題として取り組んで来ました。さらにはこのIT分野を新たなコアビジネスに育てるべく、グループ内に上場企業鈴与シンワートを始め複数のIT関連会社を持ち、その業域を順調に拡大してきています。
このように「物流とITのシナジー効果による多面的な事業拡大」は鈴与グループの基本戦略であり、この戦略に一層のドライブをかけるため、かねてより強力なIT企業との連携を視野に入れていました。
そして今回、サプライチェーン全般にわたる企業間連携を得意とし、豊富なITスキルと経験を有するNTTデータとの連携が実現しました。新会社において既述SCMソリューション事業を行なう他、鈴与グループ向けシステム企画及びシステムインテグレーション事業を鈴与商事より新会社に営業譲渡し、NTTデータのサポートでより高度なITサービスを享受する、あるいは新会社事業のパートナーとしてグループIT関連会社が開発協力する等、広範なパートナーシップを構築する本提携は鈴与グループにとって大きな意味を持つものです。
【NTTデータのねらい】
NTTデータは、中期経営計画において「飛躍的成長」を新たな目標に掲げ、市場規模が大きく、また成長余地が大きい法人分野の一層の事業拡大を目指しています。この法人分野の拡大に向け、顧客企業のIT革新にビジネスパートナーとして取り組むITパートナー戦略を重点的に推進するとともに、既存顧客向けビジネスの深耕、および新規市場開拓にも積極的に取り組んでいます。
今回、ITパートナー戦略の一環として、グローバル製造業に対して常に高度なロジスティクスを提供し続ける鈴与グループとパートナーシップを構築し、両社グループのSCMシステム関連ノウハウを新会社に蓄積します。この新会社が提供するSCMソリューションを活用し、NTTデータは、エレクトロニクス、自動車、医薬品等の業界に対するビジネス展開をさらに加速し、法人分野の事業基盤を確固たるものとしていきます。
また、鈴与商事から譲り受けた鈴与グループ向けのシステム企画およびシステムインテグレーション事業を中心に、新会社は、鈴与グループ全体のIT活用の高度化を担う中核会社として、NTTデータグループが有する多様なリソース・ソリューションを活用した、鈴与グループのIT活用の高度化も担っていきます。
【今後について】
新会社はNTTデータの子会社となり、SCMシステムのコンサルティングおよび設計の専門部隊として、NTTデータの製造業向けビジネスおよび鈴与グループの荷主向けビジネスの拡大に貢献していきます。この新会社によるSCMソリューションの提供を通じ、競争激化するグローバル市場における日系各企業の国際競争力強化を積極的にサポートしていきます。
■ 新会社の概要(予定)
新会社には、鈴与グループの高度な物流コンサルティングおよびロジスティクスシステム構築スキル保有者と、NTTデータグループの高度なITスキル保有者を投入し、グローバルサプライチェーンの上流から下流にわたるSCMソリューションを、NTTデータグループ顧客および鈴与グループ顧客に対して提供していきます。
また両グループのパートナーシップの強化を図るため、NTTデータは鈴与シンワートの第三者割当増資に応じて6.9%の株式を取得し、両社グループの企業価値拡大に向けた協力体制を確立していきます。
【鈴与グループのねらい】
鈴与グループは物流事業をコアにグループ100余社で5千億円強の売上をあげる企業グループです。鈴与の創業は1801年の回漕業・播磨屋にまで遡り、清水港を起点として現在は静岡から全国にまで営業エリアが拡がっています。
鈴与グループのコアビジネスである物流事業にとってIT機能は必要不可欠な戦略機能・付加価値部分であり、独自物流管理システム「カーゴマスター」の開発を始めITスキルのレベルアップには最優先課題として取り組んで来ました。さらにはこのIT分野を新たなコアビジネスに育てるべく、グループ内に上場企業鈴与シンワートを始め複数のIT関連会社を持ち、その業域を順調に拡大してきています。
このように「物流とITのシナジー効果による多面的な事業拡大」は鈴与グループの基本戦略であり、この戦略に一層のドライブをかけるため、かねてより強力なIT企業との連携を視野に入れていました。
そして今回、サプライチェーン全般にわたる企業間連携を得意とし、豊富なITスキルと経験を有するNTTデータとの連携が実現しました。新会社において既述SCMソリューション事業を行なう他、鈴与グループ向けシステム企画及びシステムインテグレーション事業を鈴与商事より新会社に営業譲渡し、NTTデータのサポートでより高度なITサービスを享受する、あるいは新会社事業のパートナーとしてグループIT関連会社が開発協力する等、広範なパートナーシップを構築する本提携は鈴与グループにとって大きな意味を持つものです。
【NTTデータのねらい】
NTTデータは、中期経営計画において「飛躍的成長」を新たな目標に掲げ、市場規模が大きく、また成長余地が大きい法人分野の一層の事業拡大を目指しています。この法人分野の拡大に向け、顧客企業のIT革新にビジネスパートナーとして取り組むITパートナー戦略を重点的に推進するとともに、既存顧客向けビジネスの深耕、および新規市場開拓にも積極的に取り組んでいます。
今回、ITパートナー戦略の一環として、グローバル製造業に対して常に高度なロジスティクスを提供し続ける鈴与グループとパートナーシップを構築し、両社グループのSCMシステム関連ノウハウを新会社に蓄積します。この新会社が提供するSCMソリューションを活用し、NTTデータは、エレクトロニクス、自動車、医薬品等の業界に対するビジネス展開をさらに加速し、法人分野の事業基盤を確固たるものとしていきます。
また、鈴与商事から譲り受けた鈴与グループ向けのシステム企画およびシステムインテグレーション事業を中心に、新会社は、鈴与グループ全体のIT活用の高度化を担う中核会社として、NTTデータグループが有する多様なリソース・ソリューションを活用した、鈴与グループのIT活用の高度化も担っていきます。
【今後について】
新会社はNTTデータの子会社となり、SCMシステムのコンサルティングおよび設計の専門部隊として、NTTデータの製造業向けビジネスおよび鈴与グループの荷主向けビジネスの拡大に貢献していきます。この新会社によるSCMソリューションの提供を通じ、競争激化するグローバル市場における日系各企業の国際競争力強化を積極的にサポートしていきます。
■ 新会社の概要(予定)
(1) | 社名 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ベルSCMソリューションズ(仮称) (略称 NBSS) | ||
(2) | 発足 | 2005年7月 | ||
(3) | 所在地 | 東京本店、静岡支社 | ||
(4) | 資本金 | 100百万円 | ||
(5) | 株主構成 | 株式会社NTTデータ 鈴与株式会社 鈴与シンワート株式会社 | 51% 20% 29% | |
(6) | 主な事業の内容 | コンサルティング事業、システムインテグレーション事業、情報処理サービス事業、通信サービス事業等 | ||
(7) | 従業員数 | 約30名(設立時) | ||
(8) | 役員構成 | 株式会社NTTデータ 鈴与グループ | 代表取締役社長を含む取締役 監査役 代表取締役を含む取締役 | 3名 1名 2名 |