衛星画像ビジネスを展開する『株式会社NTTデータGC』を設立 〜コンテンツ販売業務を主体にビジネス拡大/販売力強化〜
ニュースリリース/NTTデータ
2005年7月 1日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(代表取締役社長:浜口友一、本社:東京都江東区)は衛星画像ビジネス分野を積極的に事業拡大するため、衛星画像を核とした地理情報トータルソリューション「Geoコンテンツ®サービス」の販売業務を主として行う「株式会社NTTデータGC(ジーシー)」を平成17年7月1日に設立しました。新会社は事業開始5年後に年間売上20億円を目指します。
【新会社設立の背景】
近年、高分解能商業衛星の衛星画像の入手が容易になり、各分野での利活用が進展してきています。また、衛星画像は、撮影した画像をそのまま利用するといった利用方法のみならず画像を加工したハザードマップや河川マップ等の付加価値コンテンツ利用、さらには森林整備や防災などの解析・分析等様々な分野で応用されつつあります。
一方、画像提供側においては、今後0.4m分解能*1の光学系センサや1m分解能のSAR(合成開口レーダ*2)センサといった、様々な特徴を有するセンサを搭載する複数の衛星打ち上げが計画されるなど、ユーザのニーズにあったコンテンツやソリューションの提供基盤が整うことが期待されています。
NTTデータは、平成14年9月より衛星画像を核として、画像販売、付加価値コンテンツによるマルチソースソリューション/ITソリューション/コンテンツソリューションの提供を行うGeoコンテンツサービスを提供してきましたが、本サービスを強化し積極的に事業拡大を行うため「株式会社NTTデータGC」を設立します。
【新会社の事業内容】
新会社は、画像販売、付加価値コンテンツ販売、解析等を中心にビジネス展開をしていきます。
【今後について】
今後、NTTデータでは、衛星ビジネス全体の主体として、世界最新の商用高分解能画像衛星を用いた新規商品企画や新規衛星ビジネスの拡大に取り組んでいきます。
新会社は、コンテンツ販売業務を主体に、各県毎にパートナーとなる代理店を選定し販売網を全国展開する他、商品の品揃えの拡大やサービスの向上等ビジネス拡大/販売力強化に取り組んでいきます。
【会社概要】
*1 分解能:撮影画像1ピクセルで表される地上の範囲で、0.4m分解能とは、1ピクセルが0.4mの範囲を表しています。
*2 合成開口レーダ:マイクロ波を発して、その反射波を受信するセンサー。地上の起伏や傾斜などを観測するのに適している。
* Geoコンテンツ®、BASEIMAGE®、OverScene®は株式会社NTTデータの登録商標です。
* その他文中の社名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。
【新会社設立の背景】
近年、高分解能商業衛星の衛星画像の入手が容易になり、各分野での利活用が進展してきています。また、衛星画像は、撮影した画像をそのまま利用するといった利用方法のみならず画像を加工したハザードマップや河川マップ等の付加価値コンテンツ利用、さらには森林整備や防災などの解析・分析等様々な分野で応用されつつあります。
一方、画像提供側においては、今後0.4m分解能*1の光学系センサや1m分解能のSAR(合成開口レーダ*2)センサといった、様々な特徴を有するセンサを搭載する複数の衛星打ち上げが計画されるなど、ユーザのニーズにあったコンテンツやソリューションの提供基盤が整うことが期待されています。
NTTデータは、平成14年9月より衛星画像を核として、画像販売、付加価値コンテンツによるマルチソースソリューション/ITソリューション/コンテンツソリューションの提供を行うGeoコンテンツサービスを提供してきましたが、本サービスを強化し積極的に事業拡大を行うため「株式会社NTTデータGC」を設立します。
【新会社の事業内容】
新会社は、画像販売、付加価値コンテンツ販売、解析等を中心にビジネス展開をしていきます。
-
画像販売
海外パートナーであるORBIMAGE(オーブイメージ)社のOrbView-3から得られる自動車、家屋なども判別できる1mという高い分解能を持つ画像、SPOTIMAGE(スポットイメージ)社のSPOT衛星から得られる広域な地上の様子を一度に把握することができる画像を販売します。 - 付加価値コンテンツ販売
衛星画像を加工した付加価値コンテンツを提供します。
日本全国をカバーした精細な画像地図データのBASEIMAGE®(ベースイメージ)や都市部をカバーした高精細なBASEIMAGE Fine(ベースイメージファイン)、3次元加工を施したOverScene®(オーバーシーン)等のコンテンツを提供します。 - 解析等各種サービス
衛星画像には可視情報意外にも、目には見えない多くの情報(熱情報や植物活性情報、時期の異なる画像での差分情報等)が含まれており、これらについて解析を行うサービスを提供します。
これにより、都市部の緑化比率を解析し表示したり、森林の経年変化の状況などを分析して森林変化情報を提供するなどの、各種解析サービスを提供します。
【今後について】
今後、NTTデータでは、衛星ビジネス全体の主体として、世界最新の商用高分解能画像衛星を用いた新規商品企画や新規衛星ビジネスの拡大に取り組んでいきます。
新会社は、コンテンツ販売業務を主体に、各県毎にパートナーとなる代理店を選定し販売網を全国展開する他、商品の品揃えの拡大やサービスの向上等ビジネス拡大/販売力強化に取り組んでいきます。
【会社概要】
1. | 社名 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ジー・シー (英文社名:NTT DATA GC CORPORATION) |
2. | 設立 | 平成17年7月1日 |
3. | 所在地 | 東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー |
4. | 役員構成 代表取締役社長(非常勤) 代表取締役常務 取締役(非常勤) 取締役(非常勤) 監査役(非常勤) | 高石 哲 (株式会社NTTデータ) 中川 透 村松 充雄 (株式会社NTTデータ) 木村 誠 (株式会社NTTデータ) 河口 直寛 (株式会社NTTデータ) |
5. | 主な事業内容 (1) 衛星画像の販売 (2) 衛星画像付加価値コンテンツの製造、販売及びレンタル (3) 衛星画像等の解析、分析等サービス (4) 衛星画像等のデータに関する各種プログラムの開発、製造の受託 (5) 衛星受信局システム等の企画設計、運用 (6) 衛星画像・コンテンツ利用システム並びにこれに係わるソフトウェアの開発及び企画、販売 | |
6. | 資本金 | 5千万円 |
7. | 株主構成 | 株式会社NTTデータ 100% |
8. | 社員数 | 10名(設立時) |
9. | 売上目標 | 20億円(5年後) |
*1 分解能:撮影画像1ピクセルで表される地上の範囲で、0.4m分解能とは、1ピクセルが0.4mの範囲を表しています。
*2 合成開口レーダ:マイクロ波を発して、その反射波を受信するセンサー。地上の起伏や傾斜などを観測するのに適している。
* Geoコンテンツ®、BASEIMAGE®、OverScene®は株式会社NTTデータの登録商標です。
* その他文中の社名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。