複数のメディアで一斉に情報を伝達する「子ども安全連絡網」(仮称)サービスの実証実験を開始 〜約700名の参加のもと、迅速・公平・確実な情報伝達を検証〜
ニュースリリース/NTTデータ
2005年11月15日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ関西
(株)NTTデータ(社長:浜口 友一 本社:東京都江東区)と(株)NTTデータ関西(社長:横山
武司 本社:大阪府大阪市)は、奈良県生駒市立生駒小学校ならびに同校育友会(保護者会)の協力のもと、「子ども安全連絡網」(仮称)サービスの実証実験を11月16日から実施します。
本サービスは、従来の電話連絡網にかわり電話・メール・FAX等、保護者が希望するメディアに対して学校から一斉連絡するもので、迅速・公平・確実な情報伝達を実現します。
【開発の背景】
子どもや学校に関わる安全面でのリスクが高まっているなかで、学校や地域ぐるみで子どもの安全を守ることは、現代社会の深刻な課題となっています。今回の実験システムは、小学生の子どもをもつ母親社員からの提案がきっかけで開発に至ったものです。
一方、個人情報保護法遵守の観点からは、紙ベースによる電話連絡網に代わって、学校も保護者も安心して利用できる情報連絡手段が求められていました。
【実験について】
【サービスの概要】
【今後について】
未来を担う子ども達の安全・安心を守ることは、学校関係者だけでなく企業を含めた社会全体の使命といえます。この実証実験で得た成果をもとに、迅速・公平・確実に情報を伝達するセーフティウェアとして、平成18年度の本格サービス開始を目標にすすめることとしています。
本サービスは、従来の電話連絡網にかわり電話・メール・FAX等、保護者が希望するメディアに対して学校から一斉連絡するもので、迅速・公平・確実な情報伝達を実現します。
【開発の背景】
子どもや学校に関わる安全面でのリスクが高まっているなかで、学校や地域ぐるみで子どもの安全を守ることは、現代社会の深刻な課題となっています。今回の実験システムは、小学生の子どもをもつ母親社員からの提案がきっかけで開発に至ったものです。
一方、個人情報保護法遵守の観点からは、紙ベースによる電話連絡網に代わって、学校も保護者も安心して利用できる情報連絡手段が求められていました。
【実験について】
- サービス内容(メッセージ送信イメージ図参照)
保護者から事前に登録してもらったメディア(電話、FAX、PCメール、携帯電話、携帯メールから選択)に、学校から一斉連絡を行います。 - 個人情報保護への配慮
- 指定した連絡先メディア番号は、学校を含め指定した本人以外にはシステム上開示されません。
- 学校や家庭に紙などで散在していた電話番号や個人名が不要になり、個人情報セキュリティレベルの高いデータセンタに格納されます。
- 学校とセンターを結ぶ回線は、暗号化により保護されます。
- 検証する内容
- 実証実験システムを実際に運用し、対象者全員に、迅速かつ確実に連絡できることを確認します。
- これからの情報連絡網が果たすべき役割や扱うべき情報等について、ワークショップやアンケートを通じて検討を深め、反映させていきます。
- 期間
平成17年11月16日〜平成18年3月31日 - 実施機関
奈良県生駒市立生駒小学校 - 参加者数
児童および教職員約700人 - 連絡内容
緊急連絡の他、学校行事に関わる情報連絡。
※ 地域パトロールの参加呼びかけ等の連絡を含む
【サービスの概要】
- 特 徴
- 学校から保護者への緊急連絡を、「すぐに、全員一斉に」、「正確・確実に」伝えることができます。
- 保護者は、あらかじめ「固定電話・携帯電話・FAX・メール(PC/携帯)」の中から受け取りたい通信機器(手段)と連絡先をいくつでも(実験では3つまで)選択・指定できます。
- システムが自動的に緊急連絡を通知するので、手間がかかりません。
- 従来の電話連絡網(名簿)が不要になるため個人情報を保護できます。
- サービスのイメージ図
【今後について】
未来を担う子ども達の安全・安心を守ることは、学校関係者だけでなく企業を含めた社会全体の使命といえます。この実証実験で得た成果をもとに、迅速・公平・確実に情報を伝達するセーフティウェアとして、平成18年度の本格サービス開始を目標にすすめることとしています。