税務関連ソリューション「達人CubeTM」の試験提供開始について 〜「セキュリティ」「運用管理」「情報ポータル」をコンセプトにした 新たな税務オンラインサービス〜http://www.tatsuzin.com/
ニュースリリース/NTTデータ
2005年12月 6日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下NTTデータ、本社:東京都江東区、代表取締役社長 浜口 友一)は、税務申告ソフト『達人®シリーズ』の会計事務所向けの次期サービス「達人CubeTM(キューブ)」を一部ユーザに対し、2005年12月6日より試験提供を開始します。
「達人Cube」は、これまでローカルシステムとして運用されていた会計事務所の業務システムを、セキュリティを充実させつつオンライン化した、会計事務所を取り巻くさまざまな課題を解決するサービスです。申告書の作成や電子申告にとどまらない各種ツールの提供をはじめ、税務に関する情報提供を強化し、ツールと情報を統合した税務ポータルとしてサービスを提供します。
【達人Cubeの概要】
NTTデータでは、本サービスの基盤となる『達人シリーズ』を2001年の提供開始以来、現在8製品をリリースしています。今回提供する「達人Cube」は達人シリーズをオンラインサービスへと拡張することで、これまでユーザが直面してきた「面倒」や「困った」を解消し、同製品群をより簡便に利用するためのサービスとして展開されます。
税務申告業務において、会計事務所は、お客様である顧問先との間で、税務申告に必要な様々な資料の授受や、連絡、確認など多くのコミュニケーションを行う必要があります。これまでの税務申告ソフトではこのような顧問先とのコミュニケーションへの配慮は不足しがちで開発がなされてきました。
今回、本サービスを顧問先とのコミュニケーションツールとして活用することで、会計事務所は、顧問先との間で、セキュリティの充実したインターネット・コミュニケーション環境を構築できるとともに、より付加価値の高いサービスを顧問先へ提供することが可能となります。
「達人Cube」は3乗、三次元を表す「Cube」という名の通り、「セキュリティ」、「運用管理」、「情報ポータル」の3つをコンセプトに事務所業務にまつわるさまざまな問題点の根本的な解決を目指します。
「達人Cube」は、IDC(インターネットデータセンタ)上でサービスを提供します。IDCは耐震にすぐれ、高度システムに対応した無停電装置が設置されています。何重にも及ぶ認証システムにより、スタッフの入退室、操作履歴等も徹底管理されています。官公庁、金融機関の向けシステム提供の実績を活かした高いセキュリティレベルでの構築・運営により、ユーザデータは厳重に保護されます。
【12月より提供するサービスの詳細】
1.データストレージ
各種災害やデータ損失への対策として、専用IDCによるバックアップ・保管を実現します。万一の際にも、速やかなデータ復旧を実現し、会計事務所と顧問先のデータの持ち運びでの不安の解消につながります。
また、ストレージを顧問先と共有し、会計事務所と顧問先での電子申告データやその他重要なデータのやり取りをセキュアに行うツールとして活用可能です。これにより、本サービスを会計事務所と顧問先との新たなサービス・コミュニケーションの一つと位置づけることが出来ます。
IDCとの接続にはSSLでの暗号化通信を採用し、ファイル交換時など通信経路でのデータ傍受を防ぎます。また、いつ誰が、どのファイルをアップロード・ダウンロード・削除などを行なったのかが分かるので、不正利用を防止でき、安心して利用できます。また、ファイルのアップロード時などにウィルスチェックを行ない、ウィルスに汚染されたファイルの保管・交換が行なわれないよう、常に監視しています。
(初期サービス容量)
初期サービス容量は1GB(ギガバイト*1)。税務申告データに限らず、事務所内に溢れる文書ファイル、表計算ファイルなど各種データを格納することができます。サービス容量は500MBごとに拡張することが可能で、最大30GBまで利用可能です。
顧問先用に割り当てられるIDの初期ID数は50ID。拡張も可能で、10ID(10顧問先)ごとに追加利用できます。
2.オートアップデート
オンラインでバージョンアップファイルを配信するため、ユーザの手をわずらわせることなく、常に最新環境での業務を実現します。特に、税制改正のプログラムが送付される時期は、ユーザの繁忙期と重なることが多く、CD-ROMの送付を待つ時間や、最新のCD-ROMが届いてから事務所所内の全端末にインストール・確認する時間が会計事務所としての重い時間的負担となってきました。本サービスではユーザをそうした非効率的な作業から解放し、バージョンの違いを意識することなくシステム利用を可能にします。
常に最新システムをお使いいただくことで、ユーザはいち早く最新税制下での業務を遂行でき、よりスムーズな申告書の作成を実現します。
3.オンラインサポート
電話やFAX、メールのヘルプデスクサポートはもちろん、ユーザ環境のセキュリティレベルに応じてインターネット環境を介してリモートでユーザのマシンを操作し、操作周りのトラブルの解決へのヘルプデスクサポートをします。達人シリーズを業務の基幹システムとして運用していく中で、直面するユーザの不安を解消する強力なサービスです。これまで専用機を利用してきたユーザが受けてきた訪問サポートをそのままインターネットを介したリモートな環境で実現します。ヘルプデスクスタッフがリモートでユーザのマシンを操作するので、パソコンに不慣れなユーザや導入間もないユーザにとって、あたかも隣で専属のスタッフに操作指導をされているかのようなサポートを受けられます。
具体的には、ユーザの画面をヘルプデスク側に表示し、トラブル状況を把握したうえでの対応により、これまで試行錯誤の連続になりがちであった電話だけのサポートとは違い、作業の進行具合を双方が確認できるため解決までの時間が大幅に短縮されます。従来の電話だけのサポートに比べ、ストレスないサポートが実現します。
4.顧問先サポート
先に挙げた「オンラインサポート」の仕組みをユーザと顧問先との間で実現するサービスが「顧問先サポート」です。これまで経営の指導や月次の巡回などで顧問先に出向いても、実際は操作指導に終始してしまった経験を持つユーザの声を反映したサービスです。わざわざ出向いて説明するまでもないけれども、電話では説明しにくいパソコン周りの操作は本サービスを利用することで、ストレスのないサポートによって解決します。ユーザと顧問先とが同一の画面を同時に見ながら操作できるので、聞き間違いなどによる操作ミスが大幅に削減され、円滑な顧問先の支援が可能になります。「同時利用ライセンス」を採用しているので、サポート側(会計事務所)のPCが何台あっても、顧問先の対象PCが何台あっても、同時利用数が1つなら1ライセンスとなります。顧問先からは特別なソフトウェアを必要とせず、ブラウザベースで本サービスを受けられるので、新たな投資は不要です。会計事務所の指示に従ってURLを入力し、表示されたページのボタンをクリックするだけでサポートが開始されます。あらかじめリンクを作成しておけば、簡単に本サービスを開始することができます。
今まで滞りがちだった遠隔地の顧問先とのコミュニケーションのツールとしても活用できます。
【料金体系】
サービスの料金体系は、初期導入費用、月額基本料で構成されます。月額基本料はNTTデータが会計事務所業務の必須項目と位置づけて提供する「基本プラン」と、ユーザがサービスを自由に選んで利用する「オプションプラン」とに大別されます。
さらにこうしたサービスを事務所所内で何名の職員で利用するか、という「アドオンID」とによって月ごとの課金金額が決定されます。これまでの多くのオンラインサービスでは、「ユーザID数×1IDあたり料金」で課金される形でしたが、達人Cubeでは、ID追加課金方式を採用することで、利用ID数の増加による利用料増を抑えることができ、発展・拡大の中で利用職員の増加が予測される事務所の利用料負担を軽減させます。
初期導入費用、月額基本料をはじめとした個別のサービス価格の詳細については別紙の通りです。
【今後の予定】
「達人Cube」は今回の一部ユーザに向けた試験提供後、2006年4月に全サービスの本格展開を開始します。
全サービスメニューなど、詳細については『達人シリーズ』オフィシャルサイト(http://www.tatsuzin.com/)を参照ください。
【動作環境】
*1 情報量の単位。gigaはギリシア語で「巨人」の意で、10億倍を表わす接頭語。1GB=210MB=1024MB。
*達人®は、株式会社NTTデータの登録商標です。
*達人CubeTMは、株式会社NTTデータの商標です。
「達人Cube」は、これまでローカルシステムとして運用されていた会計事務所の業務システムを、セキュリティを充実させつつオンライン化した、会計事務所を取り巻くさまざまな課題を解決するサービスです。申告書の作成や電子申告にとどまらない各種ツールの提供をはじめ、税務に関する情報提供を強化し、ツールと情報を統合した税務ポータルとしてサービスを提供します。
【達人Cubeの概要】
NTTデータでは、本サービスの基盤となる『達人シリーズ』を2001年の提供開始以来、現在8製品をリリースしています。今回提供する「達人Cube」は達人シリーズをオンラインサービスへと拡張することで、これまでユーザが直面してきた「面倒」や「困った」を解消し、同製品群をより簡便に利用するためのサービスとして展開されます。
税務申告業務において、会計事務所は、お客様である顧問先との間で、税務申告に必要な様々な資料の授受や、連絡、確認など多くのコミュニケーションを行う必要があります。これまでの税務申告ソフトではこのような顧問先とのコミュニケーションへの配慮は不足しがちで開発がなされてきました。
今回、本サービスを顧問先とのコミュニケーションツールとして活用することで、会計事務所は、顧問先との間で、セキュリティの充実したインターネット・コミュニケーション環境を構築できるとともに、より付加価値の高いサービスを顧問先へ提供することが可能となります。
「達人Cube」は3乗、三次元を表す「Cube」という名の通り、「セキュリティ」、「運用管理」、「情報ポータル」の3つをコンセプトに事務所業務にまつわるさまざまな問題点の根本的な解決を目指します。
「達人Cube」は、IDC(インターネットデータセンタ)上でサービスを提供します。IDCは耐震にすぐれ、高度システムに対応した無停電装置が設置されています。何重にも及ぶ認証システムにより、スタッフの入退室、操作履歴等も徹底管理されています。官公庁、金融機関の向けシステム提供の実績を活かした高いセキュリティレベルでの構築・運営により、ユーザデータは厳重に保護されます。
【12月より提供するサービスの詳細】
1.データストレージ
各種災害やデータ損失への対策として、専用IDCによるバックアップ・保管を実現します。万一の際にも、速やかなデータ復旧を実現し、会計事務所と顧問先のデータの持ち運びでの不安の解消につながります。
また、ストレージを顧問先と共有し、会計事務所と顧問先での電子申告データやその他重要なデータのやり取りをセキュアに行うツールとして活用可能です。これにより、本サービスを会計事務所と顧問先との新たなサービス・コミュニケーションの一つと位置づけることが出来ます。
IDCとの接続にはSSLでの暗号化通信を採用し、ファイル交換時など通信経路でのデータ傍受を防ぎます。また、いつ誰が、どのファイルをアップロード・ダウンロード・削除などを行なったのかが分かるので、不正利用を防止でき、安心して利用できます。また、ファイルのアップロード時などにウィルスチェックを行ない、ウィルスに汚染されたファイルの保管・交換が行なわれないよう、常に監視しています。
(初期サービス容量)
初期サービス容量は1GB(ギガバイト*1)。税務申告データに限らず、事務所内に溢れる文書ファイル、表計算ファイルなど各種データを格納することができます。サービス容量は500MBごとに拡張することが可能で、最大30GBまで利用可能です。
顧問先用に割り当てられるIDの初期ID数は50ID。拡張も可能で、10ID(10顧問先)ごとに追加利用できます。
2.オートアップデート
オンラインでバージョンアップファイルを配信するため、ユーザの手をわずらわせることなく、常に最新環境での業務を実現します。特に、税制改正のプログラムが送付される時期は、ユーザの繁忙期と重なることが多く、CD-ROMの送付を待つ時間や、最新のCD-ROMが届いてから事務所所内の全端末にインストール・確認する時間が会計事務所としての重い時間的負担となってきました。本サービスではユーザをそうした非効率的な作業から解放し、バージョンの違いを意識することなくシステム利用を可能にします。
常に最新システムをお使いいただくことで、ユーザはいち早く最新税制下での業務を遂行でき、よりスムーズな申告書の作成を実現します。
3.オンラインサポート
電話やFAX、メールのヘルプデスクサポートはもちろん、ユーザ環境のセキュリティレベルに応じてインターネット環境を介してリモートでユーザのマシンを操作し、操作周りのトラブルの解決へのヘルプデスクサポートをします。達人シリーズを業務の基幹システムとして運用していく中で、直面するユーザの不安を解消する強力なサービスです。これまで専用機を利用してきたユーザが受けてきた訪問サポートをそのままインターネットを介したリモートな環境で実現します。ヘルプデスクスタッフがリモートでユーザのマシンを操作するので、パソコンに不慣れなユーザや導入間もないユーザにとって、あたかも隣で専属のスタッフに操作指導をされているかのようなサポートを受けられます。
具体的には、ユーザの画面をヘルプデスク側に表示し、トラブル状況を把握したうえでの対応により、これまで試行錯誤の連続になりがちであった電話だけのサポートとは違い、作業の進行具合を双方が確認できるため解決までの時間が大幅に短縮されます。従来の電話だけのサポートに比べ、ストレスないサポートが実現します。
4.顧問先サポート
先に挙げた「オンラインサポート」の仕組みをユーザと顧問先との間で実現するサービスが「顧問先サポート」です。これまで経営の指導や月次の巡回などで顧問先に出向いても、実際は操作指導に終始してしまった経験を持つユーザの声を反映したサービスです。わざわざ出向いて説明するまでもないけれども、電話では説明しにくいパソコン周りの操作は本サービスを利用することで、ストレスのないサポートによって解決します。ユーザと顧問先とが同一の画面を同時に見ながら操作できるので、聞き間違いなどによる操作ミスが大幅に削減され、円滑な顧問先の支援が可能になります。「同時利用ライセンス」を採用しているので、サポート側(会計事務所)のPCが何台あっても、顧問先の対象PCが何台あっても、同時利用数が1つなら1ライセンスとなります。顧問先からは特別なソフトウェアを必要とせず、ブラウザベースで本サービスを受けられるので、新たな投資は不要です。会計事務所の指示に従ってURLを入力し、表示されたページのボタンをクリックするだけでサポートが開始されます。あらかじめリンクを作成しておけば、簡単に本サービスを開始することができます。
今まで滞りがちだった遠隔地の顧問先とのコミュニケーションのツールとしても活用できます。
【料金体系】
サービスの料金体系は、初期導入費用、月額基本料で構成されます。月額基本料はNTTデータが会計事務所業務の必須項目と位置づけて提供する「基本プラン」と、ユーザがサービスを自由に選んで利用する「オプションプラン」とに大別されます。
さらにこうしたサービスを事務所所内で何名の職員で利用するか、という「アドオンID」とによって月ごとの課金金額が決定されます。これまでの多くのオンラインサービスでは、「ユーザID数×1IDあたり料金」で課金される形でしたが、達人Cubeでは、ID追加課金方式を採用することで、利用ID数の増加による利用料増を抑えることができ、発展・拡大の中で利用職員の増加が予測される事務所の利用料負担を軽減させます。
初期導入費用、月額基本料をはじめとした個別のサービス価格の詳細については別紙の通りです。
【今後の予定】
「達人Cube」は今回の一部ユーザに向けた試験提供後、2006年4月に全サービスの本格展開を開始します。
全サービスメニューなど、詳細については『達人シリーズ』オフィシャルサイト(http://www.tatsuzin.com/)を参照ください。
【動作環境】
■ハードウェア | |
---|---|
CPU | Pentium III 500MHz以上(対象OSが動作する必要があります) |
メモリ | 256MB以上(対象OSが動作する必要があります) |
ハードディスク | 100MB以上の空き容量(対象OSおよびデータベースが動作する必要があります) ※別途データベースをインストールする領域が必要となります。 |
ディスプレイ解像度 | 800×600ドット以上(1024×768ドット以上を推奨とします) |
■ソフトウェア | |
---|---|
OS | ・Windows NT4.0 ・Windows 98SE ・Windows Me ・Windows 2000(Professional SP2 / SP3 / SP4) ・Windows XP(Home Edition / Professional および SP1 / SP2) (Windows3.1/95、Macintoshその他のOSでは動作いたしません) ※Windows 2000以上を推奨とします。 |
ブラウザ | Internet Explorer5.0以上 (Netscape Navigatorその他のブラウザには対応しておりません。また、Internet ExplorerはCookieを受け入れる設定であることが必須となります) ※Internet Explorer6.0以上を推奨とします。 |
その他のソフトウェア | Microsoft .NET Framework 1.1以上 Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine(MSDE2000)以上 ※インストーラに付属します。 |
■インターネット接続環境 | |
---|---|
インターネット接続環境 | xDSLと同等のブロードバンド接続(ISDNや一部のCATV回線接続では不可) |
*1 情報量の単位。gigaはギリシア語で「巨人」の意で、10億倍を表わす接頭語。1GB=210MB=1024MB。
*達人®は、株式会社NTTデータの登録商標です。
*達人CubeTMは、株式会社NTTデータの商標です。