衛星画像ビジネスの中国展開を開始 〜北京SpotImage社と衛星画像製品「BASEIMAGE®」の販売で合意〜
ニュースリリース/NTTデータ
2006年4月26日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータ(東京都江東区 社長：浜口 友一)は、中国の衛星画像業界で8年の販売経験を有する北京SpotImage社(中国北京市、総経理：Francois BEGAUD 以下、BSI)と販売代理店契約を締結し、5月1日よりNTTデータの衛星画像商品「BASEIMAGE®(ベースイメージ)」の中国市場での販売を開始します。
今後BSIを中国での現地総代理店として、中国の中央・地方政府、民間企業に中国エリアBASEIMAGEを販売していきます。
NTTデータは、BSIと中国エリアBASEIMAGEの販売で協力していく一方、衛星画像に関連するパッケージソフトの販売等、ソフトウェア事業にも注力し、NTTデータでは中国衛星画像ビジネス全体で2009年度までに累計1億元(約15億円)の売上を目指します。
【背景】
中国では急速な経済成長とそれに伴う都市拡大により、広大な国土の計画的な管理が求められています。これまでは主として現地での測量により国土利用分析、都市計画等が行われてきましたが、近年の民間衛星画像の普及を背景に、衛星画像を活用した効率的な業務方式が注目されています。また、中国民間市場ではGIS(地理情報システム)の普及により、衛星画像を取り巻く様々なサービスが展開され、衛星画像に関連する市場規模は年間100億円程度と急速に拡大しています。
一方、NTTデータは2002年9月より日本において、衛星画像を核とした地理情報トータルソリューション「Geoコンテンツ®サービス」を提供しています。2002年12月からはフランスのSpotImage社*1が提供するSPOT5衛星*2の衛星画像商品であるBASEIMAGEの販売を行っています。
NTTデータは、今後も成長を続ける中国衛星画像市場に、BASEIMAGEを販売展開していくために、この度、BSIと契約を行うことになりました。
【販売代理店契約の内容】
今回の販売代理店契約により、NTTデータはBSIに対し、中国エリアBASEIMAGEの中国市場における独占的な販売許諾を行いました。BSIは長年にわたり衛星画像ビジネスを中国で展開し、中国の政府機関などへ数多くの実績を持つ企業です。NTTデータは中国エリアにおけるBASEIMAGEの撮影対象エリアを拡大していく一方、販売事例や顧客利用用途等の情報共有をBSIと行い、中国市場への展開を図っていきます。
【BASEIMAGEについて】
BASEIMAGEは、NTTデータがSPOT5衛星により撮影される衛星画像データで構築した画像データベースです。現在、日本国内では日本全域の画像データで製品化したBASEIMAGEの販売を行っています。これまで河川等の国土管理、環境、建設計画、情報提供、更には、出版・広告・放送等のメディアなど幅広い分野で導入されています。
今回、NTTデータでは中国市場での販売を視野に、中国大陸の衛星画像データからBASEIMAGEを構築しました。
NTTデータとBSIでは、当初は東部大都市圏*3のBASEIMAGEから販売を開始し、順次エリアを拡大していく計画です。
※ BASEIMAGEは、日本全域相当の広大なエリアが高精細なデータで整備されているのが特長です。地上分解能(衛星画像の詳細度の指標)は2.5mで、2.5mの大きさの地物がデジタル画像上の1ピクセルとして撮影されることで家屋やビルなどの人工構造物まで認識することができます。
※ 中国では日本国内を撮影した画像データの販売は致しません。
【今後の展開】
NTTデータはBSIを通じ中国エリアBASEIMAGEを中国の中央・地方政府、民間企業に販売していく予定です。主な利用分野として、国土管理、環境、水利分野などを想定しています。また中国進出している企業を主な対象として、日本国内市場でも販売を行います。
一方、NTTデータ(中国)有限公司*4と協力し、衛星画像3次元化ソフトウェア「OverScene®(オーバーシーン)」の販売を行うなどソフトウェア事業や衛星画像を利用したシステムインテグレーション事業にも力を入れていく予定で、これら中国における衛星画像ビジネス全体で、2009年度までに累計1億元(約15億円)の売上を目指していきます。
(北京SpotImage社(BSI)について)
フランスのSpotImage社と中国科学院の中国リモートセンシング衛星地上局の合資会社で、1998年10月1日に設立されました。設立以来、衛星画像の販売、画像処理サービスの提供を主に行っており、国土資源分野・都市計画分野など多くの分野での実績があります。
*1 SpotImage社…フランスに本社を置き、SPOT衛星を中心に、衛星画像データや、地理情報サービスを全世界に提供する会社です。(http://www.spotimage.fr/)
*2 SPOT5衛星…2002年5月、フランス宇宙庁(CNES)が打ち上げた地球観測衛星で、撮影画像はSpotImage社を通して配信されています。SPOT5衛星は120kmの幅の中の最小2.5mまでの地表物体を撮影できる性能を持ち、都市計画図作成、自然災害マネージメント、野菜作付面積測定、環境監視等、広い用途に利用されています。
*3 東部大都市圏…江蘇省、浙江省、広東省、北京市、上海市、天津市、大連市
*4 NTTデータ(中国)有限公司…1998年に設立したNTTデータが100%出資した現地法人。中国現地にて主に衛星画像を利用した付加価値サービスの提供を行っています。
* BASEIMAGE®、Geoコンテンツ®、OverScene®は株式会社NTTデータの登録商標です。
* 文中に記載している社名・商品名などは各社の商標または登録商標です。
今後BSIを中国での現地総代理店として、中国の中央・地方政府、民間企業に中国エリアBASEIMAGEを販売していきます。
NTTデータは、BSIと中国エリアBASEIMAGEの販売で協力していく一方、衛星画像に関連するパッケージソフトの販売等、ソフトウェア事業にも注力し、NTTデータでは中国衛星画像ビジネス全体で2009年度までに累計1億元(約15億円)の売上を目指します。
【背景】
中国では急速な経済成長とそれに伴う都市拡大により、広大な国土の計画的な管理が求められています。これまでは主として現地での測量により国土利用分析、都市計画等が行われてきましたが、近年の民間衛星画像の普及を背景に、衛星画像を活用した効率的な業務方式が注目されています。また、中国民間市場ではGIS(地理情報システム)の普及により、衛星画像を取り巻く様々なサービスが展開され、衛星画像に関連する市場規模は年間100億円程度と急速に拡大しています。
一方、NTTデータは2002年9月より日本において、衛星画像を核とした地理情報トータルソリューション「Geoコンテンツ®サービス」を提供しています。2002年12月からはフランスのSpotImage社*1が提供するSPOT5衛星*2の衛星画像商品であるBASEIMAGEの販売を行っています。
NTTデータは、今後も成長を続ける中国衛星画像市場に、BASEIMAGEを販売展開していくために、この度、BSIと契約を行うことになりました。
【販売代理店契約の内容】
今回の販売代理店契約により、NTTデータはBSIに対し、中国エリアBASEIMAGEの中国市場における独占的な販売許諾を行いました。BSIは長年にわたり衛星画像ビジネスを中国で展開し、中国の政府機関などへ数多くの実績を持つ企業です。NTTデータは中国エリアにおけるBASEIMAGEの撮影対象エリアを拡大していく一方、販売事例や顧客利用用途等の情報共有をBSIと行い、中国市場への展開を図っていきます。
【BASEIMAGEについて】
BASEIMAGEは、NTTデータがSPOT5衛星により撮影される衛星画像データで構築した画像データベースです。現在、日本国内では日本全域の画像データで製品化したBASEIMAGEの販売を行っています。これまで河川等の国土管理、環境、建設計画、情報提供、更には、出版・広告・放送等のメディアなど幅広い分野で導入されています。
今回、NTTデータでは中国市場での販売を視野に、中国大陸の衛星画像データからBASEIMAGEを構築しました。
NTTデータとBSIでは、当初は東部大都市圏*3のBASEIMAGEから販売を開始し、順次エリアを拡大していく計画です。
※ BASEIMAGEは、日本全域相当の広大なエリアが高精細なデータで整備されているのが特長です。地上分解能(衛星画像の詳細度の指標)は2.5mで、2.5mの大きさの地物がデジタル画像上の1ピクセルとして撮影されることで家屋やビルなどの人工構造物まで認識することができます。
※ 中国では日本国内を撮影した画像データの販売は致しません。
【今後の展開】
NTTデータはBSIを通じ中国エリアBASEIMAGEを中国の中央・地方政府、民間企業に販売していく予定です。主な利用分野として、国土管理、環境、水利分野などを想定しています。また中国進出している企業を主な対象として、日本国内市場でも販売を行います。
一方、NTTデータ(中国)有限公司*4と協力し、衛星画像3次元化ソフトウェア「OverScene®(オーバーシーン)」の販売を行うなどソフトウェア事業や衛星画像を利用したシステムインテグレーション事業にも力を入れていく予定で、これら中国における衛星画像ビジネス全体で、2009年度までに累計1億元(約15億円)の売上を目指していきます。
(北京SpotImage社(BSI)について)
フランスのSpotImage社と中国科学院の中国リモートセンシング衛星地上局の合資会社で、1998年10月1日に設立されました。設立以来、衛星画像の販売、画像処理サービスの提供を主に行っており、国土資源分野・都市計画分野など多くの分野での実績があります。
*1 SpotImage社…フランスに本社を置き、SPOT衛星を中心に、衛星画像データや、地理情報サービスを全世界に提供する会社です。(http://www.spotimage.fr/)
*2 SPOT5衛星…2002年5月、フランス宇宙庁(CNES)が打ち上げた地球観測衛星で、撮影画像はSpotImage社を通して配信されています。SPOT5衛星は120kmの幅の中の最小2.5mまでの地表物体を撮影できる性能を持ち、都市計画図作成、自然災害マネージメント、野菜作付面積測定、環境監視等、広い用途に利用されています。
*3 東部大都市圏…江蘇省、浙江省、広東省、北京市、上海市、天津市、大連市
*4 NTTデータ(中国)有限公司…1998年に設立したNTTデータが100%出資した現地法人。中国現地にて主に衛星画像を利用した付加価値サービスの提供を行っています。
* BASEIMAGE®、Geoコンテンツ®、OverScene®は株式会社NTTデータの登録商標です。
* 文中に記載している社名・商品名などは各社の商標または登録商標です。