NTTデータ、NTTリースの情報サービス子会社であるNTTビジネス・ソリューションの経営権を取得
ニュースリリース/NTTデータ
2006年6月26日
株式会社NTTデータ
NTTリース株式会社
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:浜口 友一、以下NTTデータ)とNTTリース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小出 寛治、以下NTTリース)は、NTTリースが100%出資する情報サービス子会社であるNTTビジネス・ソリューション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:釜本 進、以下NTT-BS)の発行済株式のうち、66.6%をNTTデータが譲り受けることで、本日正式に合意しました。
【背景】
現在、リース業界では、会計基準見直しやゼロ金利政策解除に見られる厳しい環境下で、同業他社との差別化を図るための新たなサービスメニューの創出など、より一層の体力強化とそのためのITの積極的な活用が益々重要視されています。
NTTデータは、中期経営計画の達成に向け、国内金融機関再編が進展する金融業界におけるITの戦略的活用による競争力強化に向け、積極的な事業展開を行っています。特にノンバンク分野では、クレジットカード業界やリース業界に対するアウトソーシング事業の展開など、具体的な取り組みを行ってきたところです。
一方NTTリースは、事業の中心としてきたリース・割賦事業に加え、今後は多様な金融サービスを提供するファイナンス会社として、NTTグループ内外のお客様ニーズに合致した幅広い金融サービスを開発・提供していく予定です。
またNTT-BSは、NTTリースの100%出資IT子会社として、10年以上もの間、リース業務に必要不可欠な顧客管理、契約管理、審査等に関する業務やシステム開発のノウハウの蓄積・向上に努めてきました。
【合意内容・今後の事業展開】
今回、NTTデータはNTTリースからNTT-BSの経営権を譲り受けることにより、NTT-BSを通じてNTTリース向けにより安定したシステム構築の提供を行うとともに、NTTデータの持つ営業力を活かして、リース業界への事業展開を加速します。また、NTTリースが発行するクレジットカード「NTTグループカード」システムの一部受託をNTT-BSが手がけていることから、クレジットカード分野でのNTTデータグループの開発リソース機能としても期待しています。
一方、NTTリースは、7月1日から社名を「NTTファイナンス株式会社」に変更し、より一層お客様ニーズに合致した幅広い金融サービスを開発・提供していくことから、今後もNTT-BSを通じてより良いファイナンスサービス提供のためのシステム構築等に参画し、NTT-BSの発行済株式の33.4%を引き続き保有する株主として、システム構築等の発注を通じ、その発展に取り組んでいきます。
NTT-BSは、NTTリースに対しリース事業、クレジットカード事業などのシステム開発・保守・運用等のサービスを継続して提供するほか、NTTデータグループのプロジェクトマネジメント力、先端技術、人材育成ノウハウなどを活用することによって、広くNTTデータの開発案件へ参画し、NTTリース以外の案件への取り組みを拡大し、より一層の技術力向上を目指します。
【新体制の概要(予定)】
【参考:現 NTTビジネス・ソリューション株式会社の概要】
【背景】
現在、リース業界では、会計基準見直しやゼロ金利政策解除に見られる厳しい環境下で、同業他社との差別化を図るための新たなサービスメニューの創出など、より一層の体力強化とそのためのITの積極的な活用が益々重要視されています。
NTTデータは、中期経営計画の達成に向け、国内金融機関再編が進展する金融業界におけるITの戦略的活用による競争力強化に向け、積極的な事業展開を行っています。特にノンバンク分野では、クレジットカード業界やリース業界に対するアウトソーシング事業の展開など、具体的な取り組みを行ってきたところです。
一方NTTリースは、事業の中心としてきたリース・割賦事業に加え、今後は多様な金融サービスを提供するファイナンス会社として、NTTグループ内外のお客様ニーズに合致した幅広い金融サービスを開発・提供していく予定です。
またNTT-BSは、NTTリースの100%出資IT子会社として、10年以上もの間、リース業務に必要不可欠な顧客管理、契約管理、審査等に関する業務やシステム開発のノウハウの蓄積・向上に努めてきました。
【合意内容・今後の事業展開】
今回、NTTデータはNTTリースからNTT-BSの経営権を譲り受けることにより、NTT-BSを通じてNTTリース向けにより安定したシステム構築の提供を行うとともに、NTTデータの持つ営業力を活かして、リース業界への事業展開を加速します。また、NTTリースが発行するクレジットカード「NTTグループカード」システムの一部受託をNTT-BSが手がけていることから、クレジットカード分野でのNTTデータグループの開発リソース機能としても期待しています。
一方、NTTリースは、7月1日から社名を「NTTファイナンス株式会社」に変更し、より一層お客様ニーズに合致した幅広い金融サービスを開発・提供していくことから、今後もNTT-BSを通じてより良いファイナンスサービス提供のためのシステム構築等に参画し、NTT-BSの発行済株式の33.4%を引き続き保有する株主として、システム構築等の発注を通じ、その発展に取り組んでいきます。
NTT-BSは、NTTリースに対しリース事業、クレジットカード事業などのシステム開発・保守・運用等のサービスを継続して提供するほか、NTTデータグループのプロジェクトマネジメント力、先端技術、人材育成ノウハウなどを活用することによって、広くNTTデータの開発案件へ参画し、NTTリース以外の案件への取り組みを拡大し、より一層の技術力向上を目指します。
【新体制の概要(予定)】
(1) | 商号 | 現行どおり(2006年9月下旬を目途に社内公募等により新社名決定の予定) |
(2) | 新体制発足 | 2006年7月1日(予定) |
(3) | 所在地 | 東京都江東区新砂1丁目6番35号 |
(4) | 資本金 | 300百万円 |
(5) | 株主構成 | 株式会社NTTデータ 66.6% NTTリース株式会社(7月1日よりNTTファイナンス株式会社) 33.4% |
(6) | 主な事業の内容 | システムインテグレーション事業、情報処理サービス事業、コンサルティング事業等 |
(7) | 従業員数 | 53名 |
(8) | 役員構成 | 代表取締役社長 釜本 進 (現 NTT-BS代表取締役社長) 取締役 赤堀 修一 (現 NTT-BS取締役) 取締役 中井 正之 (現 NTT-BS取締役) 取締役 中川 亜人 (現 NTT-BS取締役) 取締役 (非常勤) 稲村 敏博 (現 NTTリース 情報システム推進部長) 取締役 (非常勤) 岩本 敏男 (現 NTTデータ 執行役員) 取締役 (非常勤) 本間 洋 (現 NTTデータ クレジット・リースビジネスユニット長) 監査役 (非常勤) 林原 宏次 (現 NTTデータ 金融ビジネス推進部 課長) |
【参考:現 NTTビジネス・ソリューション株式会社の概要】
(1) | 商号 | エヌ・ティ・ティ・ビジネス・ソリューション株式会社 |
(2) | 設立 | 1985年4月 |
(3) | 資本構成 | NTTリース株式会社 100% |
(4) | 代表者 | 釜本 進 (代表取締役社長) |
(5) | 売上高 | 38億円 (2006年3月期実績) |