NTTドコモのクレジットサービス「DCMX」を支える基盤システム「CREMO」を構築 〜おサイフケータイをクレジットカードにするシステム〜
ニュースリリース/NTTデータ
2006年7月25日
株式会社NTTデータ
日本電気株式会社
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:浜口 友一、以下NTTデータ)および日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:矢野 薫、以下NEC)は、NTTドコモのクレジットサービス「DCMX」を支える基盤システム「CREMO(クレモ)」を構築しました。
「DCMX」は、NTTドコモが提供しているケータイクレジットブランド「iD」の中核をなすサービスで、おサイフケータイを利用したクレジットサービスです。今回構築した「CREMO」は、顧客管理、信用管理、売上管理等の機能を提供しています。このシステムにより、簡単な入会手続きの実現、充実したセキュリティ機能の提供が可能となっています。
【システム(CREMO)の特長】
【各社の役割】
NTTデータは、ITによる価値創造により社会やお客様を活性化していく企業を目指しています。このたびのCREMOの構築は、重要な社会インフラであるクレジットカードシステムにおける高度なシステム構築力を実証するものであり、NTTデータが社会インフラやお客様の重要なシステム構築で培った、徹底したプロジェクトマネジメント力とシステム化企画力・技術力の成果です。
NTTデータは、今後も、お客様とともに新たな価値を創造し、お客様の価値が向上するシステムを構築することで、お客様の発展、さらには社会の発展に寄与してまいります。
NECは通信・サービス事業者の次世代ネットワーク「NGN」構築や、通信と金融・放送などが融合した新たなサービスの基盤システム構築などを進めており、このたびの携帯電話向け決済サービスのプラットフォームであるCREMOは、こうした取り組みの先進事例となるものであります。
今後、NGNと連携した新たな融合サービスの登場が予想されるなかで、NECはこれまで培ってきた大規模システム構築技術、ソフトウェア技術、サービス提供ノウハウなどの連携・融合をさらに進め、高度な信頼性を実現した安全なサービスプラットフォーム構築に注力してまいります。
参考【DCMXサービスの概要】
NTTドコモが提供する「DCMX」は、?@おサイフケータイ等で簡単な入会申し込みを行い、?A対応i-アプリを携帯電話にダウンロードし、?BiD対応のリーダーライターにかざすだけで料金等の支払いができるケータイクレジットサービスです。
* 文中に記載している社名・商品名などは各社の商標または登録商標です。
* 「CAFIS」はNTTデータの登録商標です。
* 「CREMO」は、NTTドコモDCMXサービスのシステム名称(愛称)です。
* 「DCMX mini」「DCMX」「iモード」「おサイフケータイ」「iD」は、NTTドコモの商標または登録商標です。
「DCMX」は、NTTドコモが提供しているケータイクレジットブランド「iD」の中核をなすサービスで、おサイフケータイを利用したクレジットサービスです。今回構築した「CREMO」は、顧客管理、信用管理、売上管理等の機能を提供しています。このシステムにより、簡単な入会手続きの実現、充実したセキュリティ機能の提供が可能となっています。
【システム(CREMO)の特長】
- 高度な性能およびミッションクリティカル性
NEC製および日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下日本HP)製サーバを中心に約30台のサーバから構成されており、社会インフラとしてのクレジット決済サービスに求められる機能を24時間365日無停止システムとして実現しています。 - 新たなクレジット決済サービスの実現
金融分野におけるシステム構築ノウハウを充分に活用し、クレジット機能間のスムーズな連携を実現しました。また、携帯電話による簡単入会機能、携帯電話の利用料金との合算請求等といった、既存のクレジット決済サービスとの差別化を図った新たなサービスを実現しています。 - 安全なクレジットサービスを支えるセキュリティ対策
不正な情報アクセスを確実に防御することなど、クレジットサービスにおいて求められる高度なセキュリティ要件に対して以下のような対策を講じています。- 金融庁の定めるガイドライン、日本クレジット産業協会が定めるガイドライン、FISC(金融情報システムセンタ)に準拠し、かつISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に適合したシステム設計。
- 外部からの不正な攻撃を強力に防止。
- 安定したサービス提供を実現する統合運用管理機能
システムを構成する要素である、サーバ、ストレージ、ネットワーク機器等のハードウェアおよび、OS、ミドルウェア、アプリケーション等のソフトウェアを全て統合的に監視し、システム状況の可視的な通知やシステムを正常な状態に維持するための各種制御を可能としています。
【各社の役割】
- NTTデータとNECの総合力
「CREMO」は、NTTデータならびにNECの通信事業および金融事業におけるシステム構築ノウハウを融合し、NEC及び日本HPの高信頼性サーバ技術により実現しています。- NTTドコモに提供してきたiモードシステムに代表される基幹系システムの構築ノウハウ
- カード決済総合ネットワークCAFIS(キャフィス)および数々のクレジットカード会社システム構築ノウハウ
- クレジットサービスの提供において求められる高度なセキュリティ技術
- 信用機関、決済システムなど外部システムとの柔軟な連携性を持つシステム構築のノウハウ
- ダウンタイムの許されない通信業・金融業の基幹システムサーバとして実績を持つNonStopサーバをはじめとする技術ノウハウ
- NTTデータ
本システムの構築においては、NTTデータがプロジェクト全体を統括するプロジェクトマネジメントおよびCAFISに代表される金融システムにおける業務ノウハウを提供しています。 - NEC
NECは従来から蓄積された通信事業者向け基盤システムのノウハウをもとに金融業務を融合したシステムを構築、更に高い実績にもとづくセキュリティ技術を提供しています。
NTTデータは、ITによる価値創造により社会やお客様を活性化していく企業を目指しています。このたびのCREMOの構築は、重要な社会インフラであるクレジットカードシステムにおける高度なシステム構築力を実証するものであり、NTTデータが社会インフラやお客様の重要なシステム構築で培った、徹底したプロジェクトマネジメント力とシステム化企画力・技術力の成果です。
NTTデータは、今後も、お客様とともに新たな価値を創造し、お客様の価値が向上するシステムを構築することで、お客様の発展、さらには社会の発展に寄与してまいります。
NECは通信・サービス事業者の次世代ネットワーク「NGN」構築や、通信と金融・放送などが融合した新たなサービスの基盤システム構築などを進めており、このたびの携帯電話向け決済サービスのプラットフォームであるCREMOは、こうした取り組みの先進事例となるものであります。
今後、NGNと連携した新たな融合サービスの登場が予想されるなかで、NECはこれまで培ってきた大規模システム構築技術、ソフトウェア技術、サービス提供ノウハウなどの連携・融合をさらに進め、高度な信頼性を実現した安全なサービスプラットフォーム構築に注力してまいります。
参考【DCMXサービスの概要】
NTTドコモが提供する「DCMX」は、?@おサイフケータイ等で簡単な入会申し込みを行い、?A対応i-アプリを携帯電話にダウンロードし、?BiD対応のリーダーライターにかざすだけで料金等の支払いができるケータイクレジットサービスです。
1 | 利用可能携帯電話 | : | FOMAのおサイフケータイ全機種 | |||||||||||||||||||||||||
2 | ケータイクレジットサービスの種類 | |||||||||||||||||||||||||||
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3 | 利用可能場所 | : | ファミリーマート等のコンビニエンスストアなど「iD」マークのある 店舗で利用が可能です。 |
* 文中に記載している社名・商品名などは各社の商標または登録商標です。
* 「CAFIS」はNTTデータの登録商標です。
* 「CREMO」は、NTTドコモDCMXサービスのシステム名称(愛称)です。
* 「DCMX mini」「DCMX」「iモード」「おサイフケータイ」「iD」は、NTTドコモの商標または登録商標です。