社内行動改革の取り組みについて 〜社員の自主的な提案により、ボトムアップで行動改革の実現を目指す〜
ニュースリリース/NTTデータ
2006年7月31日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータ(本社:東京都江東区 社長:浜口 友一)では、平成17年に策定したグループビジョン「Global IT Innovator」の実現に向け、行動をどう変えるべきかを社員自らが考え・実行する「新・行動改革WG(ワーキンググループ)」活動を平成17年9月から行っています。
このたび、その活動より「社内SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)」および「女性がもっと活き活き働ける環境作り」の施策が開始されました。
【新・行動改革WGについて】
新・行動改革WGは、「グループビジョン」を実現するための全社施策を社員自らが提案・実行するために発足しました。そのメンバーは社内で公募され、8チーム(66名)が参加し、それぞれで具体的課題の設定および、課題解決のアクションプランを策定しました。
これらのアクションプランから、経営幹部が4つの観点(実現性、独創性、革新性、効果)でその可否を判断し、有効と判断された2つのアクションプランを実施することとなりました。
【今回の施策について】
今回「社内SNSの構築」「女性がもっと活き活き働ける環境作り」の2つの施策を実施します。
(社内SNSの構築)
グループビジョンで定める、行動ガイドラインの1つである「セクショナリズムを排し、仲間の知恵と力を合わせます」を実現するための具体的な施策として社内SNSを企画・構築しました。
SNSとは、参加者が互いに友人を紹介し合い、友人の関係、個人の興味・嗜好等を登録していくコミュニティ型のウェブサイトのことで、これを社内で展開することにより、以下の3つの目的を達成します。
<利用状況(18年7月28日現在)>
企画・構築・運営は、WGメンバーと新たに公募で集った社員の手により実施されており、役員から社員まで幅広く参加し、組織や役職を超えた社員間でのコミュニケーションが活性化しています。
<今後の展開>
今後、社内SNSでは、参加者の裾野を広げていくとともに段階的な機能面の拡充等も実施し、アクティブユーザーを増やしていくことで新たな社内の情報共有インフラとしてさらに発展させていきたいと考えています。また、ボトムアップで組織横断型WEB社内報の制作にも着手し、社内SNSとの相乗効果により、当該行動ガイドラインのさらなる実現を目指します。
(女性がもっと活き活き働ける環境作り)
グループビジョンの1つである、「ワークスタイル・イノベーション宣言」を実現するために、女性の活用を推進するために、女性がこれまでよりも活き活きと働くことのできる環境を整備することを目的に新たにメンバーを社内で募集しワークライフバランスWGとして、以下の2つの施策に取り組みます。
<利用状況および今後の展開>
女性コミュニティについては、社内SNS上に開設され延べ390人が参加し、697件投稿されています(いずれも18年7月27日現在)。
また、テレワークについては今年度の試行導入を経て、来年度を目処に本格的に導入予定です。
【今後について】
NTTデータでは、新・行動改革WGのような組織横断的活動を今後も継続させるために、組織横断的な活動テーマを思いついた人が、その活動に賛同するメンバーを集め、活動を支えるスポンサー(経営幹部層)を探し、半期単位で改革活動を実施できるようにするしくみを提供する予定です。
参考:OUR VISION
このたび、その活動より「社内SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)」および「女性がもっと活き活き働ける環境作り」の施策が開始されました。
【新・行動改革WGについて】
新・行動改革WGは、「グループビジョン」を実現するための全社施策を社員自らが提案・実行するために発足しました。そのメンバーは社内で公募され、8チーム(66名)が参加し、それぞれで具体的課題の設定および、課題解決のアクションプランを策定しました。
これらのアクションプランから、経営幹部が4つの観点(実現性、独創性、革新性、効果)でその可否を判断し、有効と判断された2つのアクションプランを実施することとなりました。
【今回の施策について】
今回「社内SNSの構築」「女性がもっと活き活き働ける環境作り」の2つの施策を実施します。
(社内SNSの構築)
グループビジョンで定める、行動ガイドラインの1つである「セクショナリズムを排し、仲間の知恵と力を合わせます」を実現するための具体的な施策として社内SNSを企画・構築しました。
SNSとは、参加者が互いに友人を紹介し合い、友人の関係、個人の興味・嗜好等を登録していくコミュニティ型のウェブサイトのことで、これを社内で展開することにより、以下の3つの目的を達成します。
- 社員が属人的に持つ情報や日頃の想いを自由に語るための開かれた場の提供
- 同じ想いを持つ社員の存在に気づき、繋がる機会を提供することで、組織や役職を超えたコミュニケーションを実現
- 社員が既に持つ社内人脈をネットワーク上で強化・再構築
<利用状況(18年7月28日現在)>
企画・構築・運営は、WGメンバーと新たに公募で集った社員の手により実施されており、役員から社員まで幅広く参加し、組織や役職を超えた社員間でのコミュニケーションが活性化しています。
- 開始時期 平成18年4月
- 参加者数 4,400人(アクティブユーザー数は約1,600人)
注:口コミによる紹介のみで2日間で約1000人、4日間で約2000人の社員が参加 - コミュニティ数 554
注:約半数強が業務に関連するもの、残りは趣味や地域等に関するもの - Q&Aは一日一件程度の質問が社内SNS上で共有され、質問1つ当たり6〜7件の回答あり
<今後の展開>
今後、社内SNSでは、参加者の裾野を広げていくとともに段階的な機能面の拡充等も実施し、アクティブユーザーを増やしていくことで新たな社内の情報共有インフラとしてさらに発展させていきたいと考えています。また、ボトムアップで組織横断型WEB社内報の制作にも着手し、社内SNSとの相乗効果により、当該行動ガイドラインのさらなる実現を目指します。
(女性がもっと活き活き働ける環境作り)
グループビジョンの1つである、「ワークスタイル・イノベーション宣言」を実現するために、女性の活用を推進するために、女性がこれまでよりも活き活きと働くことのできる環境を整備することを目的に新たにメンバーを社内で募集しワークライフバランスWGとして、以下の2つの施策に取り組みます。
- 女性コミュニティの立ち上げ
社内SNS上に女性限定のコミュニティ注1を立ち上げ、組織・役職などを超えて意見を交換できる場を提供します。そこで出された意見やアイデアを関係部署へフィードバックし、社内の施策に活かしていきます。
現在、ワークライフバランスWGでは、全女性社員向け、職種別(営業・開発・スタッフ)向け、育児向けの計5つのコミュニティを主催しています。
注1:育児向けのみ、男性社員も参加しています。 - テレワーク(在宅勤務)のトライアル実施
ワークスタイルを変革し個々人の多様性を活かしていくために、自宅で勤務を行うテレワークのトライアルを実施します。実施期間 : 平成18年7月31日〜平成19年3月 実施概要 : テレワークを希望し上司の承認を受けた社員が、週1〜2日(月5回)程度、自宅にて勤務を行う。(原則として職種・年齢・性別は問わない)
また、セキュリティに配慮し、紙媒体の使用を禁止するとともに、作業環境をリモートデスクトップに限定することで、自宅に一切の情報が残らないようにする。実施人数 : 109人 (18年7月27日現在)
内訳) 男性44人(うち管理職6人)、女性65人(うち管理職5人)
<利用状況および今後の展開>
女性コミュニティについては、社内SNS上に開設され延べ390人が参加し、697件投稿されています(いずれも18年7月27日現在)。
また、テレワークについては今年度の試行導入を経て、来年度を目処に本格的に導入予定です。
【今後について】
NTTデータでは、新・行動改革WGのような組織横断的活動を今後も継続させるために、組織横断的な活動テーマを思いついた人が、その活動に賛同するメンバーを集め、活動を支えるスポンサー(経営幹部層)を探し、半期単位で改革活動を実施できるようにするしくみを提供する予定です。
参考:OUR VISION