ニュースリリース/グループ会社
【別紙2:「IDコマース基盤」に関する活動経緯とその技術的特徴】
【活動経緯】
NTTデータ、富士通、NEC、日立、東芝テックの5社で活動した「IDコマース基盤検討会」は、2005年4月の設立以来、IDコマース基盤のコンセプトや機能要件、アーキテクチャ、処理方式などの定義、各機能やインターフェース仕様の実装規約の策定を共同で行いました。本検討会では、このIDコマース基盤が普及することによって、新規・既存を問わずに、どのITベンダーが構築した業務システム間であっても相互の連携を促進し、企業や業界を超えたユビキタスサービスの提供が可能になることを目指しています。
検討の成果は、「機能ガイドライン」、「機能仕様書」、「実装規約仕様書」として文書化しており、2006年6月19日に第1.0版を公開しました。
【技術的特徴】
IDコマース基盤は、モノや人に付されたIDをキーにして、様々なITシステムや機器
をシームレスに連携できるユビキタスサービスの基盤システムです。
新規・既存を問わずに、どのITベンダーが構築した業務システム間であっても相互の連携が可能になるため、企業や業界の枠を超えたユビキタスサービスの提供を可能にします。
IDコマース基盤は、以下の3つの特徴を備えております。
- 複数システムが管理する履歴情報を『セキュアかつ柔軟』に相互流通させることができる(ID連携機能)
- IDコマース基盤システムと既存サービスとの連携を容易に実現できる(サービス連携機能)
- RFIDやバーコード用の端末(ノード)を一元管理できる(ノード管理機能)
IDコマース基盤は、これらの機能を備えることで、モノや人に紐付けたIDを安全に管理・流通させることが可能になるため、複数の企業や異なる部門にまたがって、IDをベースにしたサービスを容易に提供することができます。
図:IDコマース基盤のシステム・イメージ
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