「Hinemos®」が「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」を受賞 〜運用管理ソフトウェア分野へのOSSによる取り組みと利用実績が高く評価される〜
2007年10月10日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータが開発・公開している、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos(ヒネモス)」が、このたび独立行政法人 情報処理推進機構( IPA )が主催する「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」( SPOTY2007 )を受賞しました。
【「Hinemos」について】
「Hinemos」は、2005年9月よりNTTデータが開発・公開を推進しているオープンソースソフトウェア( OSS )の統合運用管理ツールです。「Hinemos」は無償で利用可能なOSSでありながら商用製品に匹敵する機能と操作性を持ち、複数のコンピュータ群の一元的な運用管理を実現します。「Hinemos」はシステムの効率的な運用を支える統合運用ツールとしてOSSコミュニティとともに成長を続けており、Webサイトに公開されている「Hinemos」の総ダウンロード件数は2007年9月までに19万件に達しています。
- Hinemosポータルサイト:http://www.hinemos.info/
【「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」について】
「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」は、独立行政法人 情報処理推進機構( IPA )が日本発のソフトウェア・プロダクトのより一層の発展を目的として、年間を通じて最も良質なソフトウェア・プロダクトを表彰するものです。平成元年に創設され、今年で19回目となります。「産業・企業・行政」分野、「家庭・個人」分野、「安心・安全」分野、「システム・基盤」分野の4分野における優れたソフトウェア・プロダクトが選定されるもので、今回、「Hinemos」は「システム・基盤」分野のソフトウェア・プロダクトとして「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」を受賞しました。
【今後の展開】
NTTデータでは、今後も「Hinemos」のより一層の発展と普及を目指します。2007年3月には保守サポートを含むパートナー制度を開始するなど、企業ユーザー向けサポートの強化を進めており、高い信頼性が要求されるミッションクリティカル分野での事例も出てきております。今後もNTTデータが手がけるOSSを活用したシステム開発へ組み込んで行くだけでなく、パートナー企業やエンドユーザを含めたHinemosコンソーシアムの拡大に努め、企業システムにおけるOSSの可能性を追求していきます。
- 独立行政法人 情報処理推進機構( IPA ):http://www.ipa.go.jp/
注 「Hinemos®」は(株)NTTデータの登録商標です。
その他、文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。