NTTデータグループ各社の管理業務を集約する「グループ・シェアード・サービスセンタ」を設立
2008年9月30日
株式会社NTTデータ
NTTデータグループは、グループ全体の管理業務の効率化を目的として、10月1日に、「グループ・シェアード・サービスセンタ」(以下、G-SSC)をグループ内に設立し、NTTデータ、およびNTTデータグループ各社の財務、人事、総務、購買の4領域の業務の集約を推進します。
G-SSCは、NTTデータマネジメントサービス株式会社(代表取締役社長:横尾 勇夫 本社:東京都江東区)内に、10月1日に設立する「シェアードサービス事業本部」が運営します。
【G-SSC設立の目的】
NTTデータグループは、2007年度から2009年度までの中期経営計画において、「管理業務の効率化」を重点施策の一つとして掲げており、グループ各社の間接部門の業務を集約するG-SSCが、オペレーションの生産性・効率性、及び専門性・品質を追求することにより、NTTデータグループ事業の発展に貢献する管理業務の実現を目指します。
また、集約を進めるに当たっては、グループ全体の間接業務プロセスの標準化を推進することにより、J-SOX対応などの内部統制やガバナンスも強化していくことを目的としています。
【G-SSCの運営について】
NTTデータマネジメントサービス株式会社(以下、マネジメントサービス社)は、10月1日付で人事業務の業務アウトソーシング企業であるNTTデータJINKYU株式会社(代表取締役社長:高石 哲 本社:東京都江東区、以下JINKYU社)を合併し、G-SSCを運営する「シェアードサービス事業本部」を新たに設置します。
また、マネジメントサービス社は、同日付でJINKYU社と資本提携していたNTTビジネスアソシエ株式会社からの資本参加を受け、今後の業務拡大に向けた提携を図ってまいります。
マネジメントサービス社およびJINKYU社は、従来からNTTデータの人事、総務、購買業務の一部(注1)を受託しておりましたが、今後、財務業務の一部も加え、サービス提供の対象をNTTデータグループ全体に広げていく予定です。
G-SSCの人員は、設立時社員約100名でスタートする予定で、グループ各社からも社員が出向し、NTTデータグループのスキル・ノウハウを結集して、間接業務改善のプロフェッショナル集団を目指します。
【今後の展開】
G-SSCでは、2010年度までに国内グループ会社約60社の間接業務を集約後、国外グループ会社の業務の集約や、NTTデータグループ外へのアウトソーシング事業の展開も視野に入れて活動します。
注1 これまで、NTTデータは総務、福利厚生、及び購買の一部業務をマネジメントサービス社に、人事業務をJINKYU社に委託しています。
<NTTデータマネジメントサービス(株)会社概要>
代表取締役社長 | 横尾 勇夫 |
所在地 | 東京都江東区豊洲3丁目3番3号 |
株主 | (株)NTTデータ70%、NTTビジネスアソシエ(株)30% |
事業内容 |
その他上記に付随する事業 |