米Splunk社のログ管理ツールSplunkを国内で初めて販売開始 〜システム運用管理からビジネスインテリジェンスまで幅広い分野での活用が可能〜

ニュースリリース/NTTデータ

2009年1月 7日

株式会社NTTデータ

 株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区豊洲、代表取締役社長:山下 徹、以下、NTTデータ)は、米国内ですでに900以上の企業、政府機関、サービスプロバイダーで30万人以上が利用している米Splunk Inc.(本社:米・サンフランシスコ市、President & CEO:Godfrey Sullivan.)のログ管理ツールSplunk(スプランク)の国内初の販売代理店として、1月より販売を開始します。Splunkはシステムが出力するログを独自の技術により高速・高精度に検索・分析するツールで、システムの運用管理、セキュリティー、コンプライアンス、ビジネスインテリジェンスの各分野において稼働を大幅に削減したり、データを分析して活用したりすることが可能です。
 今後、ライセンス販売のほか、当社の手がける既存の大規模システムへの適用や、当社の既存のサービスと組合せて提供していくことで、2010年度末までに国内のログ管理ソリューション市場の10%のシェア獲得を目指します。

【背景】

 システムの運用管理や、セキュリティー、J-SOX法対応などコンプライアンスの徹底において、システムが出力するログデータの活用は欠かせません。またビジネスインテリジェンスの分野においてもログデータを活用することでより効率的な分析が行えます。しかし従来のログ管理製品は概して複雑かつ高価で、データの検索条件が柔軟に行えず必要なデータの抽出に時間がかかる、複数システムにまたがっての抽出ができない、などの問題から、各分野における作業に膨大な時間がかかる場合が多々ありました。

【概要】

 Splunkは、システムが出力するログやエラーメッセージなどあらゆる種類のデータを取り込み、さまざまな検索や分析を可能とするツールです。独自の技術により従来のログ管理ツールに比べ、非常に柔軟な検索条件でデータ検索したり、複数システムのデータを横断的に管理したり、また豊富なレポーティング機能の活用により簡易にレポートが作成できます。
 Splunkの導入により、運用管理、セキュリティー、コンプライアンス、ビジネスインテリジェンスの各分野において、各企業が抱えている現状作業に必要な稼働が大幅に軽減されます。具体的には、

  • 多様なデータ収集方法をサポートしているため、既存システムに手を加えることなく、ログ収集、検索、アーカイブ機能を付加可能。
  • 複数の機器やアプリケーションから収集されたログを、一つの画面上で横断的に検索し、その結果に基づいてレポートを作成できるため、複雑なデータ監査や障害原因の分析に迅速に対応可能。
  • 収集したデータのフォーマットを判別して、含まれるデータ項目を自動的に抽出できるため、ビジネスインテリジェンスツールやデータベースへの入力データを作成する作業の効率を、大幅に向上可能。

注 提供サービス内容:ライセンス販売、保守、技術サポート、トレーニング、OEM提供、SI等。

【今後の展開について】

 NTTデータでは、ライセンス販売以外にも、当社の手がける大規模システムやデータセンタへのSplunkの適用はもちろん、当社の既存のさまざまなソリューションと組合せて提供していきます。
 NTTデータは、2009年度から今後二年間で、国内のログ管理ソリューション市場32億円(2008年度末予測。(株)ミック経済研究所調べ)の10%の市場獲得を目指します。また両社は、共同で次世代の検索ソリューションの開発を推進していく予定です。

注 Splunkについて
 Splunkは、あらゆるITテキストの自動抽出、イベント間の自動関連付けを実現する検索エンジンです。
注 NTTデータについて
 株式会社NTTデータは、日本トップのシステムインテグレーション企業であり、大規模なシステムインテグレーションおよびネットワークサービスなどで多数の実績を有しています。
注 Splunk Inc.について
 Splunk Inc.は、Microsoft、Infoseek、Yahoo!などで検索エンジン開発に携わっていた技術者を中心に設立された検索技術に特化した企業で、BT、Cisco、F5 Networksなど50以上のパートナーと協業しています。

注 その他本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部 高橋(沙)
TEL:03-5546-8051
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
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太田
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