NTTデータとマイクロストラテジー・ジャパン、DWH/BIソリューションの更なる展開で合意 ～「MicroStrategy 9 ®」をベースとしたDWH/BIソリューションの検証を開始～

株式会社NTTデータ（本社：東京都江東区豊洲、代表取締役社長：山下　徹、以下　NTTデータ）とマイクロストラテジー・ジャパン株式会社（本社：東京都千代田区、プレジデント：印藤　公洋、以下　マイクロストラテジー・ジャパン）は、マイクロストラテジー・ジャパンが提供するビジネスインテリジェンス（以下　BI）ツール「MicroStrategy 9 ^®」をベースとしたDWH/BIソリューションの展開を共同で推進していくことで合意しました。

BIツール「MicroStrategy 9」は、高度で柔軟なモニタリング、レポーティング、分析機能を有し、企業の適切な意思決定を可能とします。NTTデータとマイクロストラテジー・ジャパンは、この「MicroStrategy 9」にNTTデータの持つ豊富なノウハウを組み合わせ、強力なBI機能を持つDWH/BIソリューションとして展開していきます。また、NTTデータはマイクロストラテジー・ジャパンの販売代理店として、ライセンス販売のほか同社の手掛ける既存の大規模システムへの適用を共同で推進していきます。本ソリューションは2010年8月開始を目指します。2社は、新たなソリューション展開、およびライセンス販売により、今後3年間で50億円の売り上げを目指します。

近年、企業内に蓄積された膨大な情報を収集・分析・加工し、経営計画や企業戦略などの企業の意思決定に活用するデータウェアハウス（以下　DWH）/BIのニーズが高まっています。そのようなニーズに応えるため、NTTデータ、マイクロストラテジー・ジャパン、NTTデータ先端技術株式会社、サイベース株式会社の4社は、2009年11月より「MicroStrategy ^™ スターターキット」がバンドルされているDWH/BIソリューション「Sybase Analytic Appliance」の共同展開を開始しました。これにより、DWH/BIシステムを低コストかつ容易に導入することができます。

今回、NTTデータとマイクロストラテジー・ジャパンは、ユーザーのDWH/BIシステム導入における選択の幅をより広くするため、強力なBI機能を持つDWH/BIソリューションを共同で展開していくことで合意しました。BIツールにはマイクロストラテジー・ジャパンが提供する「MicroStrategy 9」をベースとし、これに他の有力なDWHソリューションを組み合わせることにより、新たなDWH/BIソリューションとして展開していきます。また、NTTデータはマイクロストラテジー・ジャパンの販売代理店となり、「MicroStrategy 9」のライセンス販売やコンサルティング、導入支援などを提供していきます。

「MicroStrategy 9」は、レポーティング、ダッシュボード、OLAP分析、予測分析、ユーザー通知など、企業の日々の意思決定に必要な全ての機能を有しており、現場の担当者から経営者まで同一のプラットフォーム上で利用することができるBIソリューションです。

主な特徴は以下の通りです。

ソリューション展開に先立ち、NTTデータとマイクロストラテジー・ジャパンは、「MicroStrategy 9」と他のDWHソリューションを組み合わせたDWH/BIソリューションの機能・性能検証を共同で進めていきます。そして2010年8月を目途に、本格的なソリューション展開を開始します。また、高まるユーザーニーズに応えるため、各種テンプレートの開発や同社の既存サービスへの組み込みについても共同で推進していきます。一方、ライセンス販売はこの6月より開始し、NTTデータが得意とする大規模システムへの導入を推進していきます。

NTTデータとマイクロストラテジー・ジャパンは、DWH/BIソリューション、およびライセンス販売により、今後3年間で売り上げ50億円を目指します。