NTTデータグループがSAPサービス市場に関する調査レポートで「リーダー」の評価を獲得

米・Forrester Research社^注1の最新の調査レポート「The Forrester Wave^™：SAP Services Providers, Q2 2011」において、NTTデータグループはSAPサービス市場の「リーダー」としての評価を獲得しました。

同レポートは、規模、業界横断的専門ノウハウ、グローバルリーチに関して世界中のSAPサービス・ベンダーを評価し、Forresterが予測する今後数年間における新たなSAPサービス市場の経済状況に関して概要を述べたものです。同レポートでは、SAP市場の「リーダー」としてNTTデータグループを含む10社が選出されており、NTTデータグループにとって初の選出となるとともに、日本企業として唯一の選出となっています。

Forrester Waveレポートは、アメリカの独立系調査会社であるForrester Research社による、ベンダーの製品やサービスに関する調査レポートです。このたびの「The Forrester Wave : SAP Services Providers, Q2 2011」ではベンダーとユーザー企業へのインタビュー等を通じて、数十項目の評価基準を用いて製品やサービスの顧客への適合性、顧客ビジネス成功への寄与などの観点から各ベンダーのSAPサービスについて評価されています。

同レポートによれば、NTTデータグループについて、これまでのIntelligroup, itelligence, Keaneなどの一連のグローバルM＆Aを背景としたSAPサービスのグローバル市場での提供能力が評価されており、新規グループ会社の連携を進めることで、さらに競争力が高まるだろうとしています。

NTTデータグループは、グローバル規模でのSAPビジネスをさらに推進するため、国内外のNTTデータグループ会社の持つSAP事業のリソースを最大限に活用し、お客様にワンストップでグローバルベストプラクティスを提供するためのグループ内の連携体制「SAP Global One Team」を2011年2月に発足させています。「SAP Global One Team」はNTTデータを含む国内外のNTTデータグループ12社、全29ヶ国、約5000人のSAPコンサルタントから構成されています。

NTTデータグループでは今後、ビジネスの変革を実現するツールとしてITを活用することが、ますますグローバル化する市場において競争優位性を獲得するための鍵になると考えており、SAP Global One Teamを構成するグループ会社間で専門的ノウハウを共有することにより、SAP市場における新たな変革のパートナーとしてお客様に高品質なサービスを提供していきます。