フィデアホールディングスが金融機関向け基幹系サービス「BeSTAcloud®」の利用を決定
2012年3月30日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(社長:山下 徹 以下、NTTデータ)は、2011年10月よりフィデアホールディングス株式会社(本社:仙台市、社長:里村 正治 以下、フィデアホールディングス)と、NTTデータの金融機関向け基幹系サービス「BeSTAcloud®」の利用に関する検討を行ってきましたが、このたび、フィデアホールディングスと「BeSTAcloud」の利用に関する基本契約を締結しました。
経緯
NTTデータは、2011年10月、フィデアホールディングス、株式会社荘内銀行(本店:山形県鶴岡市、頭取:國井 英夫/以下、荘内銀行)、株式会社北都銀行(本店:秋田市、頭取:斉藤 永吉/以下、北都銀行)の3社と、NTTデータ基幹系サービス「BeSTAcloud」の利用検討に関する基本合意を締結し、検討を重ねてきました。注1
その結果、「BeSTAcloud」の利用に関する諸条件について合意に至り、今般、フィデアホールディングスと基本契約を締結しました。
概要
「BeSTAcloud」は、NTTデータ「地銀共同センター」などで利用し高い実績を持つ標準バンキング・アプリケーション「BeSTA®」を適用する、NTTデータの新たな金融機関向け基幹系サービスです。「BeSTAcloud」では、利用金融機関ごとに専用サービスを提供して個別のニーズに柔軟に対応しながら、ハードウエアやセンター設備等を共有して効率化を図ることで、利用金融機関の「システムの自由度確保」と「システムコストの低減」の両立を実現します。
このたび、フィデアホールディングスに、フィデアグループに最適な基幹系サービスとして「BeSTAcloud」が採用されました。NTTデータは、「BeSTAcloud」の提供を通して、フィデアグループの経営統合効果の創出に貢献していきます。
なお、フィデアホールディングスの「BeSTAcloud」利用開始時期は、2014年中を予定しています。
今後の展開
今後NTTデータは、さまざまな銀行に対して「BeSTAcloud」を提案し、おのおのの銀行が抱える基幹系システムの課題解決を図るとともに、標準バンキング・アプリケーション「BeSTA」のさらなる利用拡大を目指します。
「BeSTA」採用実績
2012年3月30日現在、国内の多数の金融機関が「BeSTA」を採用しています。当社提供スキームでの採用実績は以下の通りです。(利用予定含む)
- NTTデータ「BeSTAcloud」:2銀行
- NTTデータ「地銀共同センター」:15銀行注2
- NTTデータ「STELLA CUBE®」:7銀行
- 3行共同利用システム:3銀行
- 労働金庫:13金庫
注釈
- 注12011年10月6日ニュースリリース
- 注2「BeSTAcloud」を利用予定の荘内銀行を含みます。
- 「BeSTAcloud」「BeSTA」「STELLA CUBE」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
- 「BeSTA」(Banking application engine for STandard Architecture)は、ベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキング・アプリケーションです。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
高橋
TEL:03-5546-8051
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
第一リージョナルバンキング事業部
BeSTA企画担当
松原
TEL:050-5546-8937