NTTデータの米国子会社が米・ルイビルに新BPO・ITOセンターを開設（NTT DATA, Inc.） ～ファーストユーザーとして、米Yum！ Brands社の管理業務および情報システムを受託～

株式会社NTTデータの米国子会社であるNTT DATA, Inc.は、米国時間2013年7月31日、ケンタッキー州ルイビルに、顧客企業に対して各種業務プロセス、情報システムのアウトソーシング・サービス（BPO・ITO）を提供する米国サービスデリバリーセンター^注を開設し、ファーストユーザーとして世界各国でKFC、Pizza Hutなど外食事業を手掛けるYum！ Brands, Inc.（ヤム ブランズ 本社：ケンタッキー州ルイビル、代表者：デイヴィッド・C・ノヴァック 会長・CEO）に財務、総務、人事等の管理業務、および関連する情報システムのアウトソーシングサービスを提供することとなりました。

以下、NTT DATA, Inc.報道発表（日本語訳）となります。

2013年7月31日

NTT DATA, Inc.

米国時間2013年7月31日、NTT DATA, Inc.（本社：テキサス州プレイノ、CEO：ジョン・マケイン）は、拡大する米国国内事業に対応するため、ケンタッキー州ルイビルに米国サービスデリバリーセンターを開設すると発表しました。この米国センターの開設により、顧客拠点に常駐するチームと米国内外のリソースを最適に組み合わせて、NTTデータのバランスの取れたグローバルデリバリーアプローチによる多様な選択肢を顧客に提供可能となります。米国センターは専門的スキルやコスト面で優れているだけではなく、地理的にも時差のない利便性の面で優れています。さらには、地元の教育機関や自治体のプログラムと連携して、現地の人材開発機会を提供する予定です。

ルイビルの新センターは、開設当初から広範な業務プロセスサービス、アプリケーションサービスおよびクラウドサービスを提供する予定で、特に、財務・総務・人事プロセスサービスや、PeopleSoftアプリケーションサポートサービス、クラウド・マイグレーションおよび管理サービスに強みを持ち、NTTデータのサービスデリバリーネットワークを強化します。NTT DATA, Inc.はこれまで、ケンタッキー州の官公庁や企業と長期にわたり強固な関係を築いてきました。当施設は地元の人材がケンタッキー州の官公庁や企業へのサービス提供を通じて先進的な技術に触れる機会を提供するとともに、NTTデータの国際的な顧客に対しても、NTTデータのサービスデリバリーネットワークを紹介する場としても活用する予定です。

本センターの最初の顧客でありパートナーとなるのは、ケンタッキー州ルイビルに本社を持つYum！ Brands（代表者：デイヴィッド・C・ノヴァック CEO兼会長）です。NTT DATA, Inc.がYum！ Brandsからの業務支援チームを受け入れ、Yum！ Brands傘下のレストランチェーンやその他のNTTデータの顧客に対してサービスを提供します。

Yum！ Brandsの財務・米国シェアードサービス担当バイスプレジンデントのミッシェル・ウェルズは次のように述べています。「NTTデータとのパートナーシップにより、我々は、あらゆるサービスにおいてさらなる効率化と革新を起こすNTTデータの豊富な人材を活用することできます。」

NTT DATA, Inc.のビジネス・パフォーマンス・サービスの責任者であり、エグゼクティブ・バイス・プレジデントのアンデ・レイクは次のように述べています。「新センターの最初の顧客がYum！ Brandsであることを光栄に思います。また、NTTデータが特に強みをもつクラウドサービスやアプリケーション刷新化において、Yum！ Brandsの戦略的目標の達成を支援できることを非常にうれしく思います。Yum！ Brandsの米国ビジネスのニーズに応えるため、両者のパートナーシップを深めていきたいと思います。」

ケンタッキー州ルイビルに本社を持つ世界最大のレストランチェーン企業で、世界130カ国・地域に39,000店以上の店舗を持ちます。2012年の売上げは130億ドル（日本円で約1.3兆円）で、フォーチュン500で201位に位置づけられています。傘下には、フライドチキンチェーンのKFC、ピザチェーンのPizza Hut、メキシコ料理チェーンのTaco Bellなどがあります。