グローバルレベルのIT最適化を実現するためのITマネジメントフレームワークを確立

株式会社NTTデータ（本社：東京都江東区、代表取締役社長：岩本 敏男、以下：NTTデータ）とNTTデータグループのコンサルティング会社である株式会社クニエ（本社：東京都港区、代表取締役社長：高木 真也、以下：クニエ）、株式会社NTTデータ経営研究所（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：佐々木 康志、以下：NTTデータ経営研究所）の3社は、ユーザー企業と共同で、グローバルレベルのIT最適化に関する研究活動を実施しました。

本研究活動では、ユーザー企業とNTTデータグループによる「グローバルITマネジメント研究会」の実施や、約250社の上場企業等に対して「グローバルITマネジメントに関するアンケート調査」を実施し、情報システムやITマネジメントのグローバル化の実態および成功要因を明らかにしたうえで、グローバルレベルのIT最適化を実現するための「ITマネジメントフレームワーク」を確立しました。

今後、NTTデータグループでは、研究活動で得た知見等を活かし、グローバルITマネジメントに関するセミナーの開催やコンサルティングサービスの提供を通じて、日系企業のグローバル情報システムの構築やグローバルITマネジメント体制整備の支援を強化していきます。

グローバルレベルのIT最適化を実現するためには、各社の経営・事業戦略やビジネス展開の状況に応じた、目指すべき情報システムの姿やそれを実現するために最適なITマネジメントのあり方を明らかにすることが求められます。本研究活動では、研究会の実施およびアンケート調査を通じて、グローバルレベルでのITマネジメントの実態や課題、成功要因などを研究することにより、ユーザー企業がグローバルレベルでの情報システムやITマネジメントの目指すべき姿を検討する際に、指針として活用できる「グローバルITマネジメントフレームワーク」を確立しました。

本フレームワークでは、グローバル規模のビジネス展開パターンや、情報システムの集約・統合のパターン、ITマネジメントにおける"管理の強さ"^注のパターンを定義したうえで、各パターンの関係性について整理しています。

海外へ事業展開している大手日系企業8社とともに「グローバルITマネジメント研究会」を、以下のとおり開催しました。

本研究会は今年度（2014年9月から2015年2月を予定）も継続して開催し、参加企業やグローバルの先進企業の事例研究等を通じて、「グローバルITマネジメントフレームワーク」の精査を行う予定です。

日系企業において、グローバルでの情報システムやITマネジメントのあるべき姿を検討するうえで参考になる示唆を導き出すことを目的とし、その実態を調査・分析しました。その結果、以下の3点の示唆を得ることができました。

今後、NTTデータグループでは、本研究活動で得た知見等を活かし、グローバルITマネジメントに関するセミナーの開催やコンサルティングサービスの提供を通じて、ユーザー企業のグローバル情報システムの構築やグローバルITマネジメント体制整備の支援を強化していきます。

株式会社NTTデータは、日本トップのシステムインテグレーション企業であり、大規模なシステムインテグレーションおよびネットワークサービスなどで多数の実績を有しています。

株式会社クニエはNTTデータグループのビジネスコンサルティング会社です。さまざまな変革に挑戦されるお客様のパートナーとして、高度な専門性と経験を有するプロフェッショナルが幅広いソリューションを提供し、お客様の変革の実現をグローバルベースで推進します。

株式会社NTTデータ経営研究所は、1991年設立のコンサルティング・ファームです。事業戦略、IT戦略の策定等の上流変革コンサルティングを主体としたサービスを展開しています。"新しい社会の姿を構想し、ともに「情報未来」を築く -IT BRAINS for Info-Future"をミッションに、お客様の課題解決をサポートしています。