台湾のSAPパートナー企業　台灣應用管理顧問股份有限公司の子会社化について

株式会社NTTデータ（本社：東京都江東区、代表取締役社長：岩本 敏男、以下：NTTデータ）は、台湾におけるSAPのパートナー企業の1社である台灣應用管理顧問股份有限公司（英名：Taiwan Application Service Management Consulting Co., Ltd.、本社：台湾・台北市、Managing Director：Hsieh Chen Kuo、以下：TASMC社）の発行済株式の100%を譲り受け、資本提携することで最終合意しました。

本提携を通じ、NTTデータグループが持つグローバル顧客基盤および各業界向けソリューションと、TASMC社の強みであるSAPや、Salesforce.comなどのクラウドソリューションおよび現地の優良顧客基盤とを組み合わせることで、台湾での事業を拡大するとともに、中国やAPAC地域においてもグローバル企業向けに提供するITサービスの競争力強化を図ります。

NTTデータグループは現在、中期経営計画の注力分野として、「グローバルビジネスの拡大・充実・強化」を掲げ、海外での事業拡大に積極的に取り組んでいます。これまでも資本提携や拠点設立を通じてグローバル拠点の拡充および拠点間の連携を進めることで、国内・国外のシームレスなサービスを提供できる体制を整備してきました。

TASMC社は台湾独立系で最多のSAPコンサルタントを擁し、現地企業に対する豊富なSAP導入実績を有しており、同時にクラウド事業も強化しています。本提携を通じ、当社グループとTASMC社の強みを組み合わせることで、台湾で事業展開するグローバル企業に対するITサービスの拡大を目指します。

また中国においても、NTTデータチャイナと連携して、台湾での実績を生かしたコンサルティングやSalesforce.comなどのクラウドソリューションを提供し、現地に進出するグローバル企業や当社グループの現地顧客に対するITサポート力の強化を図ります。