企業のDX実現に向けた「DX導入プログラム」を開始 ~製造業を中心とした企業のDXをスモールスタートできる「iQuattro®」スタートパックも提供~
2021年5月20日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、製造業を中心とした企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進のため、SCM&IoTプラットフォーム「iQuattro®(アイクアトロ)」注を活用したDX導入プログラムを2021年4月1日より開始しました。
本プログラムは、NTTデータの大手製造業へのSCM&IoTプラットフォーム導入実績を生かし、DXの実現に向けたプロセスを1つのパッケージとして用意したものです。DXの目的設定・テーマ設定・SCM&IoTプラットフォーム活用のスモールスタート・適応拡大までをトータルでサポートします。また、SCM&IoTプラットフォームをお試しで使ってみたいお客さまに向けて「iQuattro」スタートパックを提供します。スタートパックはMicrosoft Azureを活用することで、SCM&IoTプラットフォームの構築を速やかに実現します。
NTTデータは今後、本プログラムを2023年度までに50社へ提供することをめざします。
背景
昨今の予測不可能なビジネス環境において、企業には変化に対応できるビジネススピード獲得のためのDX実現が求められています。しかしながら、多くの企業では、DXの実現に向けて推進方法や効果検証などにおいて多くの課題を抱えています。
NTTデータが提供するiQuattroは実行環境や接続性、アーキテクチャー、開発・運用、利用形態等の観点から高いアジリティーを担保した上で、部門間・企業間でのデータ収集/蓄積/加工/可視化を実現するプラットフォームです。「DX導入プログラム」では、DXの実現に向けた多くの課題に対して、1つずつプロセスを確認しながら、着実にお客さまのDX推進におけるプラットフォームを構築します。
DX導入プログラムについて
本プログラムは(1)目的・目標設定(2)課題・テーマ設定(3)迅速な効果創出(4)適応拡大の4つのステップから構成されています。将来構想として全社のデータ活用/データを使った新たな価値創出を構想されている製造業を中心としたお客さまをターゲットとしています。
図1:DX導入プログラムの流れ
スタートパックについて
DXの目的や課題が定まっている企業は、本プログラムの(3)迅速な効果創出に向けた、データ収集/蓄積/加工/可視化を簡易的に実現できるスタートパックを利用できます。対象データの連携準備が整っていれば、約2週間で蓄積・簡易な可視化を開始できます。基本メニューはイニシャル300万円~、ランニング50万円/月~の価格で提供し、データサイエンティスト支援、エッジの収集等のオプションも用意するなどお客さまのニーズに柔軟に対応します。
図2:スタートパックの構成
想定するユースケース
スマートファクトリー:工場のリアルタイム見える化、工場内のKPI見える化、分析モデル構築支援
サプライチェーンマネジメント:企業間取引の電子化/デジタル化、企業間サプライチェーンマネジメント(需給バランスの可視化、トレーサビリティーの実現)、新規サービスビジネスの構築、先進技術・製品の検証、サプライチェーンマネジメントの高度化、SmartXXの立ち上げ
今後について
NTTデータは今後、本プログラムを2023年度までに50社へ提供することをめざします。
注釈
- 「iQuattro」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
- Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における、登録商標または商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
ビジネスソリューション事業本部
AI&IoT事業部
唐鎌、鈴木、下井田
E-mail:iquattro_contact@am.nttdata.co.jp