AnserParaSOL®で利用者数に応じた新料金プランを提供開始 ~利用者あたりの取引量が増えても金融機関は追加コストの負担なし、利用者は使い放題~
2020年7月3日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、2020年10月1日より、金融機関に提供中の個人向けインターネットバンキングサービス「AnserParaSOL®」において、金融機関が追加コストを負担せずに、一般の利用者がバンキング取引し放題となる「アクティブ利用者数課金」料金プランの提供を開始します。
昨今スマホアプリやオープンAPIの普及に伴い、利用者のバンキング取引量が拡大しています。そこで、これまでの取引数に応じたトランザクション型の料金プランに加えて、サービスを実際に利用しているアクティブ利用者数に応じた料金プランを金融機関が選択できるように追加します。これにより、金融機関は1利用者あたりの取引量が増えても追加コスト負担がなくなるため、顧客エンゲージメントの向上をより推進し易くなります。NTTデータは継続的なサービス機能の強化や時代のニーズに即した柔軟な料金プランの提供を通じて、金融機関のデジタル化、さらには社会に対する利便性の高い金融サービスの創出に貢献していきます。背景
NTTデータはこれまで個人向けインターネットバンキングサービスAnserParaSOLの提供を通じて、金融機関のデジタル化を支援してきました。AnserParaSOLはインターネットバンキング機能の提供のみならず、電子決済等代行業者などの外部企業との連携に必要なAPI接続基盤としても多くの金融機関で導入されています。
近年、スマホアプリやオープンAPIの普及に伴い、利用者のバンキング取引の使い方、使う頻度が劇的に変化しつつあります。例えばスマホの家計簿アプリを開いて自分の口座の入出金情報を確認するなど、利用者は事業者のサービスを利用する中でオープンAPIの仕組みを使って金融機関の預金口座にアクセスしています。このように容易に金融サービスにアクセスできるデバイスやサービスの多様化に伴い、バンキング取引の件数は伸びており、今後さらに増えることが見込まれます。そこで、NTTデータは金融機関のデジタルバンキングのさらなる発展を目指して、2020年10月1日より新たな料金プランを追加します。
「アクティブ利用者数課金」料金プランについて
「アクティブ利用者数課金」料金プランは、取引数によらない、サービスを実際に利用しているアクティブ利用者数に応じて課金するものです。近年、インターネットバンキングやバンキングアプリに加え、家計簿アプリなどのオープンAPIを活用した新しいサービスが広がっています。新しい料金プランはこのような新たなデジタルチャネルへの対応を行い、1利用者あたりのトランザクション数が今後大きく伸びていく金融機関にとってメリットのある料金体系となります。
具体的には、平均利用回数が週1回以上の利用者を多く抱える金融機関においては、新料金を選択することで現行料金より安価にサービスを利用できるようになります。
現行料金 | 新料金(追加) | |
料金プラン名称 | 「トランザクション数課金」料金プラン | 「アクティブ利用者数課金」料金プラン |
概要 | 利用者の取引数に応じたトランザクション型の料金プラン | 利用者の取引数によらない、利用者注1数見合いの料金プラン |
想定利用者(1利用者あたりの平均利用回数) | 週1回未満のバンキング取引 | 週1回以上のバンキング取引 |
図1:料金プラン比較表
図2:新料金プランのイメージ
今後について
注釈
- 注1登録のみで実際に利用されていない利用者を除きます。
- 注2AnserParaSOLにおける直近のサービス機能の強化の対応
全ての口座保有者がインターネットバンキングを即時に利用可能とする対応や、電話番号認証等のセキュアかつ利便性が高い認証手段の提供
(参考)電話番号による本人認証サービスを提供開始
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2019/032901/
- 「AnserParaSOL」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
近藤、西澤
TEL:070-4437-3848
サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
第四金融事業本部
e-ビジネス事業部
e-ビジネス営業統括部
e-ビジネス商品企画営業担当
今井、山本
TEL:03-5484-4321