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清水銀行へ「STELLA CUBE®」を提供開始

報道発表

2024年5月7日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ（本社：東京都江東区、代表取締役社長：佐々木裕、以下：NTTデータ）は、2024年5月6日より株式会社清水銀行（本店：静岡県静岡市、取締役頭取：岩山靖宏、以下：清水銀行）向けに地方銀行・第二地方銀行向け基幹系共同センター「STELLA CUBE®」の提供を開始しました。これにより、STELLA CUBEの利用銀行数は11行となりました。
NTTデータは今後も、各金融機関、および金融機関グループの経営戦略の実現に貢献できるようSTELLA CUBEの付加価値増大に努め、さらなる参加銀行の拡大に向けて、STELLA CUBE事業を推進します。

背景・概要

STELLA CUBEは、多くの実績を有するNTTデータの次世代バンキング・アプリケーションである「BeSTA®（ベスタ）」注1を使用した地方銀行・第二地方銀行向け共同利用型センターです。2011年10月のサービス開始から長年にわたり時代に合った最新の金融システムへ進化し続けることで参加行のニーズに応えるとともに、安定運用しています。
清水銀行は、STELLA CUBEを利用することで、お客さまのニーズに合った商品・サービスをこれまでよりも迅速かつ安定的に提供するとともに、システム開発コストや運用負荷低減による経営基盤の強化を図ることが可能となります。加えて、拡張性・接続性の向上によりさまざまなサービスとの連携を強化することで柔軟なビジネス戦略の展開が可能となります。
STELLA CUBEと合わせて勘定系端末ソフト「BeSTAlinc®」注2の利用を開始し、変化し続ける営業店ニーズに対応していくとともに、現在提供中のインターネットバンキングサービス「AnserParaSOL®」（個人向け）、「AnserBizSOL®」（法人向け）などにおいても、STELLA CUBEとの親和性を生かして多様化する顧客ニーズへの対応を加速します。

今後について

NTTデータは、今後も安心・安全・安価に永続的なバンキングサービスの提供を実現するため、「PITON™（ピトン）注3」を活用した勘定系システムのオープン化注4や統合バンキングクラウド注5の適用の検討など、STELLA CUBEの付加価値増大に努め、さらなる参加銀行の拡大に向けて、STELLA CUBE事業を推進します。
また、NTTデータが推進する「Open Service Architecture」注6のコンセプトに基づき、従来の金融システムの安全性・信頼性を保ちつつ、当社が提供するさまざまなサービスとの連携やデータ活用など、社会変化への適用性と機動性を備えた金融インフラを提供し続けることで金融機関ならびに金融機関の取引先のDX戦略の加速に貢献していきます。

「STELLA CUBE」の参加行（2024年5月6日現在）

「STELLA CUBE」参加行およびサービス開始時期は次のとおりです。（銀行名の表記はサービス開始時期および五十音順、敬称略）

参加銀行 （11銀行） 「STELLA CUBE」サービス提供開始月
株式会社 きらぼし銀行 2011年10月（サービス提供中）
株式会社 但馬銀行 2012年5月（サービス提供中）
株式会社 富山銀行 2012年5月（サービス提供中）
株式会社 長野銀行 2012年5月（サービス提供中）
株式会社 神奈川銀行 2012年7月（サービス提供中）
株式会社 東北銀行 2012年7月（サービス提供中）
株式会社 仙台銀行 2013年5月（サービス提供中）
株式会社 きらやか銀行 2015年5月（サービス提供中）
株式会社 福邦銀行 2019年1月（サービス提供中）
株式会社 名古屋銀行 2021年1月（サービス提供中）
株式会社 清水銀行 2024年5月サービス開始

「BeSTA」利用金融機関について（2024年5月6日現在）

NTTデータ提供スキームでの採用実績は以下のとおりです。（敬称略）

名称 金融機関数 金融機関名
NTTデータ「地銀共同センター」 13銀行 京都銀行、千葉興業銀行、岩手銀行、池田泉州銀行、愛知銀行、福井銀行、青森銀行、秋田銀行、四国銀行、鳥取銀行、西日本シティ銀行、大分銀行、山陰合同銀行
共同利用システム 6銀行 横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行、七十七銀行、東日本銀行、広島銀行
NTTデータ「BeSTAcloud®」 10銀行 荘内銀行、北都銀行、あおぞら銀行、福岡中央銀行、佐賀共栄銀行、長崎銀行、豊和銀行、宮崎太陽銀行、南日本銀行、沖縄海邦銀行
労働金庫 13金庫 北海道労働金庫、東北労働金庫、中央労働金庫、新潟県労働金庫、長野県労働金庫、静岡県労働金庫、北陸労働金庫、東海労働金庫、近畿労働金庫、中国労働金庫、四国労働金庫、九州労働金庫、沖縄県労働金庫

注釈

  • 注1 BeSTA（Banking application engine for STandard Architecture）は、ベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキング・アプリケーションです。
  • 注2 「BeSTAlinc（ベスタリンク）」は、「BeSTA」と連携して営業店における窓口業務や事務をサポートする勘定系端末ソフトです。
  • 注3 金融機関の勘定系システムなど、高い信頼性が求められるシステムを安全にオープン化できるフレームワークであり、メインフレーム向けに開発されたアプリケーションをオープン系の基盤上で稼動させることを可能とします。
  • 注4 オープン化サーバー製品を採用するなど、市場に提供されている汎用製品を主体としたシステム構成にすること。
  • 注5 2024年2月8日 報道発表「国内初の共同利用型勘定系システム向け「統合バンキングクラウド」の開発着手～地銀共同センターへの適用決定、日本最大のバンキングクラウドへ～」
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/release/2024/020800/
  • 注6 2020年10月7日 サービスインフォメーション「ニューノーマル時代に対応した新しい「金融ITオープン戦略～「Open Service Architecture ™」により、国内最大のAPIエコシステムを整備し、金融ITのオープンイノベーションを実現～」を発表
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/services_info/2020/100700/
  • 「STELLA CUBE」「BeSTA」「BeSTAcloud」「BeSTAlinc」「AnserParaSOL」「AnserBizSOL」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • 「PITON」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
西原
E-mail：nttdata-pr-inquiries@am.nttdata.co.jp

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
営業企画推進部
第一営業企画担当
坂口、渡辺、小島
TEL：050-5546-9446