NTTデータ、Sansanとの協業により企業のデジタル化支援を強化

~請求書受領から決済までをデジタル完結できる「TetraBRiDGE®」において、「Bill One」との自動連携を開始~

トピックス

2024年10月10日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、Sansan株式会社(以下:Sansan)と協業し、2024年11月より、「TetraBRiDGE®注1(テトラブリッジ)」とSansanが提供する請求書受領サービス市場シェア第一位注2の「Bill One注3(ビルワン)」において請求書データの自動連携を開始します。
NTTデータは2023年10月に、企業の請求書受領から決済までの業務をシームレスにデジタル完結するサービスとしてTetraBRiDGEの提供を開始注4し、企業の経理業務効率化を支援してきました。
このたび、TetraBRiDGEの自動連携先に新たにBill Oneが加わることで、Bill Oneを利用して請求書の受領業務をデジタル化している企業は、簡易なオペレーションで金融機関からの振り込みなど決済までの一連の作業を終えることが可能になります。
また、今回の取り組みを機に、今後は、セミナーの共同開催や提案活動などの協力体制を通じて、企業のデジタル化支援をともに推進していきます。

背景

インボイス制度の施行や電子帳簿保存法の改正をきっかけに、これまで紙でやりとりされていた請求書の電子化が進んでいます。一方、依然として人手を介したアナログな方法で請求書をやりとりしている企業が多く、経理業務の効率化を十分には進められずにいます。
TetraBRiDGEは、受領した請求書のデータをもとに、決済までをシームレスにデジタル完結することを最大の提供価値としており、請求書受領業務のデジタル化をともに推進していく事業者との協業拡大を進めてきました。
このたび、TetraBRiDGEとBill Oneとの自動連携を開始し、Bill Oneによる請求書のデータ化とTetraBRiDGEによる決済までのシームレスなデジタル完結というふたつのサービスをあわせることで、企業のさらなる経理業務効率化を推進していきます。

サービス概要

TetraBRiDGEは、受領した請求書のデータから支払いデータを自動生成し、同時に複数金融機関からの振り込みなどの決済をシームレスにデジタル完結できるサービスです。
まず、取引先企業から郵送やメールなどこれまで通りの方法・形式で送付された請求書をBill Oneで受領すると、請求書情報が正確にデータ化されます。その後、請求書データがTetraBRiDGEに自動連携されることにより、画面上で請求書の一元管理や簡易なオペレーションでの決済が可能になります。
これにより企業は、取引先企業に負担をかけることなく請求書受領から決済までの一連の経理業務をデジタル化し、効率化できるようになります。

図:TetraBRiDGEとBill Oneの連携イメージ

図:TetraBRiDGEとBill Oneの連携イメージ

今後について

NTTデータは、Sansanとセミナーの共同開催や提案活動などでの協力を通じて企業のデジタル化をともに推進していきます。
今後も多くの電子請求サービス事業者や会計サービス事業者、金融機関、業界サプライチェーンと積極的に協業することにより、広く利用されるプラットフォームへの成長を目指します。

参考・セミナーについて

請求書受領から決済までの経理業務のデジタル化による負担軽減ポイントならびに、「TetraBRiDGE」と「Bill One」の自動連携を活用した、シームレスな業務フローの構築方法をご紹介します。

セミナー名:
”とりあえずのデジタル化”の落とし穴
シームレスなシステム連携で実現する請求書業務の効率化
主催企業:
株式会社NTTデータ、Sansan株式会社
開催形式:
事前申込み制オンラインセミナー(Zoom)
開催日時:
2024年10月24日(木)14:00~15:00
お申し込み:
以下の特設サイトよりお申し込み下さい。
https://bill-one.seminarone.com/20241024_nttdata_1/event
参加費:
無料

注釈

  • 注1 TetraBRiDGEは、tetra:ギリシャ語の「4」とbridge:「架け橋」を組み合わせた造語です。TetraBRiDGEならびにNTTデータが、「バイヤー企業」「サプライヤー企業」「請求・会計サービス事業者」「金融機関」の4者をつなぐ架け橋になることを意図してサービス名としました。詳細については下記をご覧ください。
    https://tetrabridge.ne.jp/
  • 注2 デロイト トーマツ ミック経済研究所
    「驚異的な成長を続けるクラウド請求書受領サービス市場」(ミックITリポート2023年11月号)
    https://mic-r.co.jp/micit/2023/
  • 注3 Sansan株式会社が提供するBill Oneは、請求書受領、請求書発行、経費精算といった各領域における経理課題を解決するインボイス管理サービスです。請求書受領においては、郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、素早く正確にデータ化。請求書をクラウド上で一元管理することで、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化します。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応し、月次決算業務を効率化することで、企業経営における意思決定のスピードを加速します。
    https://bill-one.com/
  • 注4 請求書受領から決済までをシームレスにデジタル完結できる「TetraBRiDGE」を2023年10月より提供
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2023/091400/
  • 「TetraBRiDGE」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第三金融事業本部
イノベーション創発室
藤井、正木
E-mail:tetrabridge_idg@hml.nttdata.co.jp