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2016.3.31

Twitterのデータを競争優位の源泉へ

消費者に対して何らかのマーケティング施策を展開する際には、ターゲット層の嗜好や生活習慣を明確にとらえておくことが重要です。ところが、消費者の本音を聞き出し、その嗜好や行動を精緻にとらえるのは簡単ではありません。

そうした中で、消費者の嗜好・行動をとらえるための有効な一手として浮上してきたのが、ソーシャルメディア分析です。とりわけ、Twitterなどの人気ソーシャルメディアには、日々膨大な数の声(ツイート)が投稿されています。そうしたツイートデータを分析し、消費者の嗜好や考え、さらにはその変化をより正確に、かつタイムリーにつかもうとする動きが活発化し、その取り組みを効率化・高度化する手法に対するニーズが今も拡大を続けています。

【 近未来の展望と可能性 】ソーシャルメディアリスニングから次世代分析へ

ソーシャルメディア分析の現在の主流は、ソーシャルメディアの運営元が公開しているAPIを用いた「ソーシャルメディアリスニング」です。この手法を使い、自社の商品名やブランド名などを軸に時系列でツイートを収集・集計していくことで、プロモーション施策の効果測定や商品にまつわるトラブルの早期発見などが可能になります。

さらに、ソーシャルメディア上の全ツイートデータと多彩な分析技術を組み合わせることで、ソーシャルメディアリスニングの手法を超えた高度な分析が実現されます。

例えば、Twitterの全ツイートデータの分析を深めることで、Twitterユーザーの精緻なプロファイリング/ターゲティングが可能になります。また、ブランド力をリアルタイムに可視化(数値化)したり、グローバルな消費者の動きを把握したりすることもできようになるのです。

CRM、防災、金融分野での応用も

さらに、社内のCRMシステムにある顧客情報とTwitterのユーザーIDとを紐付けることで、顧客ごとの趣味・嗜好、あるいは変化に応じたマーケティングコンテンツの配信・配送が可能になります。

Twitterのツイートデータの位置情報・画像情報は、台風・竜巻などの自然災害の状況をつぶさにとらえるうえでも役に立つとされています。

また、Twitterは、クレジットカードの加盟店審査を効率化したり、経済情勢・景気動向を見定めたりするための情報源としても期待されています。


Twitterデータ活用の「次世代CRM基盤」×「オムニチャネル」

【 NTTデータの取り組み 】Twitterの全ツイートの活用でソーシャルメディア分析の高度化を推進

NTTデータでは、米国Twitter社との間で正規に契約を締結し、Twitterに投稿された全ツイートデータ──日本語以外の言語で投稿されたツイートを含むすべてのデータ──を「リアルタイム」に、かつ「過去データ」に遡って入手し、その分析データを提供することが可能です。

現在、そうした力をテコにしながら、顧客によるソーシャルメディア分析の高度化を支援し、さまざまな成果を上げています。

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