税務関連ソリューション｢達人Cube®｣の新サービスの提供開始 〜地方税の電子申告や税理士顧問報酬請求管理の業務を簡略化〜

株式会社NTTデータ(以下NTTデータ、本社：東京都江東区、代表取締役社長 浜口　友一)は、平成18年6月6日よりサービスを開始している税務関連ソリューション｢達人Cube^®(キューブ)｣について、新たに｢電子申告(地方税)｣、｢報酬請求｣の新サービスの提供を12月18日から開始します。
現在、『達人シリーズ』、『達人Cube』は、3,000ユーザを超えています。今後も、特に電子申告やセキュリティサービスの拡充をはかり、5,000ユーザの獲得を目指していきます。

【達人Cubeの概要】

NTTデータでは、本サービスの基盤となる『達人シリーズ』を2001年の提供開始以来、現在8製品をリリースしています。｢達人Cube｣では、大きく以下の4つを強みとして打ち出し、『達人シリーズ』の使いやすさを向上させるだけでなく、会計事務所の業務全般をきめ細やかに支援する数々の機能を提供しています。

1. 業務の効率化
   会計事務所では、記帳代行や税務申告を行うだけでなく、顧問先の経営を親身になってサポートし、顧問先の業績向上を担うコンサルティング業務を行う必要がでてきています。｢達人Cube｣では、本来会計事務所が重点をおくべき業務に時間をかけられるように、日々の手間がかかる業務の効率化を支援します。さらに、顧問先の会計ソフトやパソコン環境を遠隔指導できる機能で、より効率的な顧問先支援、サービスの向上も可能となります。
2. セキュリティの強化
   税務業務を行う会計事務所にとって、個人情報保護対策や情報セキュリティ対策は重要課題となっています。｢達人Cube｣では、ウィルス対策から、データの安全な送受信、税務情報へのアクセス権の設定まで、ご要望に応じたセキュリティ強化を可能にします。
3. ｢達人シリーズ｣の操作サポート
   初めて｢達人シリーズ｣をご利用のお客様で、操作方法がよくわからない等のお悩みをお持ちのお客様に対して、インターネット経由で操作方法を遠隔でサポートする機能を標準で用意しています。また、税務ソフトにつきものの税制改正ごとの頻繁なアップデート作業を自動化し、｢達人シリーズ｣の快適なオペレーションをお手伝いします。
4. 最新の税務情報
   精度の高い税務業務や、顧問先に効果的な経営指導を行うには、新しい税制などの税務の最新情報がかかせません。｢達人Cube｣では、こうした最新の税務に関する情報をまとめてご提供します。また、合併や統廃合で大きく変わる市町村民税や所轄の税務署情報などリアルタイムに更新されるデータベースで検索することができます。

【今回提供するサービスの詳細】

1.電子申告(地方税)
平成17年1月より開始されている地方税の電子申告。｢達人Cube｣でも地方税の電子申告に対応しました。本サービスを利用し、達人シリーズで作成した申告書のデータを電子申告用のデータに変換し、地方税ポータルセンタへ送信することが可能になります。また、申告書のデータ送信だけでなく、利用者の登録、メッセージの確認まで、地方税の電子申告で必要なすべての処理を、本サービスを利用し、簡単に行うことが可能です。なお、達人シリーズで対応している地方税の電子申告に対応しているアプリケーションおよび電子申告可能な手続きは、以下の通りです。

2.報酬請求
本サービスでは、顧問先に対して日々発生する請求・入金の管理を行うことができます。請求処理に不可欠な源泉税の集計・管理や入金消し込み処理も簡単な操作手順で行うことができます。｢顧問先元帳｣画面で、日々の取り引き情報を登録し、その情報を元に、請求書や領収書等の各帳票を印刷することができます。
また、｢達人シリーズ｣同様ネットワークに対応していますので、社内ネットワークを利用した複数台PCによる運用も可能となります。複数台のマシンにインストールする場合でも、追加のコストは必要ありません。

【今後のサービスの拡充について】

　今後もお客様のニーズにお答えできるよう、サービスの拡充に努めてまいります。現在、以下のサービスに対応していく予定です。

1. 電子申告の対応範囲の拡大および電子納税、電子申請への対応
2. 会計事務所サーバのセキュリティを担保するサービスへの対応
3. 個人住民税の税率等の税務情報の拡充

【価格】

　別紙価格表をご参照ください。

注　｢達人Cube^®｣は株式会社NTTデータの登録商標です。