ニュースリリース/グループ会社

2009年ニュースリリース

【別紙1:ウェブアクセシビリティチェックサイト HAREL®2.0が「2009年度 グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞】

 株式会社NTTデータが運営している「ウェブアクセシビリティチェックサイト HAREL®2.0」が、このたび財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2009年度グッドデザイン賞(Gマーク)」(産業・企業向けサービスシステム カテゴリー)を受賞しました。
 「ウェブアクセシビリティチェックサイト HAREL2.0」は、Webサイトをアクセシビリティ(注1)の観点でチェックし、その適合度を分かりやすく点数で表す無償サービスです。NTTデータは、アクセシビリティのチェック観点をルール化し、日本電信電話株式会社サイバーソリューション研究所の技術を用いてサービス化しました。URL入力、ファイルアップロード、HTMLソースコード入力を用いたチェック方法や170ものチェックルールを取り入れるなど、便利で精度が高いチェックが可能です。HARELを通して、アクセシビリティの考え方が多くの方に身近になっていくことを目指しています。
 2008年8月に一般公開し、10万件以上のチェック実績があります(2009年9月30日現在)。

【審査委員による評価】
 せっかく検索したサイトが大変使いづらくがっかりした経験はないだろうか ? 文字情報は検索エンジンで検索されるようになったが使い心地までは保障してくれない。そのようなサイトの使いやすさの質にまだばらつきの多い今でこそ、このような無料診断サービスは意義がある。ネット社会のアクセシビリティの底上げに貢献している点を評価したい。

【今後について】

 NTTデータでは今後、HARELを活かしながら、アクセシビリティに関する活動を株式会社NTTデータだいち(注2)と連携して推進していく予定です。なお、ユーザビリティを含めたユニバーサルデザイン全体の活動については、Axure RP(注3)および、画面プロトタイプを用いた要件定義技法の適用を主軸に、取り組みを進めていきます。

注1 「高齢者や障がい者など、心身の機能に制約を持った利用者であっても、誰もが、情報システムやサービス、ソフトウェア、機器で提供されている情報や機能・サービスなどに問題なくアクセス、または、利用できること」を意味します。
注2 2009年7月1日に設立した、障がい者雇用促進のためのグループ会社です。
注3 Axure Software Solutions, Inc.が開発した、画面プロトタイプをプログラミング無しで簡単に作成できるツールです。NTT DATA AgileNet L.L.C.が日本語版の販売代理店となっています。

本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部 岩内、風間
TEL:03-5546-8051
サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
技術開発本部
ソフトウェア工学推進センタ
菱木、松永、津野
TEL:050-5546-2303
ニュースリリースについて
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