NTT DATA Technology Foresight 2014を公開 ~ビジネスに革新をもたらす10種類の技術トレンドでITの近未来を展望~
2014年1月24日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータは、情報社会の近未来展望とITに関する技術トレンドを示す「NTT DATA Technology Foresight 2014」を、2014年1月24日より公開しました。
近年、テクノロジーは著しいスピードで進展しており、その影響でビジネス環境が急激に変化しています。事業を継続的に成長させるには、ビジネスにインパクトを与える革新技術を把握し、その技術をビジネスに適用することが重要です。
NTTデータでは、政治・経済・社会・技術の4つの観点からITの変化を捉え、「情報社会トレンド(近未来の展望)」と「技術トレンド」を毎年策定しています。最新2014年版となる「NTT DATA Technology Foresight 2014」では、4種類の情報社会トレンドと10種類の技術トレンドを策定しました。
背景
従来から、NTTデータでは"変化に対応した持続的な成長の実現"を目的として、10年後を見据えた先進技術の調査を実施してきました。未来像を示し技術やサービスを通じて社会全体の発展に貢献するため、2012年からトレンド情報の公開を始めました。2013年からは「NTT DATA Technology Foresight」と称して、「情報社会トレンド(近未来の展望)」と「技術トレンド」の2系統を本格的に発信しています。今回、海外グループ会社の有識者を多数追加した新しい検討体制を構築し、2014年版「NTT DATA Technology Foresight 2014」を策定しました。
トレンド情報
- 注詳細は別紙参照
NTT DATA Technology Foresight 2014 情報社会トレンド
- 個の影響力拡大が社会の変革を促進する
- オープンな共創や連携が加速する
- 価値の源泉は無形資産の活用へシフトする
- 持続性の確保と変化への迅速な対応が求められる
NTT DATA Technology Foresight 2014 技術トレンド
- 人間能力の自然な拡張
- 人間のモデル化
- モバイルセントリック
- 人工知能による知的処理
- 実世界センシングと分析
- スマートインフラストラクチャー
- 次世代Webアーキテクチャー
- 環境適応型ITシステム
- 多層サイバーディフェンス
- ラピッドデザイン技術
各トレンドの根拠となるデータや事例を含む、トレンドを記述したパンフレット冊子を3月末にリリース予定です。
特長
「情報社会トレンド」と「技術トレンド」の2系統で整理
政治・経済・社会・技術の4つの観点でITにまつわる動向を網羅的に分析し、情報社会の変化や今後の展望を示す「情報社会トレンド」と、潜在・顕在している有望技術の動向を示す「技術トレンド」の2系統に整理しました。また、公知情報の調査だけでなく、累計50名を超えるさまざまな分野の有識者注1へヒアリングを実施。毎年最新の情報を継続的に取り入れることで、鮮度の高いトレンドに仕上げています。
プライベートセミナーで事例を多数紹介、ビジネスの未来を共創
お客さまの立場に立った"ベンダーニュートラル"な取り組みとして、要望に応じてプライベートセミナーを実施します。プライベートセミナーでは、トレンドを裏付ける事例を業界問わず多数紹介した上で、トレンドを元にお客さまのビジネスの未来を共に創るための検討や意見交換を行います。2013年は34件のプライベートセミナーを実施しました。
図:プライベートセミナーでの事例紹介、未来を創る検討や意見交換の例
2030年の未来像を「未来コンテンツ」として映像と展示デモで具体化、トレンドをリアルに体感
NTT DATA Technology Foresightを元に、2030年における情報社会のイメージを映像とデモで具体化しました。豊洲イノベーションセンタINFORIUM(インフォリウム)にて体験することができます。
映像のショートバージョンを公開中
- 社会課題を解決するスマートソサイエティ(Youtube)(外部リンク)
- 人間の可能性を拡げるITコンシェルジュ(Youtube)(外部リンク)
- 超高速開発を実現する生産技術革新(Youtube)(外部リンク)
豊洲イノベーションセンタINFORIUMについて
INFORIUM(インフォリウム)は未来を予感させるプラットフォーム。お客さまの変革を導く"対話の場"となります。
今後について
NTT DATA Technology Foresightを用いてお客さまとともに未来像を描き、必要となる技術やサービスを開発することで、新しいビジネスの創出や社会全体の発展に貢献していきます。また、新技術や新サービスの発想が生まれた際は、その実現性や有効性確認のため、お客さまと共同で実証実験に取り組んでいきます。さらにお客さまのビジネスの視野をより一層広げるため、産業分野ごとに特化してビジネス領域に踏み込んだ「Technology Foresight業界編注2」を、2014年3月末を目安に整備する予定です。
注釈
- 注1大学教授、研究機関の所長や主要研究員、コンサルタント、ベンチャー企業のコアメンバーなど
- 注2"銀行向けTechnology Foresight"や"保険業界向けTechnology Foresight"などを想定
- 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
別紙
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
田中
TEL:03-5546-8051
内容に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
技術開発本部
企画部
和田、樋口、松下
TEL:050-5546-2308
E-mail:rdhkouhou@kits.nttdata.co.jp