みずほリサーチ&テクノロジーズおよびSecuritize Japanとの協業により、みずほ銀行向けに「デジタルエンゲージメントプラットフォーム」を構築

トピックス

2023年2月22日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間 洋、以下:NTTデータ)は、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(以下、MHRT)およびSecuritize Japan株式会社(以下、Securitize)との協業により、みずほ銀行向けにデジタルエンゲージメントプラットフォーム(以下、「本プラットフォーム」)を構築したことをお知らせします。みずほ銀行は本プラットフォームを活用して、発行体向けにデジタル特典付き社債の取扱いを開始しました。
本プラットフォームにおいては、ST領域におけるグローバルでの多様な実績の中で培ったプラットフォームの機能充実性とケイパビリティを評価の上、Securitizeサービスを選定しました。
今後もNTTデータはSecuritizeとのリレーションを深め、多様なデジタル証券基盤の構築を実現します。

背景・目的

従来の公社債などの金融商品の発行では、投資家の情報は証券会社などの販売会社のみが管理しており、発行体がタイムリーにその情報を取得することは困難でした。
本プラットフォームを構築することで、投資家に対する直接的なマーケティングの実施や、さまざまなデジタル特典やポイントの付与をタイムリーに行うことが可能となります。
将来的には、社債市場の拡大と活性化や社債以外の金融商品や非金融商品の取り扱いなど、多様なビジネスの広がりを目指します。

概要

本プラットフォームはSecuritizeが提供するプラットフォームを活用し、特典管理機能を実現しました。
これに伴い、発行体による「既存顧客の関係強化」「新規顧客との接点確保」が実現されます。

今後について

NTTデータは2021年よりSecuritizeと資本提携を行い、連携を強化しながらSTOビジネス拡大に取り組んできました。
今後もSecuritizeとともに、デジタル証券の多様なビジネス特性に応じた機能を拡充していくことで新サービスの提供を推進していきます。

株式会社NTTデータ 金融イノベーション本部 グローバルカスタマーサクセス室 デジタルビジネス統括部長 鵜澤 智之によるコメント

「本プラットフォームの構築により、みずほ銀行のビジネスの広がりに貢献できることを嬉しく思います。
またSecuritizeとのリレーション強化により、多様なデジタル証券ニーズに対応したサービス提供に取り組みたいと考えております。」

Securitize Japan株式会社 カントリーヘッド, ジャパン 小林 英至氏によるコメント

「今回の取り組みを通して、日本の大手金融機関であるみずほFGと共に日本の金融の発展に寄与できる機会を嬉しく思います。またNTTデータとの今後一層の連携強化により、更なるSTO事案の実現に取り組みたいと考えております。」

注釈

  • 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
金融イノベーション本部
グローバルカスタマーサクセス室
デジタルビジネス統括部
五十嵐、前田
E-mail:xgfsnkfstbkmlsyasai@hml.nttdata.co.jp