新生!NTTデータ アカデミア
「プログラミングでこんなに親子で笑顔になれるのかと、新しい発見だった。」
「普段ゲームばかりしている子どもが、ITと接する新たなきっかけとなり良かった。」
「終始楽しくあっという間に時間が過ぎた。体験が終わっても作品作りを楽しんでいた。」
これらは、NTTデータ東北が開催したNTTデータ アカデミアに参加した小学生の保護者の声です。NTTデータグループは、この6月に全国のグループ各社一丸となり、新たな小学生向けのIT教育プログラム「NTTデータ アカデミア」を立ち上げました。IT教育のさらなる推進のため、これまでグループ各社が、独自の取り組みとして提供してきた子どもたちへITの楽しさを体験する場を統合し、NTTデータ アカデミアとして一体的に提供していくものです。
単にプログラミングの楽しさを伝えるだけでなく、NTTデータグループが提供しているITサービスの事例を知ってもらうことで、プログラミングの先にあるITサービスとのつながりを学んでもらう機会を提供しているのが特長です。
初めてのオンライン開催
当日の様子
NTTデータ東北によるNTTデータ アカデミアは、コロナ対策として初めてオンライン形式で約10名の小学生を対象に開催されました。
プログラミングを学ぶ「プログラミングセッション」で小学生が取り組んだのは、打ち上げ花火のアニメーション制作。参加した子どもたちはあらかじめ用意されたイラストと自作のイラストを駆使して、花火の動画を作ります。プログラミングをすることで花火の打ち上がる間隔や音、そして花火の大きさを、自分の好きなように変化出来ることを知り、夢中になってアニメーション作りに取り組む姿が印象的でした。子どもたちが自ら花火のアイデアを考え、自らの手でアニメーション化していく姿を見て、保護者の方たちからも笑顔がこぼれます。プログラミングを通じてアイデアを形にすることが出来るプログラミングの魅力を、世代を超えて実感してもらえた瞬間でした。
IT活用事例を学ぶセッションでは、社員が講師となりNTTデータが取り組むデジタルアーカイブを紹介。開催地である東北に焦点を当て、仙台ゆかりの伊達政宗らの歴史に触れながら、それにまつわる500年前の書物を、WEBサイトを通じて実際に鑑賞してもらいます。何百年も前の古い書物を、まるで手に取って見ているかの様に高精細な画像で自宅に居ながらにして見ることが出来るのは、プログラミングの集大成であるITのしくみによるものであることを実感してもらいました。
プログラミングに自然にとけ込む子どもたち
プログラミングに夢中
NTTデータではこれまで定期的に、プログラミングを通じて子どもたちに自らのアイデアを形にする楽しさを伝え、未来への可能性を広げる支援をしてきました。約15年で3,000名近い小学生にプログラムを提供してきて印象的なことは、子どもたちのプログラミングに取り組む姿勢です。
私たちが「プログラミング」と聞くと、“難しくてわからない”“とっつきづらいもの”という反応をついしてしまいますが、子どもたちは“面白いことが出来る楽しい道具”としてプログラミングを自然に受け入れていきます。身の回りにあるものをなんでも遊び道具に変えてしまう、そんな子どもたちの柔軟さはここでも健在なのでしょう。今回のNTTデータ アカデミアでも、イベント終了後も更に難易度の高いプログラミングに挑戦しようと夢中になる子どもたちの姿がありました。
最近は、生まれたときからスマホやタブレットが身近にある、デジタル慣れした世代が主流となり、子どもたちが育つ環境も変わってきています。その一方で、活動を開始した当初から変わらないのは、課題を達成した瞬間の子どもの喜びの表情です。デジタル慣れした今の子どもたちが、小さなころからプログラミングに触れ、自分のアイデアを形にしていく喜びを知る。プログラミング教育の必修化によってこの先、どんなアイデアが形となり、私たちの暮らしの中に登場してくるか今から楽しみです。
NTTデータグループは、NTTデータ アカデミアを通じて、これからも子どもたちの探求心を育む機会を提供していきます。小学生の皆さまのプログラミングデビューの機会に、是非活用してください。
今年度は、NTTデータグループ各社でオンライン形式を中心に開催予定です。詳細は下記のサイトからご確認ください。
NTTデータ アカデミア ウェブサイト
https://www.nttdata.com/jp/ja/about-us/socialactivity/academia/