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2024.7.16

内外テック株式会社
サプライヤーと共に商社業界の課題であるScope3算定を解決する温室効果ガス(GHG)排出量可視化への取り組み

導入目的
  • ・サプライチェーン全体での取り組みを進めるため、グループ全体のScope1~3のGHG排出量算定
導入前の課題
  • ・サプライヤーの可視化状況が不明確でデータを収集するのが難しい
導入理由
  • ・シンプルでわかりやすい削減可能なScope3算定
  • ・サプライヤーと共に今後の削減計画を検討でき、顧客満足度へつながる仕組みが魅力

導入のきっかけ

~サプライチェーン内最大の排出量を占めるScope3まで含めたGHG排出量可視化に取り組む~

内外テックグループは、パーツ販売から設計・開発、組立、加工、メンテナンスサポートまで、長年の経験で培った技術で、最適なソリューションを提供することで、半導体関連企業を支えるリーディングカンパニーを目指しています。2024年5月には、新中期経営計画「MIRAI2026」を発表しました。技術の進化とイノベーションで社会に貢献し、ステークホルダーに認めて頂く会社を目指すと共に、社員が豊かで楽しく仕事ができる会社を目指します。

当グループは気候変動を重要な経営課題の1つとして認識し、グループが定める「環境方針」のもと、サステナビリティ委員会を設置し、脱炭素社会の実現に向けてお客様の省資源化、省力化、環境負荷低減を進めています。
近年、気候変動の影響が顕在化する中、サプライチェーン全体での取り組みを進めるべく、中期経営計画に「2040年 NET-ZERO」目標を策定し、サプライチェーン内において最大の排出量を占めるScope3まで含めたGHG排出量可視化の実現を目ざすこととしました。

導入理由

~サプライヤーと共にGHG排出量削減アクションを共創、顧客満足度へつながる仕組みが魅力~

当グループ内では自社の排出量の可視化は可能でした。しかし、Scope3のカテゴリ1、つまりサプライヤーの排出量については、算定していない企業や、算定結果を開示していない企業が多く、これらのデータを収集取得することが課題となっていました。
これらの課題を解決するためツールの選定を進めるなか、C-Turtleを知りました。C-Turtle導入の決め手は、Scope3カテゴリ1が非常に簡単に算定できることです。調達品目ではなく、サプライヤーとの取引金額をベースに算定する「総排出量配分方式」により、サプライチェーン各社の削減努力を反映することができ、GHG排出量削減への取り組みを共に検討することが出来るなど、削減に向けた具体的なアクションプランを立てやすいことが大きなメリットです。また、お客さまからもサプライヤーを巻き込んだ排出量可視化が可能なことを先進的な取り組みとして認めていただき、顧客満足につながる仕組みと考え、導入に至りました。

今後のビジョン

~CO2排出量の見える化が、サプライチェーン全体の排出量の可視化と削減への第一歩~

当グループは、気候変動を重要な経営課題の1つとして認識し、半導体関連企業を支えるリーディングカンパニーとして、脱炭素社会の実現に向けたお客様の省資源化、省力化、環境負荷低減に貢献したいと考えています。また、サプライヤーと連携し、サプライチェーン全体で環境負荷低減の実現を目指すことが必要と考えています。
今後は、ISO14001環境マネジメントシステムを中核としたEMS活動により、「2040年 NET-ZERO」目標の達成に向けたサプライチェーン全体の取り組みを実施してまいります。

問い合わせ先:
法人コンサルティング事業本部 サステナビリティサービス&ストラテジー推進室
mis-mfg3-green@kits.nttdata.co.jp

企業紹介

内外テック株式会社

内外テックは、半導体関連装置を中心に各種機械装置の製造に欠かせない、空気圧機器をはじめとする多種多様な機器や機械部品などを取り扱う技術専門商社です。
また、子会社の内外エレクトロニクスなどと一体となり、内外テックグループとして機械装置などの組立や保守・メンテナンスといった受託製造事業も行っています。
内外テックグループは、お客様であるメーカー各社にメカニカルソリューションを提供することで、世界のものづくりを支えています。

【C-Turtle®】の概要資料は、こちらからダウンロードください。

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