- 導入目的
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- ・プライム市場上場企業として自社及びグループ全体のScope1~3のGHG排出量算定
- 導入前の課題
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- ・算定に必要なデータが不明確であり、算定ロジックの理解に工数がかかってしまう
- ・データ収集の工数が膨大で算定負荷が高い
- ・ツールを使わず独自に算定する場合、算定負荷の高さから可視化そのものが目的となり、本来の目的である削減に向けた取り組みに注力することが難しくなる恐れがある
- 導入理由
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- ・サプライチェーン全体で繋がりを構築することが可能
- ・データ収集に要する稼働の削減など、算定負荷の低減により、GHG排出量削減に向けた取り組みへの注力が可能
- ・活動量の入力だけで排出量が自動計算されるシンプルで使いやすいツールであり、スムーズな算定が可能
導入のきっかけ
~企業のIT化を推進、気候変動対策をリードする企業としてGHG排出量の可視化に取り組む~
システナグループは、地球環境が人類共通の財産であり未来からの大切な預かりものであるという認識に基づき、サステナブルな取り組みの一環として、2004年からISO14001の認証を取得し、資源利用の低減とごみの排出削減に努めてきました。また、気候変動にかかる企業各社の対応のうちIT化にかかる部分はすべて当社の事業領域であり、当社の収益拡大は、お客様の業務効率化に貢献し、資源利用の低減とごみの排出削減へとつながり、当社の成長が気候変動を抑えることにつながると考えておりました。そして近年、気候変動問題に対する取り組みの機運が更に高まる中、プライム市場上場企業としてイニシアチブを取りグループ一体となってGHG排出量削減を図るため、まずは当社単体でのGHG排出量の可視化に取り組むこととしました。
導入理由
~算定負荷軽減により、GHG排出量削減に向けた取り組みへ注力可能~
当社はGHG排出量の算定を開始するに当たり、そもそもどのようなデータを収集しなければならないのか、実際に収集するためにはどれぐらいの工数がかかるのかを把握する必要がありました。社内で検討を重ね、GHG排出量可視化には膨大な数のデータと工数が必要であることを認識しました。このまま自力で取り組むと可視化が目的になってしまい、GHG排出量の削減計画の立案、脱炭素経営の推進といった本来の目的に集中できないことが課題でした。
このような課題を抱えていたところ、C-Turtleを知りました。C-Turtleはサプライチェーンの全体のつながりを構築し、サプライヤーへ問合せをするなど負担をかけずにGHG排出量をより簡単に算定することができます。C-Turtleを導入することで算定にかかる工数を削減し、課題であったGHG排出量の削減に向けた取り組みに注力することにつながるのではないかと考えました。また、活動量を入力するだけで、GHG排出量が自動計算されるなどツールの使いやすさも決め手の一つです。
今後のビジョン
~C-Turtleを活用しグループ全体でGHG排出量可視化と削減を推進、気候変動問題へ貢献~
2025年度までに当社単体でのGHG排出量の可視化を進め、削減に向けた目標の設定、取り組みを推進してまいります。そのために、C-Turtleを活用し、ゆくゆくは当社単体だけでなくシステナグループ全体にGHG排出量の可視化から削減への取り組みの幅を広げ、事業活動を通して省資源・省エネルギーに貢献すると共に、気候変動問題への貢献に真摯に取り組んでまいります。
企業紹介
株式会社システナ
システナグループでは、自動運転・車載システム、社会インフラシステム、Webビジネス向けシステム、IoT関連システムおよびロボット/AI、モバイル機器等のソフトウェアの開発・品質検証、金融機関向けシステム開発、システムの運用・ヘルプデスク、IT商品の販売およびシステムインテグレーション、クラウドサービスの提供やゲームコンテンツの開発など、システムの企画・設計・導入から保守・ユーザーサポートまでのトータル・ソリューション・サービスを提供しています。
【C-Turtle®】の概要資料は、こちらからダウンロードください。
問い合わせ先:
法人コンサルティング事業本部 サステナビリティサービス&ストラテジー推進室
mis-mfg3-green@kits.nttdata.co.jp