出会いから共創へ
ヨクト株式会社（以下ヨクト社）との出会いは2023年11月に名古屋のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」で開催されたイベントでした。
「ヘルスケア共創ラボ」ではマインドフルネス、メンタルウェルビーイングに注目していますが、このイベントでIT×ヨガの力で体と心の健康への道のりをサポートするソリューションを提供するヨクト社と出会いました。遠隔の人でもインストラクターからパーソナルな指導を受けることを可能にする画期的なIoTヨガマットに取り組まれていると知りました。「体験・実感」から新しいビジネスを創造する場である「ヘルスケア共創ラボ」との親和性があることから、ヨクト社社長の河野氏との複数回の来訪・面談を経て、IoTヨガマットのリリース記念イベントの計画を進めました。
重心が可視化できるヨガマットのリリースが世界初である（2022年7月ヨクト株式会社調べ）
yoctoMat®とは
「yoctoMat®」はヨクト株式会社が開発した利用者の姿勢や重心を測定できる、重圧を感知するセンサーを搭載したヨガマットです。同社が開発するアプリ「yoctoApp」を通じて、マットから送信された重圧データを可視化し、測定できるというものです。インストラクターは可視化されたデータに基づき遠隔レッスン受講者へのパーソナルなアドバイスができるようになり、レッスン受講者は感覚に頼らず自分のクセやバランスを理解し向上感を得ることができるようになります。
ヨガマット体験会×ヘルスケア共創ラボで「体験してみたらわかった」
2024年6月13日にリリースされた「yoctoMat®」。このリリース記念イベントとして「ヘルスケア共創ラボ」にて体験会を実施しました。
体験会では、このマットを用いてインストラクターによるオンラインレッスンを実施。体験者は遠隔地のインストラクターからモニター経由で姿勢などをチェックされ、アドバイスをうけていました。体験者からはオンラインレッスンの満足度向上につながるとフィードバックがありました。また、インストラクターの方からも指導の質の向上が見込まれるとのコメントが寄せられました。
NTTデータ 第三金融事業本部保険ITサービス事業部戦略デザイン室
石黒 由佳
今回の体験会では、パートナー企業やスタートアップ企業と連携して、先進的技術や製品を企業だけでなく、一般生活者向けにも分かりやすく、かつ広く認知して頂けるよう、実際に体験できる体験型企画を立ち上げました。
『ヘルスケア共創ラボ』の起源でもある、『百聞は一験に如かず』の通り、実際に体験頂くことにより、製品の良さが伝わりやすく、yoctoMat®もコンセプトや利便性を参加者に実感いただくことができました。また、その場でアイディアや意見交換ができることから、参加者より直接、共創の検討材料を得ることができました。
今回の体験会のように、『ヘルスケア共創ラボ』の“共創の場”としての役割や期待感は大きく、引き続き、パートナー・生活者・NTTデータ、三者一体となって共創事例を創っていきたいと考えています。（石黒）
ヨクト株式会社 代表取締役
河野 敬文 氏
リリース記念イベントを『ヘルスケア共創ラボ』とコラボできたことをうれしく思います。
カラダとココロ、どちらも健康な状態だと幸せですよね。自身がヨガに触れる中で自分の体の状態、心の状態への意識が高まりました。自身の実感も通して、『すべての人々が笑顔に生きられるようにITとヨガの力を使って自分にあったヨガのレッスンを誰もが気軽に安心して取り組める世界』を実現し、心身の健康な人を増やしたいと考えています。
yoctoMat®を『ヘルスケア共創ラボ』を通じて広く体験いただき、製品へのフィードバックをサービス向上とNTTデータとのビジネス共創検討のインプットとしたいと考えます。（ヨクト株式会社 河野 氏）
今回の体験会は「yoctoMat®」の先進的な機能を体感いただくヨクト社とのコラボ企画として開催しました。
NTTデータ「ヘルスケア共創ラボ」では、今後もこうした一歩先の未来を体感できるソリューションをご紹介し、皆様とのビジネス共創につなげていきたいと考えます。
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