ニュースリリース/グループ会社
【別紙2：「非機能要求グレード検討会」が「2009年度 グッドデザイン賞（Gマーク）」を受賞】
株式会社NTTデータ、富士通株式会社、日本電気株式会社、株式会社日立製作所、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社、沖電気工業株式会社の6社が共同で推進する「非機能要求グレード検討会」が、このたび財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2009年度グッドデザイン賞（Gマーク）」（産業・企業向けサービスシステム カテゴリー）を受賞しました。
システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会（略称：非機能要求グレード検討会）は、お客様業務をシステム化する際にその実現レベルに大きく影響する情報システムの応答速度などの性能や障害時の耐性などに代表される非機能要求についてお客様と開発ベンダの両者で共通認識をもてるようにする方法を共同検討する会です。検討会の最新情報とアウトプットである「非機能要求グレード」は公式WEBサイト (URL：http://www.nttdata.com/jp/ja/nfr-grade/index.html) にて公開しています。
- 【審査委員による評価】
- システムを開発する際の要求定義には、どんなに詳細に機能を記述してもあいまいになってしまう部分が残る。グレードの要求定義は発注者の主観に基づくため、どうしても誤解の温床になりがちだ。NTTデータを中心とする検討会が目指したのは、これまであいまいな形容詞でしか表現できなかったグレードを数値化により、定義する試みである。安全性や耐久性に関わるシステムを構築する上では、必要不可欠な基礎的な試みである。地味に見えるが、影響力は大きい。
【今後について】
2008年4月の発足より活動してきた本検討会の取り組みが評価され、活動の目的である非機能要求の見える化がシステム構築に必要不可欠な試みであることが社会的に認められました。今後は、「非機能要求グレード」を業種・業態を問わず多くの発注者や受注者に幅広くご利用頂けるものとすることを目指して、本検討会の活動を推進します。
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