岩手銀行に「AIサクセスプログラム」を提供開始

背景

岩手銀行は、第21次中期経営計画（本年3月末発表）の中で『お客さまの課題解決と地域社会の持続的成長を牽引する価値共創カンパニー』を長期ビジョンとして掲げています。
岩手銀行では、その実現に向けて、データ利活用の基盤となるインフラ（基盤・人材）の検討を進めており、情報資産活用による価値共創やライフイベント/長寿社会に応じたサービス提供の実現を目指しています。
NTTデータは上記検討を支援すべく、岩手銀行へ“AIサクセスプログラム”を提供することとなりました。

岩手銀行での取り組み

NTTデータが提供するAIサクセスプログラムの一つである、AI勉強会やDataRobotを利用した機械学習モデル作成のアドバイザリ支援を通じて、データサイエンスのノウハウ習得を行っています。今後は“テーマ創出ワークショップ”を通じて、全社でのデータ利活用のテーマを策定し、幅広い業務・顧客サービスへのAI活用を検討していきます。
また、上記取り組みを通じて、第21次中期経営計画で目標としている『2025年度までに10名のデータサイエンティストの育成』の実現を目指します。

“AIサクセスプログラム”の概要

NTTデータは、さまざまな業界向けにAI活用・データの民主化を実現するデータ分析基盤の提供を進めるとともに、お客さま企業のデータドリブンカンパニーへの変革（“デジタルサクセス”）に向けて、AI・データ活用のためのコンサルテーションからデータサイエンス、データ活用のためのテクノロジーまでトータルに提供しています。
その中で、NTTデータはDataRobot, Inc.^注4と、2020年に資本業務提携し、AI・データ活用を起点にお客さまのビジネスの成功を支援する「AIサクセスプログラム」を提供開始しました。
NTTデータのデータサイエンティストが、AIサクセスプログラムを通じて、お客さまのビジネス課題の解決を目指し、テーマの創出からモデル構築、ビジネス運用、社内展開まで一気通貫での伴走支援を実施します。

図：AIサクセスプログラム

今後について

NTTデータは、本取り組みを通じ岩手銀行によるデータ利活用を通じたサービスと価値の提供の実現を支援していきます。また、獲得したノウハウや成功事例を地銀共同センター参加行はじめ展開、参加行のデータ利活用促進を支援することで、地銀共同センターのさらなる価値拡大に取り組んでいきます。