「データに基づくプロアクティブなマネジメントへの変革を実現する」SnowflakeとInformaticaを採用したデータ活用基盤を構築

概要

当システムでは、経営に資する膨大なデータをタイムリーに収集し管理する基盤とそのデータ分析環境を抜本的に再構築しました。これにより、データ主導の意思決定や全従業員による積極的なデータ活用を実現する、データドリブン経営およびデータ民主化を推進します。この新たなシステムが提供する具体的な価値は以下の通りです。

• さまざまなデータのタイムリーな収集、蓄積、活用による事業環境の変化に対するビジネスアジリティの向上
• 脱サイロ化による業務横断的なデータ統合と多角的な経営・業務分析による意思決定の質の向上
• 全社一元的な経営モニタリング基盤の提供による各部門のパフォーマンスの把握や比較分析の容易化・迅速化
• 将来の業績予測や各種リスク予兆等の経営インサイトの創出・提供によるプロアクティブなマネジメントプロセスへの変革
• セルフサービス型のユーザビリティの高いデータ活用環境の提供によるデータの民主化と業務変革・イノベーションの促進

NTTデータグループはProject GAIAにおいてすでにServiceNowを採用した基幹システムの運用を開始しています^注2。当システムは基幹システムに蓄積した財務・会計、人事などの各種データを分析へ活用し、データ活用による経営管理の高度化を実現します。詳細は、Project GAIAのウェブサイトをご覧ください。

図：Project GAIAの全体像

今後について

Project GAIAでは、今後のSnowflake、Informaticaを活用したビジネスの拡大に対応するため、NTTデータグループの膨大な業務データを変換・加工し最適なデータウエアハウスを構築する複雑なデータモデリングをSnowflakeおよびInformaticaで実装する開発経験を積んだ約50名のエンジニアを育成しました。今後、これらのメンバーがDX（デジタルトランスフォーメーション）とEX（エンプロイーエクスペリエンス）向上を実現するスペシャリストとして、お客さまの価値創出に貢献します。

エンドースメント

「Snowflakeは、株式会社NTTデータグループのProject GAIAの業務プロセス変革における分析環境の実現と経営情報の可視化を担うGAIA.dataにおいて、InformaticaとSnowflakeを採用したデータ活用基盤を構築したことを心より歓迎いたします。
NTTデータグループは、2020年2月のソリューションパートナー契約締結以降、NTTデータグループのアジア太平洋・日本地域においてお客さまのビジネス成果の創出、新しいユースケースの開拓、業界をけん引するリーダーシップ性やマーケット戦略、技術的専門知識の高さなどを高く評価され、4年連続で「SnowflakeのAPJ System Integrator Partner of the Year」を受賞されています。また2022年7月には、Snowflake推進室を設置され、Snowflakeのプレゼンス向上や収益に大きく貢献している国内屈指のSnowflakeのパートナーでもあります。
NTTデータグループのこれまで培った実績や業務ノウハウとInformaticaとSnowflakeの組み合わせにより、データ主導の意思決定や全従業員による積極的なデータ活用を実現する、データドリブン経営及びデータ民主化を推進すると確信しています。」
Snowflake株式会社 執行役員 パートナー営業本部長 渡辺 浩志

「NTTデータグループ様のProject GAIAのデータ活用基盤として、インフォマティカのAI搭載プラットフォームIntelligent Data Management Cloud™（IDMC）を選定いただいたことを大変嬉しく思います。NTTデータグループ様のデータに基づくマネジメント変革や事業拡大を引き続き支援させていただくと同時に、より多くの共同顧客の価値創出を推進できるよう、ビジネスパートナーとしてさらに緊密に協業を進めてまいります。」
インフォマティカ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 小澤 泰斗