「ウラノス・エコシステム」による自動車および蓄電池サプライチェーン企業間でのデータ連携サービスが、「第54回 日本産業技術大賞」の最高位「内閣総理大臣賞」を受賞
トピックス
2025年4月8日
株式会社NTTデータグループ
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータグループ(以下:NTTデータグループ)と株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、一般社団法人 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(以下:自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター)、株式会社ゼロボード(以下:ゼロボード)、株式会社dotD(以下:dotD)と共同で開発した、「自動車および蓄電池サプライチェーン企業間でのデータ連携サービス」の成果が認められ、日刊工業新聞社が主催する「第54回 日本産業技術大賞」において、最高位となる「内閣総理大臣賞」を受賞しました。

図:授賞式の様子(写真:日刊工業新聞社提供)
日本産業技術大賞とは
「日本産業技術大賞」は、その年に実用化された革新的な大型産業設備・構造物や、先端技術の開発、実用化で顕著な成果を挙げた企業・グループを表彰し、産業界や社会の発展に貢献した成果をたたえるとともに、技術開発を奨励することを目的として1972年に創設されました。産業の高度化およびシステム化技術時代を迎えた今日にふさわしい「総合技術を結集した成果」を表彰の対象とし、今回が54回目となります。
受賞概要
自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター、NTTデータグループ、NTTデータ、ゼロボード、dotDの5社は、共同で開発した「自動車および蓄電池サプライチェーン企業間でのデータ連携サービス」の成果が認められ、「第54回 日本産業技術大賞」において、最高位となる「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
受賞対象
「『ウラノス・エコシステム』による自動車および蓄電池サプライチェーン企業間でのデータ連携サービス」
2024年5月16日より提供開始した本プラットフォームは、経済産業省が提唱する、国境や業界をまたぐ横断的なデータ連携基盤の構築により、社会課題(カーボンニュートラル、サーキュラー・エコノミー等)や経済課題(パンデミック等によるサプライチェーン断絶、経済安全保障等)の解決および産業発展を目指す官民連携イニシアティブ「ウラノス・エコシステム」のファーストユースケースであり、将来的にさまざまな産業へ展開し、国外でも幅広く利用される次世代の情報インフラを目指すものです。
当社は本スキームにて、データ主権の考え方に基づき、企業が保有する機密情報を保護しながら、安心安全に企業間でデータを連携するデジタル技術を実用化しました。本技術を活用し開発した、自動車および蓄電池サプライチェーンの企業で共同利用するデジタルプラットフォームをサービス提供しています。
今後について
NTTデータグループとNTTデータは、今後も「ウラノス・エコシステム」の発展に寄与することにより、自由で安全な企業間のデータ連携の普及を通じた、社会課題、経済課題の解決と産業発展への貢献を目指します。
関連リンク
産業データの安全な流通を実現する連携プラットフォームの提供開始 | NTTデータグループ - NTT DATA GROUP
データスペース | NTTデータ - NTT DATA
第1回 カーボンニュートラル実現に「新しい競争軸」 | ウェビナー | NTTデータ - NTT DATA
第2回 蓄電池における資源循環の取り組み | ウェビナー | NTTデータ - NTT DATA
注釈
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本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
第一インダストリ統括事業本部
自動車事業部
第二ビジネス統括部
松枝、水谷
TEL:050-5546-8541
株式会社NTTデータ
公共統括本部
第三公共事業本部
デジタルプラットフォーム事業部
第一システム統括部
第一営業担当
田口、増田
TEL:050-5546-2910
株式会社NTTデータ
公共統括本部
第一公共事業本部
パブリックサービスデザイン事業部
企画統括部
営業担当
武田、西端
E-mail:trusted-ds@kits.nttdata.co.jp
株式会社NTTデータグループ
技術革新統括本部
Innovation技術部
濱野、金子、北條
E-mail:trusted-ds@kits.nttdata.co.jp